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アンダンテのあらすじ&ネタバレ!最終回(結末)はどうなる?

アンダンテ

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル アンダンテ
原作・漫画 小花美穂
出版社 集英社

高原茗(たかはら めい)は14才、
思春期真っ只中。

天才若手音楽家であり
血の繋がらない兄、
那都(なつ)と暮らしている。

そこへオーストラリアから
美少女歌姫・メルが
やって来てーーー?!

メルと那都の関係、
そして茗の内に秘めた想いとは…?

複雑な運命が交錯する、
切ないラブストーリー。

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アンダンテのあらすじ紹介

高原茗は中学生。

血の繋がらない兄、
那都と仲良く暮らしている。

天才音楽家である那都と
平凡な自分を比べ落ち込んだり、

ちゃらんぽらんで情けない両親に
怒りを露わにしたり、
茗は思春期真っ只中。

そこへ天使の歌声を持つ美少女・
メルがやってきて、不思議な
3人暮らしが始まったーーー。

茗の内に秘めた秘密の恋、
そして明かされる衝撃の事実…。

果たして3人にアンダンテな未来は
やって来るのか?

切ない展開が目白押しの
ラブストーリー。

アンダンテのネタバレと今後の展開は?

高原茗(たかはら めい)は平凡な中学生。

血の繋がらない兄・那都(なつ)は
超有名若手音楽家だ。

親との関係が芳しくない茗は、
那都と2人で仲良く暮らしている。

そこへ父の知り合いの娘だという美少女・
メルがオーストラリアから
居候をしにやって来た。

天然で世間知らずなメルは、
しっかり者の茗と気が合う。

また一方で類い稀なる歌の才能を
持っており、その天使の歌声で
多忙な那都をサポートするうちに、

2人は恋に堕ちて行く。

重度のブラコンである茗は、
2人の関係にショックを受けると同時に
自分の中の那都への恋心に気づく。

兄への片思いという不毛な恋を
諦めようと、バイトを始めてみたり、

アンダーグラウンドに生きるドラマー・
州と交際してみたりするが、
やはり那都への想いを消せない茗。

そんな中、那都とメルが異母兄妹である
という衝撃の事実が発覚する。

那都とメルは恋人関係を解消し
兄妹になろうと努力するが、

やはり難しく、
メルはオーストラリアへ帰国する。

一方で茗は那都に自分の想いのたけを
告白し、那都を兄ではなく男性として
好きでいることを受け入れてもらう。

2人暮らしに戻り、一旦は
立て直したかのように見えた那都と茗。

しかし、メルが幼い頃に患った病気が
原因で実は短命であるということを知った
那都はショックで病み、

音楽活動を続けられなくなる。

茗が那都の背中を押し、
那都は失踪というかたちで
愛するメルを追う。

数年後、若手サックス奏者として
活動する茗に、那都とメルから
手紙とCDが届く。

そこには残された時間を
アンダンテに生きる、
2人の様子が記されていた。

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アンダンテの読んでみた感想・評価

キラキラで繊細な絵柄は
ザ・少女漫画ですが、
ストーリーは大人向け。

主人公 茗と同じ中学生だった頃に
一度読んだ作品でしたが、

あれから10数年、大人になった今
だからこそ感じられる深みがあり、
当時より読み込めました。

当時は兄を好きになる茗に
共感できませんでしたが、

年上の人物への尊敬や憧れが
恋愛感情に発展していく事は

この年代の女子中高生あるある
なのかもなあと今では思えます。

登場人物のキャラクターが魅力的で、
不甲斐ない自分にイライラしたり、

まさに等身大の思春期な茗に
「大丈夫だよ」とおばさん目線で
慰めてあげたくなるのはもちろんのこと、

メルのカタコトが可愛いく癒されますし、

妹の茗には見せない弱さを
メルの前では露呈する那都には、

そりゃ世間がどれだけ持ち上げる
天才音楽家で妹の親代わりでも、

たった17歳のひとりの男の子
なんだよなぁ?と愛おしさを
感じられました。

切ない展開ばかりなのですが、
主要な登場人物がみんな優しく
愛情深くて、

自分本位の人間が1人もおらず、
全員の幸せを願わずにはいられません。

アンダンテはこんな方におすすめな作品!必見

作品の掲載雑誌であるりぼんの読者層より
高い年齢の方にオススメします。

いわゆる三角関係ものなのですが、
その内容が血の繋がらない妹VS
実は血の繋がっていた妹という

昼ドラのようなヘビーさ。

しかし主要人物の中に腹黒い者や
自己中心的なキャラクターは1人もおらず、

皆が皆自分以外の誰かを大切に想って
思い悩んでいる若者たちです。

その切なさ美しさと重い展開が相まって、
大人が読む少女漫画といった感じです。

また、友人同士など複数人で
読むこともオススメです!

主人公を取り囲む男性キャラが
「線の細く紳士な優男、
中性顔イケメンの那都」と

「アンダーグラウンドな危ない世界で
生きるツリ目の猫系男子・州」という
まさに白と黒、

対極な魅力の二人なので、
あなたはどっち派?!

なんて語り合う楽しみ方もあります。

作者の小花美穂先生の代表作といえば
コメディ調の「こどものおもちゃ」ですが、

こういった切な重たい恋愛漫画も
多数描かれており、この作品の他では
「あるようでない男」などが

特にオススメです。

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