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ハニーレモンソーダのネタバレ(結末、最終回)ってどうなるの?早く続きが読みたい!

ハニーレモンソーダ

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル ハニーレモンソーダ
原作・漫画 村田真優
出版社 集英社

地味系女子で周りから「石」とさえ、
あだ名されたこともある、石森羽花。

しかしレモン色の髪をした三浦くんと、
「再びの出会い」を経験した羽花は、
今までとはまるで違う学園生活を送る。

とにかくキラキラと美しく輝かしい、
応援したくなる恋と青春が、
ぎゅっと詰まった傑作学園物語です。

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ハニーレモンソーダのあらすじ紹介

中学校時代は「石」とまで呼ばれた、
ドン臭く、影の薄い少女、
石森羽花は、高校に入っても、

なかなか自分を出すことを
できないでいました。

しかしレモン色の髪を持つ美少年、
三浦くんと顔を合わせた羽花は、
大きな声でのあいさつから始まり、

いじめてくる相手に対して、
見事に反撃してみせるなど、
次々と「殻」を破っていきました。

その姿は三浦くんたちにも
関心を引き起こさせるものがあり、
孤立しがちだった羽花は、

個性豊かな仲間とともに
キラキラの青春を過ごしていきます。

ハニーレモンソーダのネタバレと今後の展開は?

高校入学一週間目にして、
炭酸のジュースを、揉め事に
巻き込まれる形で被ってしまった、

影の薄い少女、石森羽花。

中学校時代は「石」とあだ名され、
特に体育の授業では固まってしまい、
周りから浮きまくってしまうタイプで、

今回に関しても、張本人の三浦くんが
一応謝っていると言うのに、
うっかり逃げ出してしまいました。

しかし、過保護で優しい両親に、
甘えるような生活ではいけないと、
気合いを入れ直して登校した羽花は、

うっかり超早く来てしまい、
三浦くんと鉢合わせてしまいました。

しかし、クールで無表情な感じの
三浦くんは、羽花にしっかりと
挨拶をさせるなど面倒見の良い点もあり、

結果羽花は、三浦くんから
挨拶されるという「貴重」な
経験を得ることになりました。

その後もクラスの女子、遠藤さんに
助け舟を出したところ感謝されて、
仲良くなるなど良いことが続きますが、

「石」と呼ばれた羽花の過去を知る、
生徒たちと再会してしまい、
羽花はまたも沈んでしまいます。

そんな羽花を見かねて、またも三浦くんは
助け舟を出してくれますが、
羽花はこの学校に通うきっかけとなった、

三浦くんが絡むある出来事を思い出し、
勇気を振り絞ってみせるのでした。

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ハニーレモンソーダの読んでみた感想・評価

パワー系の男子が地味系の女子を、
引っ張っていく物語かと思いきや、
成長と決断に軸足が置かれていて、

非常に爽やかで充実感ある、
密度の濃い一作でした。

本作のポイントは第一に、
主人公を取り巻く仲間と
環境にあると言えます。

主人公である羽花は、勉強に強く、
反面人付き合いが苦手で、
入りやすく自由な校風の学校には、

イマイチ苦手なイメージですが、
「殻」を破ってからは、
そこがプラスに働いているんですね。

良いとは言えない環境にメゲず、
意思を貫いて戦う、的な、
根性でやり過ごす作品もありますが、

本作は羽花を否定せず、また、
彼女とは違う価値観も認めているので、
非常に和やかな雰囲気なんですね。

もちろん、色々な人が集まる、
自由系の学校ですので、羽花は、
狙われたりもしますし、

三浦くんタイプの生徒は目立って、
反感を買いかねないわけですが、
事があっても空気は変わりません。

地味な自分がダメではなく、
周りだけが悪いでもないという、
融和的な結論に至れるのは結構、

難しかったりもしますが、
それだけに本作のスタンスは
貴重なものがあると言えます。

もちろんスタンスが違うとは言え、
羽花も三浦くんも実に魅力的で、
単に顔立ちが良いのではなく、

ふとした時の表情などに、
若者特有の輝きがしっかりと、
見て取れるのも素晴らしかったです。

ハニーレモンソーダはこんな方におすすめな作品!必見

学校で人前で話すのが苦手だ、
体育の授業についていけない、
クラスメイトとうまく喋れない……。

明確ないじめを抜きにしても、
大人目線で考えてもなかなか大変な、
トラブルが頻発するのが学校ですが、

わずか数年間のことだからと、
「特殊な環境」に我慢するのも、
大局的にはアリな選択肢でしょう。

しかしそれでは、キラキラした、
本当に自分の憧れていた青春や、
未知の可能性というものには、

ずっと手が届かず、後々になって、
後悔するかも知れません。

本作はそんな大変で面倒で、
でも「何か」があるかも知れない、
「普通」の学校生活を、

本当に輝かしく描き切っています。

ヒロインの羽花は、見た目的にも、
特技的にも目立つタイプではなく、
「漫画的」ではなく「本当」に、

どこにでもいる娘なのですが、
だからこそその一歩を出す、
力強さが輝いて見えました。

キラキラした学園生活という、
素晴らしい数年間を、
羽花たちの目を通じて、

満喫したい方にはオススメですし、
能力やルックスにも関係ない、
本当の魅力を楽しむこともできます。

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