タイトル | やんちゃぼ |
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原作・漫画 | 高田靖彦 |
出版社 | 小学館 |
サッカー日本代表の司令塔として
活躍した海外でも引く手数多な選手が
急な記者会見をすることになった。
記者たちは今後のチーム移籍の
話だろうと思っていたが
それは全く別の話だった。
そして彼がいった言葉は
「引退します」
驚愕する記者や関係者たち!
彼はなぜいきなり引退を
決意したのか!?
やんちゃぼのあらすじ紹介
日本サッカー界のスターであり
海外でもスターである主人公の
小茂田登(31)
彼は突然記者会見を開き
その場で引退宣言をした。
彼は今後の公の場に出ることはなく
皆と接点はもたいことをやると
記者会見で言い放った。
そのニュースは全世界に伝わり
日本国内においては落胆とため息
混じりの声が消えることはなかった。
そのニュスを見た妹の史絵は
登に電話するが出る気配がない。
そこで史絵は思い出した。
「引退したら史絵が住んでいる
所に移住しようかなぁ」
「まさかね」と思う史絵だったが
その予感は的中する!
やんちゃぼのネタバレと今後の展開は?
引退宣言から1ヶ月後・・・。
福井の田舎にある村に大きな
キャンピングカーが畑にやって来た。
そして中から出て来たのは
言うまでもなく登だった。
登は車から飛び降りスイカ畑に
いるひとりの老人に向かい
走っていった。
そこで登がいった言葉は
「俺を弟子にしてください!」
その老人は上田はやめろと言うが
登は真面目だった。
「俺はこの村でスイカ名人になって
そして子供の故郷にする!」
と断言したのだ!
すると老人から2つの条件を
達成できたら弟子の件は考える
と言われた。
1つ目は昨日孫が裏山に蹴飛ばした
サッカーボールを見つけること。
そして2つ目はサッカーで
優秀だった孫をもう一度
さをやらせること。
この条件を言われた登は
「承知」の一言で簡単に
受け入れた!
だが老人からこのことについては
絶対にバレないように行動を
してくれと頼まれる。
その孫がサッカーを辞めた理由は
とても辛く悲しい事が彼の身に
起こったからだった・・・。
登はその条件を満たしその彼に
サッカーをやらせることは
出来るのか!?
今後の展開に注目!!
やんちゃぼの読んでみた感想・評価
この物語を読んでいると
私の大好きだった選手を思い出し
とても悲しい気持ちになりました。
おそらくこのマンガを読んだ方は
間違いなく「中田英寿」さんを
思い出したはずです。
思い出したなんて言ってしまったら
亡くなった方みたいな感じですが
未だご健在ですので。
物語中に登場する人物の中で
とても共感するセリフが
出て来ました。
それは「大事な大会前なのに
引退をしてしまった」という
セリフ。
これは中田氏に通ずるものが
あると思います。
氏はワールドカップが終わり
引退してしまいましたが今後のことを
もう少し考えて欲しかった。
まだまだやれる技術もありましたし
年齢的にもまだまだやれました。
もしかしたら代表内で確執などが
あったかもしれませんがそれでも
寂しい引退です。
氏の考えや力があればもっと
日本代表をよく出来たと思いますし
育成もうまく言ったはず。
サッカー界をよくすると言って
旅に出ましたが上手くいっている
感じはしないですが・・・。
それでも今後の氏には期待します。
中田氏メインで感想を述べましたが
このマンガの根本は変わりません。
中々楽しめたマンガでした。
やんちゃぼはこんな方におすすめな作品!必見
海外で活躍した選手が絶頂期にも
関わらず引退してしまうという
マンガです。
始め読んでいるうちはこの主人公
だけをメインにしたマンガなのかと
思い読み進めましたが違いました。
華やかな世界の裏にこんなにも
暗い事が起きていたなんで
思いませんでしたね。
少し話がずれますがやはり
家族は全員で日々の生活を
続けないとダメになりますね。
いくらお金のためとはいえ家にも
帰らず仕事ばかりに集中すれば
家族はバラバラになる。
このマンガではそれが早い段階で
主人公がわかったためサッカーを
引退して子供と過ごす。
中々マンガに出てくるような
子供の症状になれば氷を溶かす
のは大変ですが・・・。
ただそれを実行するだけで
主人公には好感が持てます。
その他にも主人公は様々な
人間を助けて物語を進めて
いきます。
一応サッカーメインですが
ヒューマンドラマ的要素の
マンガかもしれません。
その全てにおいて私は共感でき
ましたのでたった3巻で終わって
しまったのは残念です。
もう少しサッカーを全面的に
出した方が良かったのかも
しれませんね・・・。
ただその少ない巻数でも内容は
素晴らしいです。