タイトル | うちのクラスの女子がヤバい |
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原作・漫画 | 衿沢世衣子 |
出版社 | 講談社 |
ある高校のクラスで
女生徒だけある能力が生まれる。
それは「無用力」という力。
それはほぼ役には立たないが
何かが起きることで突然力が
目覚めて何かを起こす。
でもそれはほぼ無害のため
大事にはならない。
そんなクラスのヒューマンドラマ。
うちのクラスの女子がヤバいのあらすじ紹介
無用力が生まれるクラスで
はじめに無用力が生まれた
女生徒の八麻利(やまり)。
彼女は何故か毎日遅刻寸前で
教室に入ってくる。
そしてある日クラスメイトが
無くなった教科書を探していると
八麻利は「バッグをにあるかも」と言う。
クラスメイトがその中をみると
その中に教科書が入っていた。
クラスメイトは「冴えているねぇ」の
言葉で終わり彼女の方を向いて驚く。
彼女は顔を真っ青にし今にも倒れそう。
そして椅子から崩れ落ちた・・・。
八麻利はどうしたのか!?
これが無用力なのか!?
うちのクラスの女子がヤバいのネタバレと今後の展開は?
倒れた翌日も八麻利は例のごとく
遅刻寸前で教室に飛び込んできた。
そこで八麻利は同じクラス委員の
男子生徒をみて距離を置いた。
その後も話し掛けても他人行儀で
ホームルームでも中々近づいてはこない。
なぜだか分からない男子生徒。
自宅に帰り同居している友人に
今日のTシャツ似合っていると
言われ何となく気づく。
「寄らばはらわた引きずり出す」
と彼のTシャツには刺繍されていた。
シャツからこのTシャツが
透けて見えることがあると
思うかと友人に尋ねる。
だが友人はそんなこと絶対に
ありえないと彼に言う。
「うちのクラスの女子なら
ありえるかもしれない・・・」
そこで翌日Tシャツに見えているなら
合図をしてくれという文字を書き
クラスに行く。
そして当然のように八麻利は
遅刻をしてきて彼を見ると
動きが止まり合図をしてきた・・・。
やはり見えていたのだった。
そこで八麻利に聞くと心拍数が
上がると人や物が透けて人形模型
くらいまで透けるという。
ただやはり特別な力では
ない無用力だった・・・。
次の無用力開花はだれなのか?
うちのクラスの女子がヤバいの読んでみた感想・評価
何かとても変わったマンガで
読んでいて楽しかったです。
無用力という能力ですが
とても良く考えられていて
非常に興味深かった。
それも男子だけはこの力を
授かること無く女子のみの力。
私たち男からしたら思春期の
女性ほど考えがわからない
人達はいませんでした。
本当にこの頃の女子は多感で
前日に楽しく話をしていたかと
思えば次の日は冷たい態度をしてくる。
それを突っ込んでも「別に」など
たった一言で終わってしまうのもザラ。
それで次に話し掛けられてきて
同じような態度をこちらがすると
クラス中に知れ渡り非難の中心になる。
まぁ面倒でしたね(笑)
それこそこの漫画のように
何か能力をもっているんじゃ
ないかと思い出しましたね。
でもまあ女性は魔性と
よく言いますからそれが
いいのでしょうが・・・。
結構訳がわかりませんが
このようなシュールなマンガは
非常に面白いです。
読み始めたら間違いなく
最後まで読んでしまう作品でした。
それほどまで面白いです。
うちのクラスの女子がヤバいはこんな方におすすめな作品!必見
ある高校の1年1組のみにでる
「無用力」と言う能力で様々な
話をしていく物語です。
ハッキリ言ってかなり面白いです。
最初はただの厨二病っぽい作品
だと思いながら読んでしまいましたが
結構早目の段階で考えは変わります。
最近は中々こういう思いっきり
思春期物のマンガが少なくなって
きてるような感じがします。
なのでかなり楽しめるマンガです。
作中に出てくる力の無用力ですが
本当に何の役にも立たないのでそれが
女性の内面を表しているように感じました。
女性は人間関係を保ったり作るのに
非常に面倒くさいとよく聞きました。
私たち男から見るととても仲が
良さそうですが中身は葛藤の毎日
らしいですね。
私の娘はまさにこの真っ最中らしいです。
本当は仲がいい子と遊びに行きたい
のですがそのグループから誘われると
断れないと嘆いています。
「そんなの断ればいいじゃん」
と私が言ったらすごい形相で
キレてきますよ(笑)
もう有無も言わさず謝りますよ私は(笑)
なので今はなるべく口を出さない
ように静観しています。
静観しているとまた怒られるのですが・・・。