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こちら椿産婦人科のネタバレと気になる結末は?ドラマの原作を読む!

こちら椿産婦人科

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル こちら椿産婦人科
原作・漫画 あまねかずみ
出版社 ぶんか社

産婦人科医の万作のもとで
働く彩は万作が大好き。

いろいろな苦難を乗り越え
やっと結婚できた二人。

そんな二人の椿産婦人科に
来る患者さんとの物語。

お産が一人一人違うように
患者さんの人生も
それぞれ違う。

万作と彩が
本気で患者に向き合います。

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こちら椿産婦人科のあらすじ紹介

父親たちが友達関係の縁で
万作の産婦人科で働く彩。

司法浪人中の彩は
一回り年上の万作が大好き。

いつも子ども扱いされて
女として扱ってもらえないけど
彩も24歳、万作との結婚を夢見てます。

万作の病院でかつて
出産前に人を刺してしまって
出産後に収監された人がいました。

ヒモ男から逃げて別の場所で
彼女は幸せをつかんでいました。

でもその男はしつこく追いかけて
ストーカー状態でした。
そんな男を刺し殺してしまったのです。

彩の弁護士の父親が彼女の
状況を弁護し、5年の刑期でした。
それを終えて出てくるのです。

でも彼女は待っている夫や子供に
あうことを拒否します。

彩と万作は、この家族を
元通りにしたいと
頑張ります。

こちら椿産婦人科のネタバレと今後の展開は?

産婦人科は、新しい命が生まれる
場所ではある反面。

妊婦さん一人一人が
抱えている事情も生まれてくる
赤ちゃんの状態もそれぞれ。

さまざまな問題を抱える
患者さんとその家族に
体当たりでぶつかる万作。

司法浪人しながら受付の
仕事をさせてもらっている
彩は、そんな万作に惹かれます。

罪を犯した妊婦さんには
知り合いの弁護士を紹介したり。

出所の日には迎えに行ったり。
家族同様な行動をします。

彩も万作と一緒に頑張って
行くことで生きがいを見つけます。

万作にアプローチをしまくる彩。
ある日、万作が昔の恋人の
墓参りに行くという話を聞きます。

心の中に住んでいる人がいる
万作をあきらめようとしますが。

周りの仲間たちの協力もあって
めでたく結婚式までたどり着きます。

結婚式の直前、万作は友人の病院の
緊急の手術を頼まれてしまいます。

万作しか頼る人のないその友人。
彩は万作に友人を助けるように
言って送り出します。

たった一人の結婚式を
胸を張ってあげる彩。

苦難にも負けない
そんな二人の物語です。

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こちら椿産婦人科の読んでみた感想・評価

1989年からスタートした作品です。
なので昭和的なにおいのする作品です。

男の生きざまを支えながらも
自分の生き方をしっかり見つける彩。

今の時代だと自分勝手に見えるかも
しれない男の生きざまが描かれます。

それでも誰にでも愛をもって
全力で頑張るこの夫婦に
いつの間にか魅了されていました。

父親と同じ弁護士を目指していた
彩が、万作の為に
看護師の資格を取ります。

それも子供を産んでからです。
大好きがいつの間にか尊敬に
なって並んで歩みたい彩。

彩の目標は看護師から
助産師へのステップアップです。

まんがの世界だからできる
看護師なめんな、そんな風に思う
人もいるかもしれません。

でも、この二人のバイタリティが
あったら、出来ちゃうのではないか。

ダメだとあきらめてしまうよりも
やりたいと思ったらやってみる。

そんな勇気や元気をくれます。

ちょっとだけ、表現が下品かな。
そう思う人もいるかもしれない
そんな作品ですが。

でも明るく楽しく生きる。
そんな元気な漫画にいつのまにか
笑顔になれました。

こちら椿産婦人科はこんな方におすすめな作品!必見

この作品は産婦人科が舞台です。
でも医療物というよりも人情物です。

専門的な話は、あまり出てこないです。
出産で起こるいろいろなことを
人はどう乗り越えるか。

その点を読みたい人におすすめです。
人と人のつながりによって
解決することも有ります。

まんがのジャンルは違いますが
釣りバカ日誌や3丁目の夕日
などが好きな人にもいいかも。

産婦人科を舞台にしたものでは
上原きみこさんの「いのちの器」
こちらも人情ものです。

この作品は1999年にテレビ東京系で
テレビドラマ化されています。

彩を演じたのは田中美里さん
万作は伊原剛志さんです。

放映時間も20時からという
家族そろってみることのできる
ドラマでした。

少々漫画のセリフに下品な言葉は
ありますが、暖かい作品です。

この作品が20巻以上続いたことも
あって作家のあまねかずみさんは
児童虐待の作品も描いています。

この作品は、全体的には
ほのぼのした雰囲気で読めますが。

「Knock!~心の扉をあけて~」
などの作品は少し読むのが辛いです。

でも作者のこんな風に
解決してほしいという
願いも感じる作品です。

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