タイトル | μ&i |
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原作・漫画 | きただりょうま |
出版社 | 集英社 |
人類が新しい命を産み出す
能力を失ったある年。
大学生・安代孝志郎は
ある日ひょんなことから
記憶を失った少女・μ
(みゅう)を預かる。
一見ごく普通の少女だが
その正体はーー
新鋭の漫画家・きただ
りょうまが描く壮大な
SF・ファンタジー!
μ&iのあらすじ紹介
月の崩壊以降
新しい命を産み出す
能力を失った世界…。
主人公・安代孝志郎は
ある日ひょんなことから
記憶を失った少女・μ
(みゅう)を預かる。
みゅうを預けたのは
父・玄人(くろんど)の
助手と名乗る忍戸伽夜。
生命学を研究していた
玄人は現在失踪中で
今どこで何をしているのか
孝志郎は全く知らない。
玄人の行方も聞けないまま
伽夜はさっさとその場を
去ってしまった。
こうしてしばらくの間
みゅうの面倒を見る
孝志郎だったが
彼女はただの少女ではなく
人類で唯一命を産み出す
”突然変異”で…!?
μ&iのネタバレと今後の展開は?
幼いみゅうの力は
とてつもないもので
くしゃみをするだけでも
破壊力があります。
出会って早々
”くしゃみ一つ”で
飛ばされた孝志郎。
その際室内もひどく
散らかってしまいます。
ひとまず片付けたところで
孝志郎はみゅうは一体
何者なのか尋ねます。
しかしみゅうの答えは
空回りするものばかり。
どうして預けられたのかも
覚えていない様子でした。
困っていると
孝志郎とみゅうのお腹が
グゥーッと同時に鳴ります。
「とりあえず飯…食うか?」
料理が得意な孝志郎は
手作りを振る舞います。
みゅうは一口食べた途端
おいしいと目を輝かせ
ガツガツ頬張ります。
「みゅうがいつもたべてたのは
ぜんぜんおいしくなかった…
……きがする……」
「本当に何も覚えていないのか?
今までどこに居たとか…
例えば家族のこととか」
「かぞく…なんでみんな
かぞくがいるの?」
孝志郎はみゅうの問いに
答えが詰まってしまいます。
その時やっぱり子供は
苦手だと思いました。
「ほら、これでも食って
大人しくしてろ」
少し気まずくなったので
みゅうにプリンを与えます。
するとみゅうは
現象ではありえない
不思議な食べ方をして…。
μ&iの読んでみた感想・評価
月の崩壊をきっかけに
人類は繁殖機能を失い
世界から子供が消える…。
こういう設定って
面白くていいですね!
最初表紙絵を見た時
萌え系のまんがかな
と思っていましたが
予想していた以上に
壮大でよかったです!
ただ少し難しくて
理解するのに時間が
かかりましたが……
物語のテンポが良く
面白かったです。
子供だけど子供じゃない
特別な存在・みゅうが
不思議でしたね~。
みゅうはいつどこで
生まれたのか?
元々人間だったのか
それとも人造人間?
みゅうについては
謎が深まります…。
主人公・安代孝志郎が
いかにも理系男子っぽくて
魅力あるキャラクターでした。
料理が得意な理由も
数字は裏切らないからって
理系男子らしい答えですよね。
大学では生命工学部で
現在の不妊の原因を研究
していると書いてありました。
孝志郎の頭の中は
相当賢いんだろうな~!
父・玄人もとても賢く
博士と呼ばれていましたね。
現在孝志郎を置いて
失踪中というのが
気になります…。
これからの展開に
注目したい作品です!
μ&iはこんな方におすすめな作品!必見
壮大なSF・ファンタジーの
作品を読んでみたい…。
そんな方には
「μ&i」を推します!
本作は繁殖機能を失くした
近未来の世界を舞台に描く
壮大なSF・ファンタジー。
手がけるのは
『ド級編隊エグゼロス』の
漫画家・きただりょうまさん。
萌え系の可愛らしい絵が
素敵で魅力があります!
少しアダルトチックですが
過激ではありません。
本作でもμ(みゅう)という
謎深き少女が登場します。
彼女も可愛らしいです!
主人公の父の助手
忍戸伽夜も美人さん。
ちなみに彼女の名前は
”おしとかや”です。
…”おしとやか”と一文字
違って面白いですよね。
きたださんはもしかすると
狙って名付けたのかな。
本作は誰でも楽しめる
SF・ファンタジーなので
安心して読めますよ~!
可愛い女の子が好きだけど
SF・ファンタジーは苦手…
という方は難しいかも…!?
設定が設定なだけに
普段聞き慣れない言葉が
たくさん出てくるので…
SF・ファンタジーを初めて
読む方からすると難易度が
高いと思います。