タイトル | うちの大家族 |
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原作・漫画 | 重野なおき |
出版社 | 双葉社 |
ごく普通の平和な一家。
しかし他と少し違うところは、
その一家は三男五女と父親一人、
犬一匹の大家族!
毎日がハプニングの連続で
家事手伝いの長女、愛子も
癖だらけの兄弟の世話に大忙しの毎日。
千葉県が生んだ大家族の
賑やかな日常を描いた、
兄弟のいる人には共感間違いなしの
賑やかコメディ四コマです。
うちの大家族のあらすじ紹介
長女愛子は三男五女と、父親、
さらに犬一匹の大家族
内野家の長女(22歳)。
母親は早くに他界し、
長女の愛子がまだ幼く世話の焼ける弟、
妹たちの世話や家事を受け持っています。
その他に、長男、音也。
次男、大吾。
次女、キリカ。
三女、智佐。
四女、みゆみ。
三男、とおる。
五女、リン。
そして父親の茂雄と
愛犬フランダース。
それぞれ個性豊かで性格も
見ている方向もバラバラな
大家族の退屈しない賑やかな日常と
家族の暖かさを感じる作品です。
うちの大家族のネタバレと今後の展開は?
長女愛子はもともと北海道の大学に
通っていましたが、
母の病死から大学を辞め、
まだ幼い弟妹の世話をするために
実家の千葉へ帰ってきました。
とても美人で気さくな愛子ですが、
自分よりも家族の幸せが
私の幸せを口癖に、
毎日一生懸命弟妹たちの世話を
しています。
その他にも音楽が大好きで
毎日ギターに明け暮れる
スーパーポジティブな長男、音也。
野球と子供向け少女アニメに
青春を捧げる少し太めな体形の次男、
大吾。
今時女子高生ながら趣味は少し
年よりくさい次女、キリカ。
勉強が趣味と言っても過言ではない
思春期真っ盛りの三女、智佐。
引っ込み思案で人見知りな四女、
みゆみ。
不思議系で何を考えているか
分からないマイペースな三男、とおる。
好奇心旺盛で元気いっぱいの五女、
リン。
そして影が薄い一家の大黒柱の父、
茂雄と噛み癖の激しい
愛犬フランダース。
どれも個性的で一人一人が
主題となった話など、
四コマながらそれぞれの人間性や
家族の暖かさなどを
コミカルに描かれています。
うちの大家族の読んでみた感想・評価
現在同じ千葉に住んでいるので、
このうちの大家族の漫画は
本当に大好きです。
テレビのドキュメンタリーや
特集などでよく見かける
大家族についてのリアルな生活模様や
兄弟達のくだらないけど
笑えるやり取りなどが
面白おかしく描かれていて、
それを四コマで読みやすく
しているところが魅力です。
全員で9人の家族が
主に本に出てくるのですが、
それぞれの個性的な性格から
一話ごとに一人ひとりが主題となった
話などもあり、
大家族たちの人間模様などが
描かれていてただ四コマとして
見るだけではなく
ストーリーもしっかりと
作られています。
また、大判コミックのほうでは、
1巻から最後の話に表紙に
映っているキャラの個人が主題の
話が盛り込まれています。
1巻では、先立たれた母親の話。
二巻からは長男の順に
一人ひとりが主役となった話が
掲載されています。
どれもいつもと違って
ちょっとした事件のような内容から、
家族の絆を感じる
じーんとくるものまで多数あります。
うちの大家族はこんな方におすすめな作品!必見
こちらは四コマ漫画雑誌
まんがタウンオリジナルに
連載されている作品ですので、
四コマが好きな方。
ちょっとした合間に
さくっと読みたい方。
ギャグや地方ものの内容が
好きな方などにお勧めです。
実際に兄弟がいらっしゃる方には、
兄弟間や家族などについて
リアルに近づけて描かれているので
とても共感できると思います。
また、作者の重野なおきさんは
四コマ漫画界隈では結構な
作品の数を描かれていて、
他には「ひまじん」「たびびと」
「Good Morning
ティーチャー」
など多数の作品を描かれています。
どれも作者、重野なおきさんの
独特な間やコマ割り、
ギャグ内容で描かれていて
とても見ごたえのある作品です。
今回ご紹介したうちの
大家族で舞台になっている千葉は、
実際作者さんの重野なおきさんの
出身地でもあり、
作品の中で時々地名としてあげられる
ところや名産品、ちょっとした
会話などには千葉県に関する内容が
多数含まれています。
千葉県出身の方は
是非本を読んで内容を
お確かめください。