タイトル | すばらしきかな人生-ふたたび友郎- |
---|---|
原作・漫画 | 北原雅紀 若狭星 |
出版社 | 小学館 |
人生に絶望したりあの場面に
戻りたいと想った時に現れる
1軒のバー。
そこには日々入れ替わりで
様々な人間が訪れる・・・。
その店に入った人間は
マスターから一枚の名刺を
渡される。
そしてマスターとワインで
乾杯をすると戻りたい日に
戻れることが出来る。
すばらしきかな人生-ふたたび友郎-のあらすじ紹介
人生の振り出しに戻りたいと
すごろくになぞらえながら
街を徘徊している男がいた。
その男の名は日暮。
日暮はこの日会社から人員削減の
対象者であることを人事部から
告げられる。
そんな言葉を言われ呆然となりながら
トイレの個室に篭っていると
話し声が聞こえてきた。
それは同期の相葉の声で
「この人事は俺が進言したことだ」と
部下の前で話す。
それを聞いた日暮は怒りに身を
任せ殴りかかろうとするが
他の社員から止められる。
そんなことがあり夜の街に
1人繰り出し泥酔していると
見たことがないバーが見えてきた。
底に吸い込まれるように入ると
中にはマスターであろう男性が
1人佇んでいた・・・。
そのバーに入ったことで日暮の
人生に大きな転機がおこる!!
すばらしきかな人生-ふたたび友郎-のネタバレと今後の展開は?
バーに入ると早速その男性は
名刺を日暮に渡してきた。
「坂巻友郎」
名刺にはこう書かれていた。
友郎はとても人懐こい顔を
しておりその笑顔を見ながら
呑んでいると何でも話してしまった。
そこで日暮はなぜ今の自分が
このようになったのかを友郎に
話し始める。
日暮は6年前のスーパーに納入した
チラシの値段が一桁間違えたまま
やってしまいこれが大問題になった。
そのチラシのせいで1000万強の損害を
会社に出してしまった。
しかもその後そのスーパーからは
契約を打ち切られ年間で6億円の損害も
出したことで会社から総スカンを食らった・・。
すると友郎は突然口を開く。
「もし・・・その時に戻れるかも
しれないと知ったらあなたは
どうされますか?」
それを聞いた日暮はそんなことは
出来るはずがないと言うが友郎は
「日暮さんの10年分の寿命と
引き換えなら戻れますよ・・・」
それを聞いた日暮は酔っぱらいに
対しての冗談かと思い友郎に
「戻りたい」と言う。
そこで友郎は戻りたい年のワインを
日暮の前に出しその日にちを書いて
くれと言ってきた。
そこで日暮はその日にちを書き
友郎と乾杯をする。
「素晴らしきかな人生」の
一言を添えられ・・・
すばらしきかな人生-ふたたび友郎-の読んでみた感想・評価
どの回も共感できるような
内容でしたが私はやはり一番
始めの回でしたね。
これは社会人の方は間違いなく
想ったことがあるはずです。
あの仕事のミスがなければ
俺(私)は今頃・・・
特に金額の間違いをしてしまったら
本当に人生は大きく変わります。
私も一度大きな金額設定ミスを
してしまったことがあります。
私は金融会社に勤めていたのですが
“3000万貸出”を“300万貸出”と打ち間違え
稟議を上げてしまったことがあります。
当然低い金額ですからあっさりと
承認されました。
振り込まれた後に債務者の方から
連絡があり上記の金額しか入って
いないと言われ顔面蒼白です・・・。
もう土下座でしたね・・・。
その時はその会社は難を逃れることが
ありましたがもう生きた心地がしなかた
ですねぇ(笑)
その後何とか会社に頼みこみ
融資は完了いたしましたがね。
そんな話が盛り沢山な漫画ですので
とてもおもしろいです!!
私もお願いがあります・・・。
その時に戻りたいです!友郎!(笑)
すばらしきかな人生-ふたたび友郎-はこんな方におすすめな作品!必見
人間誰もが思うことがある
あの時に戻りたいという願望を
描いた漫画です。
会社の問題もそうですし女性の問題
など様々なことが作中で描かれています
のでとても面白いですよ!
ただ私は一つだけこのマンガで
思うところがあります。
漫画の世界だからいいですが
今まで一緒に生きてきた妻と
違う女性と一緒になりたいと思うこと。
こんなこと思うのでしょうかね?
当人同士は低い確率で出逢って
そこから一緒になり子供が出来て
幸せだと思わないのでしょうか・・・。
それだけは思わないですよね・・・。
なんて漫画の内容に文句を言っても
仕方ありませんがこれだけは私に
とっては少し面白い話ではなかったです。
その他も戦争に関する内容の
物語もありますしね・・。
もし今戦争がおこってしまったら
私は間違いなくこのマンガと同じ
ような事を思うでしょう。
かなり高い確率で戦争になりそうな
予感がしますが・・・。
それだけは避けてほしいですよね。
とにかく色々な内容の物語があり
とても楽しいマンガでした。