タイトル | オフサイド |
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原作・漫画 | 塀内夏子 |
出版社 | 講談社 |
吾郎ちゃんはサッカーが
上手いんだから名門の横浜南へ
行くべきよ!
幼馴染の伊藤渚に言われ
ヨコナンに進学することを決めた
主人公熊谷五郎。
しかし入学試験当日。
渚が交通事故に遭い吾郎は
病院へ一緒に行くことになる。
そして吾郎と渚は川一つ隔てた
川崎高校へ入学することになった。
吾郎のサッカー人生漫画が始まる!
オフサイドのあらすじ紹介
私立川崎高校へ入学した
主人公熊谷吾郎。
その横で毎日泣きじゃくる
渚がいた。
サッカー名門校の横浜南高校へ
行くはずだったが渚が試験当日に
事故に遭ってしまう。
しかし彼は気にしていなかった。
サッカーは横浜南だけではない。
ここでも出来るのだから
何処に入っても同じだと
渚をなぐさめ続ける。
そこで大きな出会いがあった!
それは中学時代少しヤンチャでは
あったがサッカーが上手い奴ら。
薬丸と佐藤だった。
この3人が出会ったことで
これからのサッカー人生が
大きく変わることになる!
オフサイドのネタバレと結末(最終回)は?
サッカー部へ入部するため
現場に行く吾郎達。
しかしそこはとても
弱小高校のサッカー部では
なかった。
キャプテンの織田を筆頭に
全ての部員が統率されている。
しかしお世辞にも織田以外に
サッカーが上手な選手はいない。
それもそのはず。
このサッカー部はほぼ
織田が作り上げたものであった。
実は織田は横浜南高校の
優秀な選手だった。
しかし入学後試合中に膝を
怪我をしその爆弾を抱えながら
練習や試合をしていた。
動きが悪くなると監督からの怒号。
そんな織田は当然無理をして挑む。
だがとうとう無理がたたり膝が
言うことを効かなくなる。
そのことを監督に言いった織田。
しかし帰ってきた言葉は辛辣な言葉ばかり。
2人は言い争いになり織田は
横浜南高校を辞めることになる。
そして川一つ隔てた川崎高校へ
転校してきてリハビリをしながら
サッカーを続けていたのであった。
そんな中吾郎たちが入部してきた。
しかしそんな彼等に薬丸は
失礼な態度を取り続け
ついに吾郎の堪忍袋がキレた。
普段は温厚な吾郎が薬丸を
殴りつけ二度とくるなと言い放つ!
バラバラになってしまった
川崎高校サッカー部の今後の
展開に注目。
オフサイドの読んでみた感想・評価
この作者が好きなため読んだ
漫画です。
率直に言うとやはり面白い!
最初の出だしから不運続きで
そこから這い上がる過程。
いやー塀内さんっぽいです。
本当にこの人の描く漫画は
人間関係をメインにする。
やはりスポーツは人が大事ということを
改めてわからせてくれます。
吾郎が3年に進級しサッカー部の
キャプテンとなったときに
下級生が問題を起こす。
吾郎は激怒し問題を起こした人間を
殴るが吾郎の熱い気持ちで
下級生はついてくる。
とにかく吾郎はサッカーは
二の次で人間関係を
大事にする人間。
そんなことできる人間は
なかなかいません。
全国大会最後の戦いの
時にも自分は怪我をしているのに
後輩たちに対する言葉は感動!
「この試合が最後なんだから
もっと俺を頼ってくれ」
なんてことを言われなくても
下級生達はずっと吾郎を頼ってるし
尊敬し続けてるよ!
って思い泣いてしまった私がいた(笑)
もう何度読み返したか
わからないぐらい読み込んでます。
そのくらいオフサイドは
塀内作品の中でも
好きな漫画です。
こんな方におすすめな作品!必見
サッカー好きはもちろん
スポーツ好きの方へオススメ!
この作者の漫画は本当に
読んでいるとのめり込んでしまう。
作者の取材力は凄く
本当に細かいところまで
描写してるので必見です。
内容的には少々古い漫画なので
サッカーのシムテムが古いが
それもまたいい味を出している。
古いサッカーファンややっていた人は
そうそうこれこれ!と思いながら
読み進めて行くと思います。
だが作品後期になるとサッカーが
日本で知られていき今のシステムに
近づきながら練習して行く。
(昔は野球がポピュラーだったんですよ)
それを感心して読んだが
まだこの頃はそんなの通用しない
位にしか思っていなかった。
でも今じゃ普通に使用
しているシステムですもん。
それがやはりこの作者の
作品に対する熱意だと思います。
作者は別のスポーツ漫画も
連載していました。
これが私がこの作者の作品を
好きになった漫画です。
フィフティーンラブというテニス漫画
なのですが素人の私でも読み込んで
しまう漫画ですので是非。
ほかにも数々の作品を出しています
興味がある方チェックしてみてくださいね。