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ガチャガチャのネタバレと感想!あらすじや無料試し読み!

ガチャガチャ

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル ガチャガチャ
原作・漫画 玉置博幸
出版社 講談社

昔から知っている彼女の性格が、
急に別人のように変わってしまう。

それも一人や二人でもなく、
何もかも変化してしまうとしたら?

明るく魅力的な女の子が、
例えではなく様々な変身を見せる、

「人格入れ替わり」の描写を主軸に
テンポ良く進んでいく、
爽やか純愛系ラブコメです。

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ガチャガチャのあらすじ紹介

普通の学生であるコウヘイと、
その幼馴染で友達のクララ。

二人は気軽に話せる間柄でしたが、
夏休み、コウヘイの誘いを断り、
ハワイに旅行に行ったクララは、

ちょっと妙な雰囲気で帰ってきました。

そして一つのことをきっかけで、
彼女は「別人」に変身。

コウヘイに対して急に積極的になったり、
かと思えば元通りの性格になったりと、
振れ幅が激しい感じでもありますが、

コウヘイはそんな彼女と離れることなく、
充実した青春を送っていくのでした。

ガチャガチャのネタバレと今後の展開は?

夏休みに期待を膨らませるコウヘイ。

朝食のカルビ丼をかき込んで
勢い良く学校に向かうと、
自転車に乗るクララに会います。

うっかりしてチェーンを外した
クララを助けてあげたことで、
ハンカチを貸して貰ったりしつつ、

コウヘイは友達に海へ誘われます。

スタイルの良いクララの水着を
何としても見たいという友達に、
海に誘うように言われたコウヘイ。

幼馴染のクララにそういった意識を
持ってこなかったコウヘイですが、
促される形で切り出します。

満更でもなさそうなクララでしたが、
彼女には家族でハワイに行くという
イベントが控えていたため、

海へという話は流れてしまいました。

とは言え、活動的なコウヘイは、
友達との夏休みを満喫、
釣りに水遊び、プラモ作りと、

遊び倒しの日々を送りますが、
一方でクララが気にもなります。

そして迎えた登校日、
コウヘイはクララに会えました。

しかし、クララの様子はちょっとヘンで、
コウヘイもまたドキドキしてきます。

しかし、別れ際コウヘイが、
借りていたハンカチを返すと、

クララの雰囲気がガラリと変わり、
熱心にコウヘイを誘ってくるのでした。

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ガチャガチャの読んでみた感想・評価

「BOYS BE…」などの王道作品を、
ずっと楽しみにしてましたが、
本作には良い意味で驚きました。

日常的なシチュを展開させ、
ワクワクドキドキな恋愛話にできる、
名手として知られる玉置先生が、

何と人格入れ替わりものに
挑んだのですから、読者としては
予想がつきません。

しかもタイトルは「ガチャガチャ」、
クララちゃんに起こっている
事態からすれば、

やや軽過ぎるような感じすら
受けてしまいましたが、
読んでみるとなるほど納得、

クララちゃんはビシバシ「変身」し、
性格から外見まで変わりますが、
それによって悲劇が、的な

キツい話は表に出ず、
あくまで自分の中のライバルたちと
コウヘイ君との恋に集中します。

そこには青春の爽やかさと前向きさ、
良い意味での突き抜けた軽さがあり、
本質的にも正解かもと思いました。

結局、変わってしまうものは仕方がなく、
だとすれば他の「同居者」とも仲良くし、
本命の彼女と恋を実らせるのがベスト。

と、ここまで計算している感じではなく、
自然な形で正解に至っているから
読み手に好印象を与えるのかも。

恋愛のワクワク感を堪能できました。

事の真相の意外さも含めて、
先が予想できない楽しさがありました。

ガチャガチャはこんな方におすすめな作品!必見

演技や性格の変化というレベルではなく、
まったく別の人格が同一人物に宿るという、
「多重人格」者という概念は、

創作では便利だと思われがちですが、
意外と使いどころが難しいキャラです。

自分が「別人」になるという恐怖と常に
同居しなければならない前提があるため、
どうしてもシリアスな感じになりがちで、

周りもかなり気を使った接し方を
続ける形になってしまうからなのですが、
その点に革命をもたらしたのが本作です。

「ガチャガチャ」というタイトル通り、
ヒロインのクララちゃんは大勢の人格と
同居しているのですが、

別人がドシドシ登場している中でも、
メンタルは極めて安定的で、
しかも皆同じ相手を好きだったりと、

入れ替わっても相当うまくやっています。

主人公のコウヘイ君もかなり大人で、
人格が変わったところで勝負したりせず、
堂々と告白するような男らしさがあり、

視線が良い意味でまっすぐでいいですね。

こういった友達以上恋人未満系の
ラブコメ作品では、恋の障壁になる
ライバルの女の子キャラが出てきますが、

本作では「人格」がライバルなので、
あまり登場の必要性がなく、
対外的には一途感が増しているのは、

独自の面白い効果とも言えますね。

王道ラブコメですが、
オリジナリティもある作品です。

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