タイトル | ゾディアックゲーム |
---|---|
原作・漫画 | 真じろう |
出版社 | マッグガーデン |
夢や目標を一切持たず
ただ生きているだけの
高校生・小岩英。
そんな彼の前に
ある日天使が現れる。
天使は”儀式の参加者”に
英が選ばれたと伝えると
ある一冊の本を手渡す。
”その書は貴方の命”ーー
この不思議な出来事の後
目を覚ました英は
夢だと思うが…。
ゾディアックゲームのあらすじ紹介
無気力な毎日を過ごす
主人公・小岩英
(こいわすぐる)。
そんな彼がある日
道を歩いていると
真上から切断された腕が
一本落ちてくる。
振り向くとそこには
おびただしい死体が…。
ある一人の死体が
奇声を上げると同時に
困惑する英は名を呼ばれる。
見上げると少女のような
天使が立っていた。
天使は”儀式の参加者”に
英が選ばれたと伝えると
一冊の本を手渡す。
”私は貴方の星座の天秤
貴方の剣であり盾”
”そしてその書は貴方の命
ゆめ忘れ給(たも)うな”ーー
それから気を失った英は
自分の家で目を覚ました。
あの不思議な出来事は
夢なのかと思いつつ
学校へ行くが…。
ゾディアックゲームのネタバレと今後の展開は?
その日学校へ行った英は
友人からあるニュースを
聞かされました。
9日に吉祥寺駅前で
猟銃を持った不審者が
突然歩行者に発砲して
多数の重軽傷者を出した
…という物騒な事件。
不審者については
目撃者が大勢いながら
誰も不審者の特徴どころか
性別も分からないそうです。
英はニュースを毎日
チェックしていますが
この事件のことは初耳です。
ところが友人は
連日報道されていると
当然のように言います。
英は不思議なことに
9日から今日までの間の
記憶が全く思い出せません。
ふと自分の鞄の中を見ると
あの時天使に手渡された
一冊の本が入っていて…。
その夜
コンビニへ出かけた英は
あるものを目撃しました。
人の形をした黒い影。
影は英にしか見えておらず
次第に怪物の形になります。
嫌な予感がした英は
天使の言葉を思い出します。
明日から始まる儀式。
”ま…まさか始まるって
このことじゃ…”
武器を持つ怪物は
英を殺そうと狙って
追いかけはじめました。
英は逃げますが
すぐ追いつかれてしまい
もうダメだと思います。
怪物の武器である鋭い刃が
英を斬ろうとしたその時
あの天使が姿を現し
刃から守ってくれました。
”言ったでしょう
私は貴方の盾だと”
”それにこうも言った
私は貴方の剣だって”
天使は怪物を物ともせず
自身の武器で退治します。
英は怪物の残骸を前に
天使の正体を問いますが
彼女にこう言われました。
”小岩英。一番最初に
言っておくことがあるわ”
”貴方はすでに死んでいる”
信じられない英に対し
天使は真実を淡々と述べます。
英の魂は今この時も
冥府の川の畔を彷徨っており
死という事実が未確定のまま
一時的に保留されていると…。
ゾディアックゲームの読んでみた感想・評価
渡された一冊の本を手に
天使とともに怪物と戦う。
『金色のガッシュ』のような
ファンタジーらしさがあって
面白いですね~。
いつ死んでもいいと思い
生きていた無気力な英が
いつの間にか死んでいて
これからは生死をかけて
戦わなければならない…
英がこの先
どう変わっていくのか
気になるところです!
儀式の参加者は
英だけではないようですね。
英以外の儀式の参加者も
なかなか個性があります。
皆も英のように知らぬうちに
死んだのでしょうか?
ともに戦うモンスターたちも
天使とはまた違っていて面白い!
完璧な怪物だったり
逆に人間に似ていたり…
見た目は様々でワクワクします。
彼らはどこからきたのか
何の為に儀式をするのか
これらは次第に
明かされるでしょうね。
ただ一つ残念なのは
そのタイミングで入れる?
とツッコミたくなるギャグ。
バトルシーンは息をのむほど
とてもかっこいいのに…。
もちろんギャグ自体は好きです。
ただタイミングが…
絶妙といえなくて……
残念だなと思いました。
ゾディアックゲームはこんな方におすすめな作品!必見
主人公とモンスターが
協力して戦う作品が好き!
そんな方には
「ゾディアックゲーム」を
おすすめします!
本作は無気力な高校生
小岩英を主人公に描く
SF・ファンタジー。
物語を手がけるのは
『タブー・タトゥー』などの
漫画家・真じろうさんです。
主人公・小岩英は
いつ死んでもいいと
思っている無気力な高校生。
ある日彼は天使に出会い
一冊の本を手渡されます。
そして期間限定で行われる
儀式の参加者に選ばれたと
天使に言われました。
この不思議な出来事を
英は最初夢だと思いますが
天使との出会いから翌日の夜
あの出来事は夢ではないと
知ることになります。
自分以外には見えない
人の形をした黒い影。
そこから出てくるのは
武器を持った怪物…。
英は天使と協力して
様々な怪物と戦いながら
生き残りを目指します。
英と天使の行方は
読んでいて夢中になります!
また儀式の参加者は
英だけではないので注目です。
ギャグがイマイチなのが
本作の唯一の欠点ですが
気にしないという方は
楽しめると思いますよ!