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ガキのためいきのネタバレと感想や試し読みあり!結末が気になる!

ガキのためいき

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル ガキのためいき
原作・漫画 沖田×華
出版社 講談社

AS(アスペルガー)
持ちの×華ちゃんは

日本人の”常識”である
”本音”と”建前”が
よく分からない。

簡単な計算ができず
難しい漢字が書けない。

ましてや子供時代なんて
理解できないものが
ほとんどで…。

漫画家・沖田×華が描く
”ためいき”エッセイ!

サイト内で【ガキのためいき】を検索!

ガキのためいきのあらすじ紹介

日本にはかなりいる
と言われているAS
(アスペルガー)。

漫画家・沖田×華も
その一人である。

普通に話をしていたり
知能の遅れもないので

KY(空気読めない)に
見られがちなAS。

しかし好きな分野には
とことん集中するので
専門職で活躍する人もいれば

人や社会になじめず
引きこもる人もいる。

ASのタイプは千差万別で
”これがAS”と判別するのは
結構難しかったりするのだ。

たとえば×華には
ASにLD(学習障害)と

ADHD(注意欠陥/多動性障害)
といったものがある。

LDの症状は
簡単な計算ができず
難しい漢字ができない。

ADHDの症状は
ありえない聞き間違いをしたり
言葉をそのまま受け取るなど。

そんな×華の子供時代は…。

ガキのためいきのネタバレと今後の展開は?

×華の子供時代は
日本語がほとんど
分かりませんでした。

昔保育園にいた頃
積み木遊びをしていた時

色が気に入らなくて
ヒステリーを起こします。

当時の先生は
様々な色の積み木を並べて

「何(色)が好き?」

と尋ねたそうです。

それを聞いた×華は
自身の好物を答えてみたり…。

しかし親も周りの人も
”ちょっとボケてる”
と思うくらいで

子供の×華がASとは
誰も気づきませんでした。

小学校に上がった頃
ASの症状は強くなります。

忘れ物を繰り返し
授業が全く分からず
テストも赤点だらけ。

こっそり隠して帰ると
母親に怒られます。

当然通知表も最悪で…。

×華の子供時代は
まさに”苦行”でした。

しかし保育園は
わりと楽しかったそうです。

理由は”遊ぶこと”が
仕事だったから。

皆勤賞どころか休日も一人で
保育園に行っていました。

×華は当時の自分は
活発と思っていましたが
母親は違っていたようで…

”他の子達と話しているのを
見たことがない”。

なぜかというと
保育園は人が多すぎて

周りが何を言っているのか
分からなかったからです。

それに対して
×華が取った行動は…。

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ガキのためいきの読んでみた感想・評価

ASを題材にした作品は
初めて読みました。

当時の×華さんの
ASであることの苦労が
赤裸々に描かれています。

内容は衝撃的でしたね~。

わたしは本作を読む前
AS=片付けられない人
と思っていました。

確かに片付けられないことも
症状の一つですが

それだけではなくて
ASのタイプも様々とは
全く知りませんでした…。

×華さんの苦労は
相当だったと思います。

簡単な計算もできなければ
漢字も満足に書けない。

学校では先生の言うことが
理解できないなんて…。

もし×華さんと母親が
早くASと気づいていれば
違っていたかもしれません。

特別学級に通うことが
できたかもしれないのに…。

×華さんのすごいところは
つらかった出来事や体験を

×華さんならではのセンスで
面白く描くところです。

×華さんだとなぜか
笑えるんですよね…。

作中の”ガキの戯言”には
現状や裏話が書いてあり
面白かったです。

”絶縁のいきさつ”という
タイトルは重いですが…

相変わらず
×華さんらしいな~
と思う内容でした。

家族のことを描いた
×華さんの『蜃気楼家族』も
いつか読んでみたいですね!

ガキのためいきはこんな方におすすめな作品!必見

発達障害を題材にした
作品を読んでみたい…。

そんな方には
「ガキのためいき」が
おすすめですよ。

本作は漫画家で知られる
沖田×華さんのエッセイ。

×華さんは子供の頃から
AS(アスペルガー)だけでなく

LD(学習障害)やADHD
(注意欠陥/多動性障害)
などの発達障害があり

彼女の子供時代は
”苦行”というほど
つらかったそうです。

本作のストーリーは
そんなつらい子供時代を
あえて面白く描いています。

『蜃気楼家族』を読んだ方なら
分かると思いますが

×華さんの家庭環境は
なかなか壮絶です。

あんな環境の中で
発達障害を抱えて
過ごしたのかと思うと…。

もし興味があれば
『蜃気楼家族』も
読んでみるといいですよ。

話はそれましたが
本作の見どころは
×華さんの生き方です。

発達障害と知らず
周りの人や親からも

”ちょっとボケてる”
と思われていた×華さん。

発達障害を抱えながらも
どうやって子供時代を
生き抜いたのか。

当時の×華さんの
子供ならではの考えが
リアルに描かれています。

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