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トクサツガガガのあらすじやネタバレを書いています(感想もあり)

トクサツガガガ

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル トクサツガガガ
原作・漫画 丹羽庭
出版社 小学館

会社では女子力高い
仲村さん(26歳)。

しかし本当の姿は
女死力滾(たぎ)る
”特撮オタク”だった!

ある時は
特撮のDVDを買う為
節約で弁当を作ったり

またある時は
安全なフィールドにある
カプセルトイを探し求め

街のありとあらゆる
場所を歩きまくる…。

そんな仲村さんが
日々を生きていく中で
恐れているものとはーー

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トクサツガガガのあらすじ紹介

”特オタ”であることを隠し
コソコソしながら生きる
主人公・仲村叶(かの)。

今日も仕事を終えた彼女は
同僚の誘いを断って
足早に帰宅する…。

忙しくて観られなかった
『ジュウショウワン』の
録画を観る為にーー!!

そもそも”特オタ”とは何か?

皆さんも小さな頃
観たことがあるはず…。

ヒーロー・怪人・怪獣
ロボットなどの活躍を描く
”特殊撮影技術”のことだ。

そして特撮に夢中な大人を
特撮オタク…略して
”特オタ”と呼ぶ。

…実は仲村さんは
母親がそういうのを
とてもイヤがる人で

一度は特撮の世界を
卒業していたが…

一人暮らしする齢になり
幼い頃の抑圧が一気に噴出し
見事”特オタ”に返り咲いた。

おかげで部屋は
特撮のグッズや本
DVDで溢れており…。

トクサツガガガのネタバレと今後の展開は?

一見女子力高い仲村さんは
特撮を愛する”特オタ”です。

部屋も特撮に関するグッズや
本・DVDで溢れています。

誰かを家に入れたことは
一度もありません。

なぜなら”特オタ”であることを
知られるのが怖いから…。

(自分の好きなモノを
悪く言われたり

嫌われたりするのって
ものすごく怖いことなんだよ…)

そんな思いを抱えながら
過ごしていたある日ーー

今日は金曜日だし
カラオケに行きたい
と思っていた仲村さん。

すると会社の同僚から
カラオケに行かないか
と誘われます。

「合コンじゃないけどー
違う部署の人も誘って
出会いの場をと…」

それを聞いた瞬間
仲村さんは心の中で
ヤダーッと叫びます。

断ろうとしますが
強制参加で断れず…。

仲村さんはその夜
同僚のカラオケに
おとなしく同行するも

”リア充のカラオケ”に
圧倒されてしまいます。

(皆なんでそんなに
最近の曲とか知ってるの!?)

(わたしなんか
”サカナクション”って
怪人だと思っていたのに!)

そんな戸惑う仲村さんに
ある試練が襲いかかります…。

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トクサツガガガの読んでみた感想・評価

面白い!

わたしは”特オタ”どころか
特撮も詳しくありませんが
本作で興味を持ちました。

仲村さんの脳内で繰り広げられる
『ジュウショウワン』の妄想は
とてもコミカルで笑えます。

面白すぎて1~3巻まで
読んでしまいました!

『ジュウショウワン』
是非リアルでもやってほしい…。

動物やロボットの擬人化好きな
人外オタからすれば最高です。

中でもトライガーに
惚れました~!

荒っぽくてパワフルで
ちょっとキザな性格って
完全にどストライクです。

これを絵にできる
作者・丹羽庭さんは
すごいなと思います。

仲村さんのセリフも
一つ一つに共感します。

中でも共感したのは

”自分の好きなモノを
悪く言われたり

嫌われたりするのって
ものすごく怖いことなんだよ…”

…というセリフ!

思わず”分かる~”と
口に出してしまいました。

年相応の趣味だったら
胸を張って好きと言えますが

言いづらい趣味だと
否定されるのが怖くて
秘密にしてしまいますよね。

仲村さんにはいつか
”特オタ”を否定しない
恋人ができればいいな~…。

トクサツガガガはこんな方におすすめな作品!必見

「トクサツガガガ」は
”特オタ”におすすめです!

本作は”特オタ”はもちろん
そうでない方も楽しめる
内容となっています。

漫画家・丹羽庭
(たんばにわ)さんが描く
ディープな”特オタ”の世界は

とてもコミカルで面白くて
惹きこまれますよ。

何と言っても
”特オタ”の仲村さんの
キャラクターが最高です!

外見と内面のギャップが
あまりにも違いすぎて…
逆にそれが面白いです。

さらに作中には
オタクであるが故苦悩する
仲村さんも描かれています。

もし周りに特撮が好きと言えば
嫌われるかもしれない。

好きなら堂々と好きと言え
なんて言われても…
言えるはずがない。

だからますます
隠さなきゃと思ってしまう…。

仲村さんの本音は
”特オタ”だけでなく
誰もが頷くと思います。

そして”特オタ”は
仲村さんだけではありません。

彼女以外にも同志といえる
様々な”特オタ”が登場します。

小学生のダミアンや
仲村さんより年上の吉田さんなど

どの”特オタ”も濃いので
最後まで注目ですよ!

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