タイトル | アオアシ |
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原作・漫画 | 小林有吾 上野直彦 |
出版社 | 小学館 |
観客スタンドから見ていると
1人でサッカーをやっている
ように見られていた。
でも本当はそんな簡単なこと
ではなかった・・・。
彼は昔から視野が広く全体を
見渡せるためボールに触る
機会が多かっただけなのだ。
それをわかってくれるのは
ジュニアサッカーではいなかったが
中学に入ってそれは変わった!
そんな彼のサッカー物語が始まる
アオアシのあらすじ紹介
愛媛県中学サッカー県予選で
考えられない事件が起きた!
それは1人の選手が相手選手に
対して暴力行為をしたこと!
例え何を言われようが暴力行為を
してはいけないが彼にはその言葉は
許せるものではなかった・・・。
それは母1人の手で夜の商売を
しながら育ててくれたことを
バカにしたこと・・・。
そのことを言われたこの物語の
主人公である青井葦人はキレて
相手選手に頭突きをして退場になった。
そしてその行為でサッカー推薦で
行けるはずだった高校にも
行けなくなってしまった・・・。
だがそんな時ある1人の男性が
葦人に声をかけて来た。
その男性の正体は!?
アオアシのネタバレと今後の展開は?
その暴力行為から数時間海辺を
走り回っていた葦人に男性が
話しかけて来た。
「この辺何周する気だよ」
そう言われた葦人はその男性に
「誰だよお前」と言って突っかかる。
それを言って葦人は事切れて
倒れ込んでしまった。
次に目を覚ました時その男性は
壁に向けてサッカーボールを
蹴り続けていた。
だがただ蹴っていただけでは
なく様々な技術を取り入れながら
ボールを使っていた。
それを見た葦人は見惚れて
「何者だよオッさん・・」と
男性に話しかけた。
するとその男性は葦人に言った。
「お前にこの技術があれば
あと3点は取れて試合には勝てた。」
それを聞いた葦人は頭に
血が昇るがその男性の言われるが
ままにやり方の説明を受けた。
だが何度やってもうまくいかずに
日が暮れ葦人の体力はなくなって
行った時に男性が話してくる。
お前は今日の試合で何故か
ボールを拾いまくったのは何故だ?
そこで葦人は状況を説明
し始めると男性は言葉を失う。
葦人の説明によると葦人はピッチ
全員の居場所と動きを全て把握
していたのだ!
そんなことあり得ないと
驚きとともに笑いが
込み上げてくる男性。
そして男性は葦人に自己紹介と
ある提案をしてきた。
「俺は東京シティのユース監督
福田達也だ。セレクションを
受けに来ないか?」
葦人はどうするのか!?
アオアシの読んでみた感想・評価
やっぱりこの時代のサッカー
マンガは面白いですよね。
今回このマンガで勉強に
なったことがあります。
それはこの時期にユースに
入らなければプロへの道は
厳しくなると言うこと。
確かに最近サッカーから離れて
しまってましたので詳しくは
なくなってしまっていました。
でも本当にそうなら時代は
変わってしまったのですね・・・。
昔はプロへの道と言えば高校サッカー
の全国大会に出て活躍して
スカウトをしてもらう。
この道が正道ルートだったはず。
それが今やユースチームに所属
しないとプロへの道は遠のく
なんて・・・。
でも私は思います。
この時代に頑張れば見違えるほど
成長し素晴らしい選手になって
行くということを。
本当にこの時代の成長スピードは
ハンパないと思います。
ここでサッカーをやれば
ハングリー精神が生まれて
更には闘争心も生まれるはず。
現実世界ではそうだと私は
信じております。
このマンガを否定している
訳ではありません。
この漫画の内容も納得ですし
そうなのでしょう。
ただこれは私の願望であり
望みなので・・・。
アオアシはこんな方におすすめな作品!必見
最近のサッカーマンガは本当に
よく出来ており感心致します。
キャプテン○時代が懐かしく
思えて来ます(笑)
まあそれだけ理論的なサッカーが
確立されその理論を実践すれば
いい方向へと向かうのでしょう。
そうすればマンガの世界だけではなく
現実の世界でも日本のサッカーは
どんどん発展して行くでしょう。
このマンガで特にオススメする点は
サッカーをするのには全体を
見渡せる視野が大事ということ。
そのことを本当に大事な場面で
使いそれがいい方向へと向かう
描写をしているマンガだということ。
現実世界の中サッカー界では
そのような選手が少なくなって
いるような感じがします。
とくにファンタジスタと呼ばれ
観客を魅了する選手がいない・・・。
本当に寂しいばかりです。
何となく最近はおしゃれサッカーの
ような感じがしますし綺麗な
サッカーばかり・・。
こんなことをしていれば人気は
段々と落ちてくるのは必至です。
このマンガの主人公のような
選手が登場してくるのを私は
楽しみにしております。