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エデンの東北のあらすじとネタバレと感想を書いてます!最終回が気になる!

エデンの東北

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル エデンの東北
原作・漫画 深谷かほる
出版社 バンブーコミックス

1970年代の東北に住む、
すみれ一家の暮らしを綴った作品。

ご近所づきあいや親戚づきあい、
兼業での暮らしや
長い距離を歩く登下校。

厳しくて美しい自然を背景に、
今はめったに見ることが

できなくなった日本の原風景を
感じることができます。

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エデンの東北のあらすじ紹介

貧しい東北の村に住むすみれは幼稚園児。

美しくてキッパリ厳しいところもある母と
優しいけど呑兵衛の父、
女の子のように

可愛くて弱気なあきら、謎のペット
しんごとの5人暮らし。

可愛くなりたいさゆりと強くなりたい
あきらのコントラストで
日々が描かれています。

さゆりの年上らしい知恵のきいた
意地悪や悪さを叱るお母さん。

「わたしばっかりずるーい」とさゆりは
近所のお宅に上がり込んで泊まってきたり、

ご飯をごちそうになったりと、
別のところでたくさんいい思いしています。

でも人一倍情が深いお父さんと
お母さんをみているさゆり兄弟、

身も知らないひとの赤ちゃんを
一週間も預かってもすんなり受け入れる
心の広さをもって成長していきます。

エデンの東北のネタバレと今後の展開は?

1巻から10巻まですみれが幼稚園児から
小学低学年までの成長が
描かれています。

最終回ですみれは栄子と一緒に
甲子園の地区予選試合を見に行くことに。

この試合には密かに栄子に
思いを寄せるイケメン織田君が、ケガで

欠員になってしまった3年生部員の
代わりに
出場しています。

実は坊主頭になるのが嫌だ、
と最後まで出場をしぶっていた織田君には
秘密がありました。

なんと織田君にはハゲがあったのです。

しかし敗退してしまった試合終了後、
両校がお辞儀で最後のあいさつを交わした

その時、
目ざとく出場メンバーの中に
「ハゲ」がいることに気づいたさゆり。

さっそく栄子にもそれを伝えてしまいます。

実は背番号4が坊主頭にした織田君と
気づき、栄子が驚きます。

あっけにとられている栄子を置いて
織田君に駆け寄るさゆりは大声で
「ハゲ触らせてー!」と頼むのです。

開き直った織田君はいいよーん、
と頭を傾けます。

そんな織田君の姿に野球部の
メンバーも、謝罪と感謝に胸を
熱くしてするのでした。

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エデンの東北の読んでみた感想・評価

とにかく癒される作品です。

兄弟がいる人なら、さゆりとあきらの
やりとりが懐かしいものとして
蘇ってくるのではないでしょうか。

また、子育て中のひとであれば
今とは違う時代背景ながらも

子を叱ったり、申し訳なく思ったりする
親の気持ちがじんわりと伝わってきます。

呑兵衛のお父さんはなんとなく
頼りなさげに描かれていますが、

お母さんを本当に上手に立てていて
夫婦円満のコツをよく知っているな、
と思わせます。

褒められたお母さんも素直に喜ぶし、
登場人物が現代よりも
オープンで屈託がない。

それはズケズケしているのとは
少し違っていて、自分の気持ちを

表すことにたいして
とってもオープンなのです。

そういう姿勢って人を
安心させるんだなあ、
と漫画を読みながら実感しました。

また、今の都会でははなかなか
見られないご近所づきあいの思いやりが

描かれるシーンでは何回も
ハッとさせられました。

カンナさーん!

で作者に興味を持ち、読んでみたところ
止まらなくなって、全巻読んで
しまいましたが何度も読み返しています。

大好きな作品の一つになりました。

エデンの東北はこんな方におすすめな作品!必見

若い人にも読んでほしいですが、
子育て中の人には特におすすめです。

子育てしているときは意外に孤独で、
世の中の物差しや評価が
気になることが多いですよね。

幼稚園や小学生になると、
習い事などで子供なりに忙しい
スケジュールがあったりして

大変ですが、
この時代のおおらかな
親子の姿を見ることによって、実は

子供たちが子供同士や遊び、自然で
大きくなるんだと
当たり前のことに
気づくことができるからです。

「現代育児あるある」的な漫画も
読んでいて共感できますが、

今度はその登場人物と
自分を比べてしまいがち。

でもこの作品は40年近くまえの
ことですから、育児環境が違うせいで
比べようがありません。

そして読み進むうちに気づくのは、
子供は昔とたいして変わっていないんです。

だから漫画の中のさゆりやあきらの
思いは、もしかすると我が子が今抱えてる
思いと似ているのかもしれない。

大きく変わってしまった大人たちが
気づかされる「何か」を
この作品は持っていて、

読み進めていくうちに自分も
おおらかになれる、そんな
気持ちになれると思います。

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