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【オーディナリー±のネタバレ】とあらすじは?感想や無料試し読みもあり!

この記事は約 7 分で読めます。
タイトル オーディナリー±
原作・漫画 高橋慶太郎
出版社 小学館

都心の超巨大複合学園である
国立西東京総合学園に通う、
1年15組の女子生徒──

的場伊万里(まとば・いまり)16歳。

彼女は学園の不利益となる生徒及び教師を
駆逐する事を義務付けられた、
職業兇手(ヒットマン)だった。

これは青春から遠く離れ、
日常と非日常を行き来する
女生徒の物語である。

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オーディナリー±あらすじ紹介

1997年11月・東京
都心部に位置する超巨大複合学園である
国立西東京総合学園に通う
的場伊万里(まとば・いまり)。

文部省教育施設特査の
職業兇手(ヒットマン)として
裏の顔を持つ女生徒だった。

登校前、彼女は自分の買い手である
仙崎時光(せんざき・ときみつ)から、
殺し屋の排除を依頼される。

それは文部省の大臣官房所属の官僚である
吉田国広(よしだ・くにひろ)が、
裏ビジネスで香港15Kから
怒りを買った事から起因していた。

普段ならば放っておけばいい様な、
どうでもいい案件である。

しかし運悪く学校調査に
国立西東京総合学園に
訪れる所を狙われる。

仙崎は頭を悩まし、香港15Kの放った
職業兇手(ヒットマン) を排除しろ
と伊万里に命令する。

一方的に切られた電話の後、
彼女は何事もなかったかのように登校する。

与えられた任務を果たす為に……

オーディナリー±ネタバレ・今後の展開

伊万里が依頼された香港15Kの
職業兇手(ヒットマン)殺害を依頼された彼女。

しかし遅刻してしまい、初老の教師である
籾畑(もみはた)先生に
見つかってしまいます。

モーミンとあだ名をつけられている、
ベテラン教師。

そして伊万里のそんなやり取りを
見ていた、転校生である川口弥生
(かわぐち・やよい)と出会います。

でも彼女こそ、香港15Kの送り込んだ
職業兇手(ヒットマン)。

王美棕(ウァン・メイヅゥン)
と呼ばれているスナイパーでもありました。

他人に怪しまれない格好をし、
標的を射殺する殺し屋。

弾着観測者を必要としない、
単独の暗殺者に偶然に
出会ってしまった伊万里。

弥生の狙撃地点を割り出していました。

また弥生も偶然出会った伊万里を、
同じ同種だと感じます。

伊万里をおびき出す為に
わざと狙いをつけ、
彼女を誘い込みます。

狙撃銃狙われた感覚を感じながら、
授業中のクラスから抜け出る。

弥生のいる狙撃地点へと向かう伊万里。

でも彼女の胸中には、
何故に標的である吉田が
狙われているのかが解りませんでした。

仙崎も彼女には伝えていない、
この暗殺劇の裏側。

それはある男の復讐劇でもある事を
彼女は知りません。

それを唯一に知る弥生と
対峙する事になった伊万里。

彼女を排除する為に戦闘を開始します。

授業がいまだに続く学園の上で
行われている職業兇手(ヒットマン)
同士の戦闘の合間の中。

伊万里は弥生から、
吉田の暗殺される理由を語ります。

吉田は国際的な医療関係者への
顔の広さを買われ、
大臣官房へと天上ってきた人物。

救いを求めてきた人を商品として扱ってきた、
悪党の中の悪党と彼女は吐き捨てます。

そんな男を守る価値があるのかと
問われる伊万里ですが、自分の買い手である
仙崎の依頼でしかないこの案件。

学園内での殺人を食い止めるだけで、
吉田自身を守る気はさらさらになく、
やるなら外でやれと、軽く受け流します。

弥生と伊万里。

二人の職業兇手(ヒットマン)の
死闘の行方は、はたして?

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オーディナリー±読んでみた感想・評価

代表作に「ヨルムンガンド」や
「デストロ246」などの
ガンアクション漫画作品を
手掛ける高橋慶太郎先生。

初の連載作品である「オーディナリー±」は、
2002年「アフタヌーンシーズン増刊」で
連載を開始しました。

ですが、連載雑誌の休刊により
掲載話数わずか4話で連載が
終了してしまいました。

でも「オーディナリー±」の
独特な設定や世界感に
作品の展開に人気を博します。

2007年11月に
小学館Gⅹコミックスより単行本発売。

高橋慶太郎先生の出世作ともなる
「ヨルムンガンド」の
連載の切っ掛けを作った今作。

女子高生の殺し屋が
活躍すると言う物語です。

主人公の的場伊万里(まとば・いまり)は、
体格が小柄な上に、寡黙でおとなしい性格。

そのためクラスから陰湿な
イジメを受けています。

しかし、その裏の顔は
文部省教育施設特査の
職業兇手(ヒットマン)。

戦闘になればサプレッサー付きの
ベレッタ?92を使い、
超人的な銃撃戦を繰り広げる暗殺者。

国立西東京総合学園に対して
仇なす相手を排除する事を
任務にした、凄腕の彼女。

小柄な美少女にも関わらず、
裏社会の殺し屋ですらまともに
相手にする事も出来ない程に
無敵な彼女でもあります。

しかしその精神は自身の在り方に
ついて思い悩む
少女でもありました。

平和な日常と、暗殺者である
非日常を行きかうが故に、
その精神が揺らぎ、思い悩みます。

彼女のよりどころとなるのが、
美濃芳野(みのう・よしの)と
言う闇医者の女性でした。

彼女との触れ合いなど、暗殺者である
伊万里の在り方を変え、
今後の生き方を教えてくれました。

一人の暗殺者の人生に深くかかわる
心理面など、アクション漫画において
ドラマ性なども充実しています。

また戦闘描写の躍動感と跳躍感など、
他のアクション漫画に
類を見ない作風となっています。

ガンアクション好きな読者を納得させてくれる
内容になっています。

哲学的なガン・アクションが楽しめる作品

ガンアクション漫画を愛読する読者を、
さらに満足させてくれる内容の漫画が、
この「オーディナリー±」です。

この作品はガンアクション漫画界において、
今もっとも注目されている作家さんでもある、
高橋慶太郎先生。

初のデビュー作兼連載作品でもあり、
後の「デストロ246」の布石
ともなる作品であります。

前日談の様な物語の構成が、
「デストロ246」から入った読者でも、
満足できる内容になっています。

「デストロ246」において
小柄な殺し屋として活躍していた
彼女の過去が垣間見れる作品です。

暗殺者として生きる彼女──

伊万里が、どんな学園生活を送り、
そして成長しているのかを知る事の
出来る作品でもあります。

また殺し屋としての
自分に思い悩むなどの葛藤など、
ドラマ性を含んだ物語でもあります。

恵まれた世界において、
何故かに犯罪に手を染め、
幸せな日常を簡単に手放してしまう人間達を
排除暗殺する彼女。

そんな相手を殺していく上で、
殺す事に疑問を持ち、
また自身の在り方に思い悩みます。

そんな伊万里の葛藤など、透明感があるも、
それは戦闘によってすぐに
黒く染まってしまいます。

その色合いの変化における表現技法など、
高橋慶太郎先生の作品の
心理演出なども見どころの一つです。

また先生独特のガンアクションの描写なども
見どころ十分となっています。

哲学的なガンアクション漫画を読んでみたいと、
また「デストロ246」を読んだ読者を、
さらに奥深い世界へと
引き込んでくれる作品でもあります。

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