イノサンのネタバレ（結末、最終回）と感想！あらすじや試し読み！

フランスで200年以上
死刑を執行してきた家系があった。

その死刑執行人の頭領を
「ムッシュ・ド・パリ」と呼んだ。

その頭領を代々受け継いで
きたのはサムソン家。

そのサムソン家で最後の
頭領の物語がこれから始まる！！

イノサンのあらすじ紹介

市街で税金をまた上げられることを
言われている民衆の中にある
男達が現れた。

その男達をみた民主達は道を開け
後ずさりして口々にこう言う。

「死神に出会ってしたから
今日一日ダメな日だ！」など。

彼等はサンソン家の父子。

何故忌み嫌われているのかと
いうと彼等は代々フランスの
死刑を執行してきた家系だからだ。

だがサムソン家の父は
その噂を気にもせず馬の足を
進めていく。

息子は終始うつむきながら・・・。

サムソン家最後である
死刑執行人の壮絶な物語！

イノサンのネタバレと今後の展開は？

学校や家庭教師からも
嫌われて誰からも教育を
うけられない息子のシャルル。

父は教育を受けれる場所を
探すが見つかることはなかった。

シャルルは言った。

「この家の人間は誰からも軽蔑され
嫌われているからしょうがないんだ」と。

だが祖母はシャルルに言う。

「我が家は国王から依頼を受けている
名誉ある職業から人間達とわざわざ
交わる必要はない」

さらに

「次の仕事からムッシュ・ド・パリに
なるため同行しなさい！」

とシャルルに厳命した。

母は反対するが祖母は
甘やかしすぎだと言い言葉を遮る。

「サムソン家は正義の剣で罪を
罰する職業なのだから胸を張りなさい。」

この言葉を聞いたシャルルは
祖母に反論をした！

「なぜ正義の剣なのに
サムソン家の人間は蔑まされるのか？」

「なぜ人が人を殺さないといけないのか・・・」

この言葉を聞いた祖母は手を叩く。

そしてシャルルは拷問部屋へと
連れて行かれることになった・・・。

シャルルは生き残ることが出来るのか！？

イノサンの読んでみた感想・評価

私が興味ある時代と
作中の話が完全マッチした作品です。

このフランス革命へと向かう
時代背景が本当に面白い。

この時代を知っている方には
すごい目で見られそうですが
色々惹き寄せられてしまいます。

特に表舞台にたってこなかった
このマンガの主人公でもある
死刑執行人の話の伝説的話。

これはグロ耐性が無い方は
あまり調べないほうがいいかも
しれないと言わざるを得ないです。

とにかく何で人間はこのような
残酷な殺し方を考案するのか
私のような凡人には考えが及びません。

ただこのマンガのサンソン家は王家より
この執行をしなさいと言われて執行するだけ
ですので考案したわけではないのです。

逆にこのサンソン家は医師が
本業であり貴族から平民まで
多くの患者を治した名医です。

サンソン家は刑を執行した後で
死人を家に持ち帰り解剖することで
人体の仕組みに詳しくなりました。

そのことをやった結果名医として
その地位もあるわです。

ですがその反面でどのように
人を殺めることができるかも
詳しくなっていきますが・・・。

とにかくこのマンガはその細かい
描写まで上手く書かれています。

本当に面白い作品です。

イノサンはこんな方におすすめな作品！必見

『フランスで実在した死刑執行人』
のお話です。

私は全世代の方に読んで欲しい
作品の一つですので興味がある方
全員にオススメします。

これは本当に面白いですよ。

この時代の平民に対する扱いや
貴族はどんなことをしても
処罰されない時代。

この時代は王族、貴族、平民と
三層に分類されていました。

王族と貴族はフランスの約2割で
平民は8割の人間達。

でもこの8割の人間達は王族から
とてもツライ税を課せられて
その日食べるのがやっと。

そんな8割側の人間達が悪さをすれば
冤罪でも激しい拷問を受けて死んでいく。

そして有名なマリーアントワネットの
言葉がありますよね。

これは敢えて言いませんがここから
市民運動が活発になり革命が起きたんです。

そりゃそうですよね。

こんなことを繰り返していれば
反発が起き王政は崩れていきます。

結局悪いことをした人間は
最後にはそれなりの死を
迎えるものです。

色々言いたいですがこれで・・。

読んで間違いない作品ですので
勉強と思って読んでも楽しめます。

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