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ゴールデンライラックのネタバレと感想や試し読みあり!結末が気になる!

ゴールデンライラック

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル ゴールデンライラック
原作・漫画 萩尾望都
出版社 小学館

舞台は第一次世界大戦あたりの
ヨーロッパです。

幼い少女ヴィーは少年ビリーと
出会い、恋をします。

順風満帆、全てが上手く行っていた
人生でしたが、戦争や時代が
二人を引き裂き、翻弄していきます。

色々な出来事を通して愛についても
知る事ができる漫画です。

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ゴールデンライラックのあらすじ紹介

最初は幸せな少女ヴィーと
少年ビリーの出会いから始まります。

出会ってすぐに恋をする二人でしたが、
ある日ヴィーの父親が倒れた事で
一家はお金がなくなり、

引っ越す事になります。

幸い、ヴィーの父親は目を覚ましますが
それから以前の何不自由ない暮らしは一変、

ヴィーは色々な場所で
毎日毎日働く事になります。

ビリーもヴィーに負けないように
働きますが、それでもお互いなかなか
お金が貯まらない日々が続きます。

何の力もない生活に嫌気がさしたヴィーは、
仕事場で出会ったお金持ちの
ハーバートと結婚します。

ゴールデンライラックのネタバレと今後の展開は?

何不自由なく幸せに育ったヴィーは
両親がいない環境で出会った
ビリーと出会います。

ビリーはヴィーの両親が引き取った
子どもでした。

ある日、二人は仲間の子どもたち
と気球に乗り空を飛ぶ事の楽しさを
知り憧れを抱くようになります。

子どもだからこその純粋さで
お互いひかれあう二人でしたが、

ある日突然その生活は
終わりを告げます。

ヴィーの父親が倒れ急にほぼ
無一文になってしまったのです。

幸い、父親は助かります。

ボロボロのアパートに引っ越しを
しながらそれでも元々明るい性格で

働き者のヴィーはホテルで
一生懸命働き、家族を助けます。

ビリーはある日一人の紳士が倒れたのを
助け、自宅まで一緒に
付き添いをします。

その時紳士の家でヴィーそっくりの
絵画を発見します。

その後、ビリーがヴィーの職場を訪ねた時
「ヴィーはホテルをクビになった」と
言われてしまいます。

さっきの紳士ならひょっとしたら
ヴィーの行方を知っているのではと思った
ビリーは再度家を尋ねます。

そしてヴィーの元へ紳士は
ビリーを案内します。

そこでヴィーは現在ダンサーとして
働いている事をビリーは
知るようになります。

そして、いくら努力しても実らない生活が
嫌になったヴィーはお金持ちハーバートと
結婚をする事を選択します。

恋愛とは違う感情ですが、ヴィーは
穏やかにハーバートを
愛するようになります。

ですが、そんなある日ハーバートは
事故死してしまいます。

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ゴールデンライラックの読んでみた感想・評価

150ページほどの短い漫画に
人生というものがよく描かれている
作品だと思いました。

子どもならではの純粋さと
大人になってからの純粋さだけでは
生きていけないという対比が

しっかり描かれており、
読み応え抜群です。

主人公ヴィーは元々勝ち気で
ポジティブ、かつどんな時でも
諦めない強い性格です。

父親が倒れ貧乏になった時でも
その性格でどんどん働きます。

母親からビリーに「もう何もして
あげられない」と言われた時も

ビリーは「もう13歳だから
なんだってできる」といい、

ヴィーは「私達はラクダになる。
ラクダはコブに水があるから
いつでも元気なの」といいい、

家族に心配をさせまいと
明るく答えます。

このセリフは後々重要になる
事を知り、驚きました。

13歳と言えばまだ子どもです。

それでも明るく生きようとする
二人を見て落ち込む事が多い
私は反省しました。

さらにこの二人には第一次世界大戦という
戦争の影も近づいているのです。

自分も強くならないとと痛感しました。

また、貧乏生活に嫌気がさして
お金持ちのハーバートと結婚をする
ヴィーですが、

最初こそお金や彼の力にひかれて
結婚しますが彼の愛で
穏やかな生活を得ます。

色々な辛い事がありつつそれでも
世界は愛で満ちている事を
感じる素敵な漫画です。

ゴールデンライラックはこんな方におすすめな作品!必見

文学や哲学と言えるほど
素晴らしい漫画を描く事に
定評がある萩尾望都先生ですが、

このゴールデンライラックも
緻密なストーリー構成と画力、

繊細な演出で読者を一切飽きさせたり
しらけさせたりする事なく

約150ページあっという間に
読む事ができます。

昔の少女漫画に触れてみたい人に
ピッタリの漫画です。

また、第一次世界大戦周辺の
ヨーロッパの建物や

ファッションについても細かく
描かれているので

そのあたりの歴史が知りたい人にも
おすすめです。

ゴールデンライラックが好きなら、
同じ文庫本に収録されている
「マリーン」をおすすめします。

この漫画は少年エイブが
信じられないような美人である
マリーンと出会う事から

ストーリーが始まります。

エイブは使用人として

働いていましたが、母親の死を
きっかけにその雇い主の家で
暮らす事になります。

成績がよかった事で学校にも
通わせてもらう事になったエイブは
テニスの才能がある事がわかり、

お金を得るために本格的に
テニスを始めます。

ですが、マリーンには実は
婚約者がいる事を知ってしまいます。

ゴールデンライラックと同じく
愛がテーマですが、こちらは
悲しいラストを迎えます。

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