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トリガーのネタバレと感想!あらすじや無料試し読み!

トリガー

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル トリガー
原作・漫画 板倉俊之 武村勇治
出版社 マンサンコミックス

日本は国王制となっていた。

現在の国王である冴木は、
日本の犯罪が減少しないことに対し
不満を覚えます。

そして、犯罪が一向に減らないのは
自分が犯した罪の重さを
軽視していることに他ならないと断言。

いかなる「悪」も
死をもって償うべきであるとする。

そして冴木は自分の分身ともいえる者を
各都道府県に1人ずつ派遣し、
あらゆる悪を滅ぼすことを図る。

主人公の三上和也はその中の一人である。

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トリガーのあらすじ紹介

かつての日本は政治に関して
数多くの問題を抱えていた。

困窮する国民がいたるところで
デモや暴動を起こしていた。

その反響もあり日本は
かつての政治体制を捨て国王制となった。

現在の二代目国王である冴木は
国の数々の問題を解決に導いてきたが、
唯一まだ達成できていないものがあった。

それは犯罪の減少に関するものだった。

冴木は、自分の犯した罪について
ある程度で済まされていた考えに異を唱えた

いかなる「悪」も
死を持って償うべきであるという考えに至り
「射殺許可法」を制定する。

そして悪に対し射殺を許された者、
「トリガー」である主人公三上和也。

悪と呼べる者を
片っ端から射殺していくのだった。

トリガーのネタバレと今後の展開は?

国王冴木は「悪」に染まりし
人間をこの世から消し去ることで
犯罪件数が減ると断言する。

彼は国民に対して、例を示す。

ある人物Aがもう一人の人物Bに対して
ひどい悪口を言い、
それに逆上したBがAに暴行を与えた場合…

Bが犯罪者となり裁かれるが
Aは裁かれることはないといったものだ。

そもそもAという人物が存在しなければ
Bは犯罪者とはならないため、
Aこそが「真の悪」だと主張する。

そこでこの日本からAのような人物を
抹消しようと国王冴木が独断で決めた法律が
「射殺許可法」である。

そこで「トリガー」と呼ばれる役職を
持つ人間が現れる。

トリガーとは冴木が各都道府県
に一人ずつ派遣した者たち。

犯罪者を始め、
他人に迷惑を掛ける者などに対して
射殺することのできる唯一の存在である。

トリガーを選出する方法とは…

「志願者全員に脳波計を付け、
ある映像に対するアドレナリン分泌量が
最も国王に近いものをトリガーに任命する」

いわゆる国王の分身ともいうべき存在であり
トリガーに選ばれた者には
それ専用の拳銃と1年の任期が与えられる。

そして、その間は
誰を射殺しても罪に問われることはない。

これが射殺許可法の主な内容である。

東京のトリガーに選ばれた三上…。

彼は犯罪者は勿論のこと、
町で他人に迷惑をかける厄介者や
自分が個人的にイラついた者…

そんな人々を何のちゅうちょもなく
次々に銃殺していく。

その光景を目の当たりにした人間は
顔を真っ青にして驚くばかりであった。

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トリガーの読んでみた感想・評価

やたら威圧的なタクシー運転手などといった
自分が気に食わないと思った人間

電車内で席を横取りしたり
ケンカを売ったりするといった
他人に迷惑を掛ける人間…

そんな人に対して、拳銃で撃ち殺すことを
可能とした法律がまかり通ってしまった
日本について描かれています。

現実世界ではまず起こりえない無茶苦茶な
設定となっていてなかなかシュールだった。

「幾らなんでも殺さなくてもいいだろう」と
加害者に対して同情の気持ちが芽生えたり…

「もし人違いや冤罪だったらどうするんだ」と
読んでいるときにツッコミを入れたくなった。

特に私がヤバい思ったのが、国王に性格が
よく似ているという理由だけで拳銃を持った
ド素人が日本中に派遣される点である。

この作品では国王はかなり気荒な人物であり、
そんなテロリストみたいな奴らが銃を持って
野放しにするなんてどんな世界だよと思った

今私たちが暮らしている場所が絶対に、
こんないかにもヤバいような世界に
なって欲しくないと願うばかりだである。

トリガーはこんな方におすすめな作品!必見

ギャグ要素や読者から
意図的に笑いを誘う場面が少ない作品。

しかし「トリガー」と呼ばれる国王の性格に
非常に似た素人を各都道府県に
配置させるような割と無茶な世界設定…

そのような危険人物がいかなる時に
銃を撃っても罪に問われることがない…

大した悪事でなくても何のためらいもなく
殺す場面が物凄くシュール。

なのに、逆に笑いを誘ってしまう…
そこがこの作品の最大の魅力であるので、
主に若い男性の間で人気になりそうである。

「射殺」というと直視できないような
グロいシーンを想像する方も多いと思う…

しかし、そのあたりに関しては
それほどリアルに描かないように
配慮されているので問題はない。

主人公の三上に限っての話…

ただ「悪」の芽を摘むだけでなく、
被害者に手を差し伸べる場面や
小さい子供に飴をあげる場面…

そんな心温まる一面も描かれている。

制裁系の漫画を好む人はもちろんのこと、
ほのぼのした漫画を好き好んで読む方も
最後まで読めるのではないかと思う。

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