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のぞき屋のあらすじとネタバレ!終わり方(結末)が見たい!

のぞき屋

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル のぞき屋
原作・漫画 山本英夫
出版社 小学館

「殺し屋1」「ホムンクルス」で
有名な山本英夫による、
のぞきを題材にしたマンガ。

盗聴器や暗視スコープを使って、
人間の本性を覗こうとする
男たちの姿が描かれる。

設定が一新された
「新・のぞき屋」は、
映画化・ドラマ化された。

ヤングサンデーにて連載。

全1巻。

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のぞき屋のあらすじ紹介

ある夜、大学生・東恩納 恒は
恋人・白石 さとみと
車で臨海公園に来ていた。

そこは夜になるとカップルが集い、
車中で性的行為を行う場所として
有名だった。

さとみを帰し、ふと周りが気になり
車のライトをつけると、

暗視スコープをつけた青年・
真仁亜 拓郎を発見する。

自分たちをのぞいていた
真仁亜を殴りつけ、
卑怯者とののしる恒。

だが真仁亜は、卑怯者はキミだ、
彼女と一発やりたかったくせに
嘘をついたと言い放つ。

動揺する恒に、人間の正体を
見たくないかと
暗視スコープを差し出す真仁亜。

スコープを受け取り辺りの車を見ると、
そこには本性をさらけ出す
人間たちで溢れていた。

のぞき屋のネタバレと今後の展開は?

ある夜、大学生・東恩納恒
(ひがしおんなこう)は恋人・
白石さとみと車でデートしていた。

場所は、夜になるとカップルたちが集い、
車中で性的行為を行うという臨海公園。

さとみを見送った後、
暗視スコープで覗きをしていた青年・
真仁亜拓郎(まにあたくろう)と発見。

恒は覗きを非難するが、真仁亜は、
人には裏の顔がありお前もそれが
見たいだろうとスコープを差し出す。

彼は躊躇しつつもスコープで
辺りの車をみると、そこには欲望を
さらけ出す人間たちの姿があった。

その姿にショックを受けた恒は、
スコープを真仁亜に返し黙って帰宅。

次の日大学で、恒はさとみから
通訳の勉強のため
会う時間を減らしたいと言われる。

快くOKする恒だったが、
夜になると真仁亜の言葉が気になり、
さとみのマンションへ向かってしまう。

だがその夜、
結局さとみには会えなかった。

通訳の勉強をすると言いながら
夜中マンションに居なかったさとみに、
不信感をつのらせる恒。

次の日、大学でさとみに
声を掛けようとすると、
そばに真仁亜の姿があった。

真仁亜にさとみの側にいた理由を
問い詰めると、彼女に興味が
あったと白状する。

信頼や愛を信じていないという
真仁亜に対し、俺たちは
信頼し合っていると言う恒。

だが真仁亜は、自分の女の部屋を
コソコソ覗くやつが言っても
説得力がないと一蹴。

動揺する恒に真仁亜が言う。

「何をしてるか
キミものぞきたいんだろ」

そして盗聴器内蔵の
ボールペンを手渡す真仁亜。

葛藤のすえ、恒はボールペンを
さとみに渡すのだった。

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のぞき屋の読んでみた感想・評価

山本英夫先生といえば
「殺し屋1」のような社会派の作品が
多いですが、この「のぞき屋」も同様です。

のぞきや盗聴は現実に起こっていて、
場合によっては犯罪です。

しかし他人の裏の顔を知りたいという
欲求があるのも事実。

だから有名人のプライベートを暴く
週刊誌が売れるのでしょう。

このマンガは、そんな欲求を
擬似的に満たしてくれます。

すごいと感じたのは、
のぞき・盗聴シーンのリアルさ。

のぞき等をする人物の心理描写は
巧みで、同じ考えの人間が
現実にいそうなほど。

登場する暗視装置や盗聴器は
時代を感じさせるものの、
正確に描かれています。

山本先生は、このマンガを
描くにあたって実際に
探偵学校に入学されたとか。

そういう綿密な取材により、
読者を納得させる
リアリティが生まれています。

ただリアリティがありすぎて
恐ろしさも感じてしまいます。

連載していた1992年と比べ、
現在では盗聴器なども
遥かに進歩していますから。

ネットが発達し、
誰もがスマホを持ち、
今や簡単に撮影・録音できる時代。

もはや警戒するより
隠し事自体しない方が
良いのかもしれません。

私も見られたり聞かれたりして
困ることは、なるべくやらないで
おこうと思います。

のぞき屋はこんな方におすすめな作品!必見

探偵学校に入学し、
のぞきや盗聴の手口などを学んでから
描かれた「のぞき屋」。

他の社会派マンガと比べ
圧倒的なリアリティを感じさせます。

特に作品の後半、若い女性宅を
監視・盗聴している男を
つかまえる話は、

居場所の特定方法や男の動機が
現実的で見ごたえがあります。

普段の生活では決して知ることのない、
のぞきの心理やテクニック。

のぞきとはどういうものか、
興味のある方は
ぜひ読んでみてください。

防犯を考える上でも
きっと役に立ちます。

実はこの「のぞき屋」には
続編があります。

作品名は「新・のぞき屋」。

続編といいつつ設定や登場人物は
一新されていて、前作との直接的な
つながりはありません。

しかしのぞきという行為と通して、
社会の真の姿が描かれるという
核の部分は同じです。

あらすじは、主人公・見(ケン)は
どんな人間の生活をも
見透かしてしまう、のぞきのプロ。

新人のスマイル、ベテランの聴
(チョウ)とともに探偵業のような
“のぞき屋”を営んでいるというもの。

映画化・ドラマ化もされた
山本英夫先生の初期の代表作。

「のぞき屋」が好きであれば、
間違いなく楽しめると思います。

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