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はしっこの恋のネタバレ(結末、最終回)ってどうなるの?早く続きが読みたい!

はしっこの恋

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル はしっこの恋
原作・漫画 町麻衣
出版社 祥伝社

漁師の家で生まれ育ったテツと、
酪農家の実家で育った園美。

高校の同級生同士で、今や恋人の二人も、
やはり生活環境には大きな違いがあり……。

収入やライフスタイルなど、
本音の部分を盛り込みながらも、
温かく楽しいやり取りを満喫できる、

ハートフル北海道恋愛漫画です。

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はしっこの恋のあらすじ紹介

テツと園美は高校の同級生同士で、
今は彼氏彼女の関係というカップル。

親公認の仲でもあり、誰にはばからず、
一緒にデートを楽しめる仲ですが、
陽が昇る前から働く漁師のテツと、

早朝から牛の世話に追われる園美では、
なかなかデートする時間を作れず、
作れたとしても「場所」がありません。

遠出をして行ってみたラブホも
満室だったりという状況ですが、
テツの高い視力は陸上でも大いに役立ち、

園美の一家総出での牛探しを手伝うなど、
家族ぐるみの付き合いは続いていきます。

はしっこの恋のネタバレと今後の展開は?

乳牛百頭ほどを飼育する、
「小さい」酪農家の娘である園美。

家業を毎日手伝う気のいい彼女は、
高校の頃からの同級生である、
漁師の息子、テツと、交際していて、

地元ではもっとも金持ちな
漁師の家のテツが相手とあって、
家族も大歓迎していました。

子供が産まれそうなクロの
面倒は親が見てくれるというので、
彼氏の家に言ってみた園美は、

彼女のためにとウニを取る
テツと遭遇することになりました。

離れのプレハブではテツの家族が
ガールフレンドとイイコトをし、
食事には普通にカニが出てくるような、

男所帯ならではの楽しさを
味わう園美でしたが、そうするうちに、
実家から産まれそうだと連絡を受けます。

そこでテツは車を出し、口実もできた上で
二人きりになりますが、今度子供を産むクロは、
園美にとってずっと面倒を見てきた、

思い入れの極めて強い一頭でもあり、
彼女の思いはテツよりもクロに
向いていたのでした。

そんな意識の強さも働いてか、無事にクロは
出産に成功するのですが、小さいとは言え
百頭もの乳牛を扱う酪農家とあって、

牛にまつわる騒動は、まったく
尽きることはなかったのでした。

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はしっこの恋の読んでみた感想・評価

オーソドックスな恋愛ものな一方、
その土地でしかないような独自性や、
四季折々の楽しさが味わえて、

本当の意味での「素敵さ」を
感じられた一作でしたね。

「故郷」と言うとやや大仰な感じに
なってしまいますが、多くの人には
思い出の土地はあるものです。

しかし、土地というのはつまり、
地理に根ざしたものですから、
意外とその雰囲気や風俗が、

他では味わえない特別なもので、
思い出すと面白いということも
多々あったりします。

本作は若いカップルたちの
王道的な恋愛物語で、「漫画的」な
ドロドロした展開は少ないですが、

それでも日々の暮らしの中で
北海道ならではのあるあるが
織り込まれているのが楽しいですね。

元々が厳しい大地でのこと、
何の仕事をするにせよ、
「ゴマかす余地がないほど」大変で、

皆そのことを知っているからこそ、
漁師の家の嫁に入るなどの選択を、
自然にこなせるようになるのでしょう。

そうした本当の意味での「強さ」が
声高でなく描かれている本作は
実に安心感があり、

今時風な展開の仕掛けがなくても
グイグイ読み進めていけるような
骨太な魅力に満ちていました。

もちろん、本筋だけではなく、
牛さんがやたら可愛かったりと、
読者が一見で楽しめる要素も満載で、

読者の私としても、あの人懐っこい
牛のななこちゃんたちとは
会ってみたいと思ってしまいました。

はしっこの恋はこんな方におすすめな作品!必見

政略結婚などはほとんどなくなった昨今、
男女が恋をして結婚するにあたり、
越えるべき障壁は少なくなりました。

結局は当人同士の気持ちが大事、と、
多くの親類たちも評価をしてくれて、
祝福されることが多いですが、

その家同士がが経営者、責任者として
何らかの「仕事」に取り組んでいると、
話はそう簡単に済まなくなります。

誰かを妻に迎えるということは、
その人に「仕事」をして貰い、
家を盛り立てていくことであり、

また嫁に出すということは、
貴重な経験ある働き手を
失うことにもなっていくからです。

本作は北海道の端っこという田舎で、
一見のんびりとそして精力的に
家業に取り組む人たちの姿を示しつつ、

その「仕事」によってもまるで違う
ライフスタイルや収入等々の
生の要素を沢山盛り込んでいます。

つまり、ハードワークや収入も絡む、
まるで綺麗ごとではない現実が、
全力で示されているわけですが、

しかしただキツいだけではなく、
それでも暖かな家族や当人同士の
強い思いが素晴らしかったりします。

東京や大阪などの都市部はもちろん、
他の「田舎」ともまた雰囲気が違う、
北海道ならではの情景を、

満喫したい方にはオススメですし、
人の心の温かさ尊さの点でも、
実に繊細に描かれているのがいいですね。

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