タイトル | さあ 秘密をはじめよう |
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原作・漫画 | 一井かずみ |
出版社 | 小学館 |
恋愛禁止の会社に転職し
3週間、いきなり告白された!
相手は一度も話したことのない
バリバリのエリート!
転職して間もない自分が
会社の規則に反してまで
恋愛するなんてありえない――
そう思っていたが、
二人の気持ちは通じ合い
秘密の恋愛が始まる!!
さあ 秘密をはじめようのあらすじ紹介
水浦真依は転職して3週目、
社内恋愛禁止の会社にもかかわらず
ある男性社員に告白される。
名前を加藤といい、頭脳明晰、
容姿端麗のエリート営業社員。
真依は、加藤と
一度も話したことが無い。
さらに、加藤が社内恋愛禁止の規則を
知っての上での告白だと言うので
とても驚いた。
転職したばかりで覚えることも多く
人間関係も構築せねばならない。
そんな中、会社の規則を破ってまで
社内恋愛などしたくない、
そう思い真依は断ることを決意する!
さあ 秘密をはじめようのネタバレと今後の展開は?
何故自分なのだろう?と
思いながら、真依は加藤に
断りのメールを送った。
しかし彼は真依が送った
そのメールについて
文句を言ってきた。
たった2行で断るとは
横暴だ、と。
真依が断った理由は会社の規則だ
と言うと、加藤はため息をついて
つまらんな、と言い放つ。
そして真依のことを買い被っていた
とまで言うのだった。
それを聞いた真依は
心の中にたまっていた
思いがあふれ出てしまう。
前の会社の倒産、その後の面接、
今の会社での人付き合い、
仕事のこと――
八つ当たりだと分かっていても
真依は言葉が止まらなかった。
すると加藤は、
真依を優しく抱き寄せ
謝るのだった。
そしてもう一度、真依に
君が好きだ、と言うのだった。
ある時、女性社員のミスで
問題が発生するが、
加藤の尽力で事なきを得た。
その時真依は、彼は皆が思う
ような偉そうな人ではなく、
とてもカッコイイ人だと気が付く。
心が揺れる真依に対し、
加藤は話し出す。
それは加藤が真依に
一目ぼれした時のことだった!!
さあ 秘密をはじめようの読んでみた感想・評価
社内恋愛の中でも、秘密
というところが良かったです!
不倫でもないし法も犯してない、
本来なら自由恋愛を許されてもいい
二人なのですが・・・
しかし、会社の規則により
秘密の恋を余儀なくされるのは
少し可哀そうな気もします。
でも、だからこそ燃え上がる恋情に、
今まで味わったことのない
ときめきを感じました。
そして、二人の秘密のやりとりは、
一度はやってみたい!と思うもの
ばかりで、妄想欲求が満たされました。
特に資料室での密会のシーンは
とってもドキドキしました!
見つかってはいけない、
でも気持ちは止まらない。
そんな二人が密室でキスする
気持ちの高ぶりは、想像するだけで
大興奮です!
そして、仕事という邪魔が入り
なかなかHができないという展開も
良かったです。
したいけどできない、という時の加藤は
何だか可愛くて、普段とのギャップに
クラクラします。
それにちょっとSの加藤に
おあずけしている状態というのが
何ともたまらない!
しかしこの状態もいつまで続くのか!?
この先どうなるのか
とても楽しみな作品です!
さあ 秘密をはじめようはこんな方におすすめな作品!必見
愛する人ができ、気持ちが通じ合っても
忙しすぎて会えない、寂しい・・・
という方は、この忙殺の時代には
多いのではないかと思います。
主人公もまた同じで、二人が
共有する時間が少ないため、
寂しさや不安が募ります。
しかし加藤は、少ない時間の中で
しっかりと主人公に愛を示し、
一つ一つ不安を取り除いていきます。
たとえ主人公が感情的になっても
本音を見抜いて、愛をもって答える
ところは素敵すぎます!
こんな彼氏だったら理想だな~と
思う事間違いなしの男性ですよ!
そして、この主人公もまた、
加藤を上手に甘えさせてあげる
素敵な女性です。
激務で疲れている加藤は、
主人公にだけは甘えられ、
主人公は加藤に本音をぶつけられる。
こういうことがお互いにできると
きっといい関係が続くのだろうな、
と思うような支え合い方です。
男性を甘えさせる方法が分からない、
という方には、そのコツが
見つけられるかもしれませんね。
そんな二人が繰り広げる
秘密のラブストーリーは、
読み応え満点でとても面白いです!