[PR]Yahooプレミアム会員が最大6ヶ月無料+毎週(金曜)20%ポイント還元中!【ebookjapan】

オタサー漫画げんしけんは○○の恋の話だった。あらすじあり!

げんしけん

この記事は約 4 分で読めます。

月刊アフターヌーンに連載され人気作品で
アニメ化もされた木尾士目先生の
「げんしけん」という漫画がある。

このタイトルのげんしけん、これは大学のサークル 
現代視覚文化研究会 を略したものでありそのサークルの別称である。

げんしけんはつまりは
アニメ、漫画、ゲームなどのオタク文化サークルです。

この漫画はまだそのころ一般的ではなかったオタク文化、
オタクそのものに焦点をあてたものであった。

この漫画が初掲載されたのが2002年です。

サイト内で【げんしけん】を検索!
『木尾士目先生の連載作品』
ぢごぷりぢごぷりのネタバレ(結末、最終回)と感想!あらすじや試し読み!

世間で秋葉原のメイドカフェや萌え文化、
電車男などが流行りオタク文化が一般的に
広く認知される前の物語である。

ちなみに、この漫画は登場人物の大学入学から卒業までを
ほぼリアルタイムで描いています。

1期の掲載期間も2002~2006とちょうど4年間になっている。
この物語の見どころは言うまでもなくオタクの生態である。

オタクってなんなのか、何が好きなのか、
実際どんな人達なのか、がリアルに描かれている。

物語の最初に、まず読者はオタク趣味の美男子高坂につられて
げんしけんに入ってきてしまう一般人の咲と同じ目線にたつことになる。

今時のイケてる大学生で趣味はファッションの咲には、
同じ大学生の男たちがゲームやアニメ、漫画に夢中になって普通の大学生。

夢中になるであろうリアルな女や遊びそっちのけで
美少女アニメのキャラクターに夢中になっているのが不思議でならない。

部室では常に部員たちが今季のアニメの話やゲームをして盛り上がり、
2次元エロゲームのポスターや同人誌に囲まれている。

部員も高坂、咲以外はわかりやすいオタクファッションだし、
言動などもこういう人いるなあと言う感じでオタクくさい。

また途中途中で濃いオタクたちもサークルに
加わり皆でコミックマーケットに並んだりする。

学園祭でコスプレを披露したりなど
サークル活動する中でいろいろ問題が起きたり、
みなオタクであることの劣等感を抱えていたりする。

非オタクとの壁や、
人間関係の悩みや大学生らしい将来の不安なども描かれている。

げんしけんの一番の見どころ

げんしけんのもう一つの見どころ、
それはげんしけん内の恋愛模様である。

物語の最初に咲が入部するまでげんしけんには
男子部員しかいなかったが途中で帰国子女コスプレイヤーの大野。

オタク嫌いを公言する腐女子荻上など
女子部員も入部しオタク同士意気投合したりする。

サークル活動していく中で恋仲になったりと
げんしけん内には数組のカップルも誕生した。

そのなかでも特に一般人咲とサークルの先輩、
斑目との恋愛模様は語らずにはいられない。

こう書くとまるで二人が付き合ったかのようだがそうではない、
咲はオタク趣味の美男子高坂を追いかけげんしけんに入部する。

物語の最初の方では二人はもう付き合っているのだ。

つまりげんしけんはオタク斑目の
一般人咲に対する片思いが見どころなのである。

斑目は他のげんしけんメンバー同様、
ゲームアニメ漫画好きの生粋のオタクである。

見た目もあまり気を使っているとはいえず
刈り上げたおかっぱのような髪型にめがね。

そして、やせてひょろっとしており
猫背で服も適当な物を着ている。

口調もオタクやオタク文化を語るときは饒舌になり、
ときには悪気なく言葉で人を傷つけたりもしてしまう所もある。

だが肝心なときには上手く話せなくなったりと
わかりやすい不器用さを持っている。

自分でも気づかないうちに一般人の咲に恋心を抱き、
いつしか自覚し、ずっと内に思いを秘めている。

しかし周りにはバレバレである。

何気ない言動に、発言に咲への気持ちがダダ漏れなのに
本人は誰も気づいていないと思っているところが痛い、
痛々しいが憎めないキャラなのである。

物語の途中で先輩の斑目は卒業を迎えることになるが
大学の近くに就職し、卒業後もげんしけんに居つくことになる。

もちろん目的はサークル活動に参加する為ではない。

最初オタクが物語のテーマだったげんしけんが
いつのまにか斑目の恋物語にすり替わっているのが
この作品の一番の見どころではないだろうか。

げんしけんは9巻で一度完結しているが、
また再開されげんしけん二代目としてげんしけん新メンバーたちを中心。

そして卒業した旧メンバーや
予想外の斑目をめぐる恋の話を読むことができる。

新メンバーは主に女性(腐女子)だが二代目は
特に女性特融のリアルな心理描写も必見だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA