タイトル | ナイトメア・ファンク |
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原作・漫画 | 竹村洋平 |
出版社 | 集英社 |
殺人を”夢”で予知する
新米刑事・来栖日和は
現実でその死を防ごうとするが
成功したことは一度もない。
そんな中
灰田と名乗る
元”暗殺者”と出会い
ひょんなことから日和は
彼とコンビを結成して…!?
刑事×元暗殺者の
異色コンビを描く
サスペンス・ストーリー!
ナイトメア・ファンクのあらすじ紹介
主人公・来栖日和
(くるすひより)は
殺人を”夢”で
予知する新米刑事。
この日も夢で見た
女性の死を防ぐため
町中を走り回っていると
流暢な日本語を話す
外国人と出会う。
その時日和は
自身の財布を盗まれるが
気づかずそのまま
去ってしまった。
やっとのことで
女性を見つけるも
あと少しのところで
助けられなかった日和。
その日の夜
またしても彼女は
予知夢を見る。
殺されたのは
あの時出会った外国人だった。
これ以上
犠牲を増やさないべく
急いで外国人を探すが…。
ナイトメア・ファンクのネタバレと今後の展開は?
外国人の居場所を
突き止めた日和は
「あなたは今から
射殺されるわ」と伝えます。
しかし外国人は
そんなことを言われても
全く信じようとしません。
「勘弁しろよ」と
去ろうとしますが
冗談ではなさそうな
彼女の真剣な様子を見て
一旦話を聞くことに。
自分の死の瞬間を
具体的に明かす日和に
(コイツは俺の正体を
知っているのか?)
と怪しむ外国人…。
撃たれるタイミングを
考えていると
向こうから歩いてきた少年が
アイスを落としました。
それを見た瞬間
撃たれると思った日和は
外国人を庇おうとしますが
外国人は
自ら体制を変えることで
銃弾をうまく避けます。
そしてそのまま
姿を消してしまいました。
「礼を言うぜオマワリさん」
という言葉を残して…。
予知した死を初めて
防ぐことができた日和は
嬉しくて涙を流します。
その頃姿を消した外国人は
自分を撃った狙撃手を
“始末”していました。
狙撃手は”始末”される前
外国人の名を呼びます。
クラウス灰田(はいだ)とーー。
ナイトメア・ファンクの読んでみた感想・評価
アクション・サスペンス
そしてコメディありで
よかったです!
ジャンプスクエア
(掲載雑誌)にこんな
良作があったとは…
作者・竹村洋平さんの
画力にはびっくりしました。
灰田のアクションシーンは
一つ一つ動きがすごくて
とにかく惹きこまれます。
ストーリーも面白く
素晴らしかったです!
ただのアクションや
サスペンスだけでなく
そこにコメディと
エピソードによっては
感動するところもあり
よくできているなぁ~
と思いました。
それぞれのエピソードには
名言といえるか分かりませんが
それらしいセリフが
出てきたりして笑えます。
特に面白かったセリフは
「女ってのはなあ
二つの顔を持つ
双面神(ヤヌス)なんだよ」。
これにはなぜか
ハッとしましたね…
自分自身が女だからでしょうか。
あとびっくりしたのは
『テニスの王子様』のキャラ
跡部圭吾が出ていたこと!
灰田のパソコンのデスクトップが
ばっちり彼でした…。
しかも分かりやすく
“ATOBE”と書かれていて
笑いましたよ。
こういう隠れキャラ(?)も
あったりすると面白いです。
ハマったのでこれからも
読もうと思います!
ナイトメア・ファンクはこんな方におすすめな作品!必見
アクション・サスペンスが
大好きという方は
「ナイトメア・ファンク」を
強くおすすめします。
本作は
事件を”夢”で予知する
能力を持つ来栖日和と
かつてプロの”暗殺者”だった
クラウス灰田がコンビとなり
事件を協力して防ぐという
サスペンス・ストーリーです。
ストーリーには
激しいアクションもあり
和やかなコメディもあるので
サスペンスものを普段
読まない方でも楽しめる
と思いますよ!
見どころは何と言っても
魅力溢れるキャラクターたち。
主人公・日和は
ナイスバディなうえ可愛くて
性格もまっすぐで
まさに”主人公らしい”
キャラクターです。
予知夢を見た後
おもらしをしてしまうのは
唯一の欠点ですが…。
もう一人の主人公・灰田の
キャラクターはというと
とにかく”破天荒”!
彼のアクションシーンは
迫力とスリルがあるので
必見ですよ。
エピソードによっては
心にグッとくるシーンも
あります。
灰田は一見チャラくて
ひょうひょうとしていますが
優しいところもあったりして
まさにイケメンだと思います。
二人のほかにも魅力溢れる
キャラクターはたくさん
出てくるので注目です!