タイトル | ハマトラ THE COMIC |
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原作・漫画 | 北島行徳 小玉有起 |
出版社 | 集英社 |
テレビアニメ版にさきがけ
ヤングジャンプにて連載。
アニメ版のキャラクター原案をつとめる
小玉有起が作画を担当した。
物語にはバトル要素とミステリー要素が
合わさっており、キャッチコピーは
「小さな奇跡を信じるかい?」。
ハマトラ THE COMICのあらすじ紹介
舞台は横浜。
世界にはミニマムという超能力が
存在しており、主人公のナイスもまた
そのミニマム能力を持つ
ミニマムホルダーであった。
そんな彼は相棒のはじめとともに
ボロビルの屋上にあるプレハブ小屋にて
探偵業を営んでいる。
そんなナイスの元にはいつも
ミニマムと関わる謎多き事件が
やってくるのだった。
この物語は様々な事件を
通しながら、アニメ本編までに至る話。
ムラサキ、レシオ、バースデイといった
メインキャラとの出会いも
描かれた前日譚である。
ハマトラ THE COMICのネタバレと今後の展開は?
主人公ナイスは横浜の私立探偵だ。
彼はミニマムという超能力を持ち、
約5メートル以内であれば音速で
移動することができた。
彼は数多くのミニマムホルダーを統括する
『ファクルタース学園』の出身であり、
その『ファクルタース学園』がナイスを
学園に連れ戻すため、
ミニマムホルダーである
ムラサキを送りこんだ。
ムラサキはナイスの破天荒ぶりを
目にして、彼が果たして本当に学園に
必要な存在なのか疑問に思う。
しかし事件を解決していくその姿を見て、
ムラサキはナイスに宿っている
確かな素質、そして人柄の良さを
次第に認めていく。
物語終盤、とあるミニマムホルダーの
出現によりナイス達は
絶対絶命の危機に陥る。
なんと敵の術中にはまり、ナイス達の
ミニマムが使えなくなってしまうのだ。
しかし、死亡した
ファクルタース学園校長の言葉を胸に
ナイス達は再び決意、使えないはずの
ミニマムを発現して
敵を撃破することに成功した。
元々の事務所は敵の襲撃で
爆破されてしまったが、次は
喫茶店を事務所代わりとして使うことに。
新しく相棒としてムラサキを
迎え入れて、横浜の
トラブルシューター通称ハマトラが
今日も街を駆け巡る。
ハマトラ THE COMICの読んでみた感想・評価
単純にとても面白い。
物語自体の流れは非常に王道
なんですけども、設定が
いちいちカッコいい。
物語の開始地点がてっきり
能力開発をすすめる学園なのかなって
思ったんだけど、そこを出てから
物語が始まるという展開がまたいい。
キャラクターの名前とか随所に
オシャレな要素が含まれてて
ニヤッとしてしまう。
またアニメのキャラクターが多数
登場するし、キャライラストも
カッコいい奴らばっかりなので
読んでて飽きない。
けっこう悪いやつなのかなって
思ってたファクルタース学園の
校長が意外と良い奴。
不老不死の能力持ってたのに
呆気なく死ぬから驚いた。
でも彼からキャラクターごとの
能力につけられた名前の秘密を
知って、心にジーンとくるものがあった。
終盤の展開はおきまりという感じが
したけど、自分的にはそれが良かった。
しっかりアニメ版に繋げているし、
何よりもハッピーエンドというのが
ほんとによかった。
まだまだこれからも続くぜ!
というような終わり方は元気を貰える。
ハマトラ THE COMICはこんな方におすすめな作品!必見
どんな方にオススメなのか
と言われれば、まずイケメン好き。
キャラクターがけっこうかっこいい奴多い。
キャライラストが線の細い感じだから、
女子にもウケると思う。
例えばムラサキとか、長身で髪型とか
いかついのに眼鏡かけててマジメで、
そのクセしてちょっとツンデレ要素も
含んでるんで今の女子絶対好きだろうなー
って思いながら読んでました。
あとナイスとか、普段は不真面目だけど
やる時はやるぜキャラなので
銀魂の銀さんとか好きな人は
絶対好きになれると思う。
かわいいキャラいるんで女子だけじゃなく
男子にもこの漫画はありだと思う。
こういう、男子にも女子にもウケる
キャラデザイン書く作画の人は凄い思う。
作画の人があのブラッドラッドの
作者なので、ブラッドラッド見てたよ
っていう人は凄く親近感が沸く。
けどストーリーは違う人が書いてるから、
新鮮味があっていい。
アニメ本編を見てから読むのもいいし、
これを読んでからアニメを見るのも
どっちもありだと思う。