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オセロ。のあらすじ&ネタバレ!最終回(結末)はどうなる?

オセロ。

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル オセロ。
原作・漫画 池沢理美
出版社 講談社

天然でニブいために、周囲からも
いじられてしまっている少女、樋口やや。

しかし彼女には休日ゴスロリを楽しむという
周囲には話していない秘密と、
強くて元気な別人格が存在するという、

自分ですら知らない秘密があった。

かなり洒落にならない問題でも
サクサク解決してくれるような、
ナナの力強さが何とも印象的な、

多重人格系青春ラブアクション物語です。

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オセロ。のあらすじ紹介

流行からも遅れ、万事ややニブいと
友達からいじられている少女、やや。

彼女はビジュアル系バンドのファンで、
ゴスロリ姿で原宿に居座るのが
休日の趣味だったりするのですが、

実は彼女には「ナナ」という
まったく別の人格が宿っており、
ややとは対照的に強く勢いあるナナは、

ややに襲いかかるトラブルをサクッと、
ややが知らないところで解決したりと、
奔放な青春を満喫していました。

しかし、現実問題としては
同じ肉体を持っている以上、
ややに影響が及ばないわけもなく、

ナナのやり過ぎのツケは容赦なく、
ややに及んでくることになるのでした。

オセロ。のネタバレと今後の展開は?

いつもややトロくてややダサいと、
周りからからかわれている、
天然系少女、樋口やや。

嫌なことがあっても曖昧に
笑っているしか選択肢を
見つけられないような彼女は、

小さい頃の夢からも遠く、
冴えない日常を送っていました。

しかし、ビジュアル系バンド
「JURIET」が大好きな彼女は、
毎週日曜日原宿で、

同じようなファンたちと集い、
ゴスロリ系のコスプレをして
過ごすのが通例になっていました。

しかしそんな「秘密の楽しみ」も
学校での「友達」であるセリたちに
バレてしまいます。

詰め寄られたその場は同級生の
モリヤマの助けによって、
何とかやり過ごしましたが、

断り切れず行った合コンカラオケで、
「JURIET」が超得意なんだと、
煽られて歌うハメになります。

しかしトラウマもありややは
頭痛がするほどの重圧を
感じてしまったのですが、

唐突にややは態度を豹変させ
見事な歌を披露したのでした。

しかも本性を現したかのように、
襲いかかってきた男たちを
「やや」はあっさり撃退し、

ついでにセリたちもボコした上で、
「やや」は自分のことを
「ナナ」だと宣言するのでした。

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オセロ。の読んでみた感想・評価

二重人格系の作品ではありながら
オセロのように白黒が実に
メリハリが効いている形で、

結構重めな展開であっても
痛快に解決できるパワーが
嬉しいタイプの物語でした。

本作は何と言っても
ややちゃんが魅力的ですね。

普段は「やや」ボケていて
「やや」ドンくさくと、
周りからもいじられていますが、

鏡を見たりすると人格が一変、
やたらと強くて格好良い
「ナナ」へと変身して、

降りかかる問題をズバリと
解決していくテンポが
実に爽快でした。

何しろややちゃんは、
休日にはビシッとゴスロリの
ファッションの楽しめるほど、

ルックスもいい感じなのですが、
ナナの戦力はまさしく強烈。

襲ってきた男をギターで
サクっと簡単にKOもできれば、
走行中の電車の屋根にも、

ひょいっと飛び移れるような
超身体能力の持ち主なので、
実に頼もしさ全開です。

おまけにややのことを
すべて理解していて、
キップや度胸も凄いのですから、

もう怖いものなしな感じです。

しかし、「彼女」の行動で
本当に問題が解決できるのかは
また話が別だったりして、

「友達」との関係のこじれや
「冒険」をツケをややが払うなど
リアルな構図も楽しめました。

とは言え全体的に、痴漢だったり
いじめだったりと言ったような
シリアスになりがちな問題も、

サクっと後腐れなく解決する
物語としての強さが全体にあり、
読んでいて気持ち良かったですね。

ドロドロした復讐劇ではなく、
もっと明るく面白くというのは
エンタメとして素晴らしい選択でした。

オセロ。はこんな方におすすめな作品!必見

多重人格系のキャラとなると、
基本的に「ラスボス」なツワモノを
思い出してしまうのが、長年の、

少年漫画ファンだったりします。

元々から強力なところにさらに、
一切のためらいがなかったりする
別人格が宿っているならば、

弱いわけがないのは当然ですが、
一方、メンタル的に不安定にもなるため、
主人公向きではない印象もありました。

しかし本作のややちゃんは、
普段は周りからいじられ、
あるいはいじめられているような、

ちょっとニブくて冴えない感じですが、
別人格「ナナ」の大活躍が
問題をスカっと解決していますね。

いじめを扱った作品となると、
とかく描写がハードだったり、
展開が重かったりするのですが、

本作はスパッと切れ味が良く、
元気な女の子の痛快な活躍を
満喫するならとてもオススメです。

また一方で、大人しいややちゃんも
「変身」した自分の魅力に
最初から気付いていたり、

いじめをしてくるセリちゃんへの
いじり具合も徹底していたりと
似たような作品とは違う趣きです。

また、強くてカッコいいナナなら
全てが解決というわけでなく、
「できる側」だからこその、

モヤモヤを抱えていたりするのも
きっちりと描写されていて
好感が持てました。

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