タイトル | アグネス仮面 |
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原作・漫画 | ヒラマツ・ミノル |
出版社 | 小学館 |
大和プロレスと帝日プロレス。
日本における2大プロレス団体。
この2つの団体がついに
対抗戦をすることになった。
発端は大和プロレスの社長が死んだ
ことを機に帝日プロレスの社長が
仕掛けてきたためである。
しかもお互いの看板をかけて!
その時ある男が空港に降り立った。
彼は一体誰なのか?
アグネス仮面のあらすじ紹介
大和プロレス社長の命に依り
5年間海外で武者修行をし
帰ってきた山本仁吾。
空港からタクシーで帰る際に
タクシーのドライバーから
とんでもないことを聞いた!
それは大和プロレスが潰れたと。
驚愕する仁吾だった。
そして海外修行中に亡くなった
社長の家へと直行し何が起こったか
社長の奥さんに尋ねる。
すると奥さんは帝日プロレスの
社長に潰されたと言う。
すると奥さんの口から驚きの
一言を言われた。
「帝日に行って道場破りをしてこい」と。
仁吾は道場破りに向かうのか!?
アグネス仮面のネタバレと今後の展開は?
何故そのような事態になったか
奥さんに聞く仁吾。
奥さんは説明を始めた。
大和の社長だったジャイアント安藤が
死んだのを見計らい帝日の社長の
マーベラス虎嶋が対抗戦を仕掛けてきた。
そしてそれは看板を賭けた
戦いであることを強調して。
受け入れた大和プロレスは次々と
レスラーが破れ大和プロレスを
去っていったと言う。
仁吾はなぜ早く言ってくれなかったと
奥さんに問いただす。
すると
「あんたの事忘れていた」
仁吾は驚き肩を落とすが
奥さんは早く道場破りに
行けと急かしてきた。
納得がいかない仁吾だったが
仕方なく道場破りに帝日プロレスへ
と向かうことになる。
帝日プロレスの前に着いた仁吾の
前に昔お世話になった先輩レスラーが
事務所の前で掃除をしていた。
話に花を咲かせる2人だったが
突然先輩レスラーが事務所の中へ
走っていく。
するとすぐに出てきて社長と
話ができるという。
だが社長を見た仁吾はその姿を
見て驚く。
眼鏡を掛けデスクワークをしている
リングの鬼だったマーベラス虎嶋。
するとマーベラスは仁吾に言った。
「君が道場破りに来た
山本仁吾くんか」
仁吾は息を呑む。
マーベラスにはバレていたのだ!
どうする仁吾!
アグネス仮面の読んでみた感想・評価
私が好きなプロレスの
漫画ですが細かい描写まで
書いており大変うれしく思います。
この物語中でも出てくるのですが
長くプロレスをやっている人と
新人の強さの違いです。
これは本当に大人と子供の差です。
プロレスを知らない人が前座を
見ていると間違いなく言ってきます。
何故若い子のほうが強そうなのに
ベテランが勝つんだ?
やっぱり八百長だからか?と。
まあそういう人は二度と一緒に
来るつもりはないので教えませんが
しっかり聞いてきた方には教えますね。
確かに前座は若手に試合運びや
技を受ける基本を教える試合ですが
それとは別に強さってあるんです。
やっぱり伊達に長くやってきてません。
どこで手を抜くかもわかっていますし
力の配分もわかっています。
特に長年技を受けてきているので
体が出来上がっており若手の技では
ビクともしません。
まぁ向かいの練習量は半端ない
と聞きましたしね。
それをこの漫画で描いてあるのを
みて本当に感嘆しました。
とても楽しく最後まで読んだ作品です。
アグネス仮面はこんな方におすすめな作品!必見
プロレス好きにはたまらない
作品ではないでしょうか。
プロレス好きの私は結構
楽しめた作品です。
作中に登場してくる人間の
名前は違いますが実在する
レスラーに似ています。
それがまた面白いです。
構えから技などもその人を
完全に真似をして描いている。
絵が上手いというともあるのでしょうが
迫力があり感動してしまいました。
プロレスラーはこうであれと
いうシーンも出てきますが
これには共感しました。
プロレスの人気は浮き沈みが
激しいですがその中でも常に
全力で戦うレスラーたち。
この姿には本当に大好きです。
たとえ地方でも手を抜かず
やっているレスラー達を見ると
色々な場所に見に行きます。
最近は中々見に行けなくなって
しまいましたが以前はシリーズ
全会場見に行ったこともありました。
そんな時今は亡き馬場さんから
声を掛けてもらったんですよね。
あの時は嬉しすぎて言葉に
なりませんでした。
馬場さんの凄いところは何度も
足を運んでいるお客さんの顔を
覚えているということ。
さらにプロレスが好きになった
瞬間でしたね。
この漫画でもお客さんの素晴らしさを
だしている場面が出てきます。
色々楽しい漫画ですので
是非読んでみて下さい!