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【ミナミの帝王のネタバレ】とあらすじは?感想や無料試し読みもあり!

この記事は約 6 分で読めます。
タイトル ミナミの帝王
原作・漫画 天王寺大・郷力也
出版社 日本文芸社

利息はトイチ。

欲望の街、大阪ミナミにて
金貸し業を営む。

ヤクザや闇金よりも恐ろしい
ミナミの鬼こと裏金屋の
萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)。

取り立てられない借金は無し!

救いとなるか地獄となるか、
はたまた破滅となるかは
彼に金を借りる当人次第。

金と金が絡む物語
「難波金融伝・ミナミの帝王」

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ミナミの帝王あらすじ紹介

ネオン街の瞬きにきらめく、
関西最大の繁華街ミナミ。

色欲と虚栄に満ちた、
銭金が日々大量に流れ落ちるこの街に、
今日も人の波は途絶える事は無かった。

そして、人の欲望も途絶える事は無い。

ヤクザの怒声が響き、
蹴り倒されるサラリーマン。

これもミナミでは当たり前の日常でしかない。

誰も警察を呼ぼうとせず、
ただ自分の欲望を満たす為に
生きているだけだった。

身の丈に合わないキャバクラで遊び、
現金の支払いにごねる。

ヤクザに取り立てられる
サラリーマンの身から出た錆に
誰も取り合おうとはしない。

そう、彼を除いては。

顔面を掴まれ地面へと何度も叩きつけられ、
前歯を折り、血反吐を吐き出す。

サラリーマンを救ったのは、
サングラスに風体の悪い男。

だがこの街で最も力と、金を持つ、
ミナミの鬼と呼ばれる
萬田銀次郎だった。

ミナミの帝王ネタバレ・今後の展開

大阪の街ミナミを舞台に繰り広げ荒れる
金にまつわる欲望の物語である。

金融を題材にした漫画の一つである
「ミナミの帝王」。

トイチの金貸しを営む
主人公にした作品です。

さて、ヤクザが裏で取り仕切るキャバクラで
火遊びをしてしまったサラリーマン。

萬田銀次郎の登場によって、
ヤクザから救われたと思いきや、
そうは問屋が卸しませんでした。

こういう金銭がらみのトラブルは、
萬田の稼ぎどころでしかありません。

聴けばこのサラリーマンは
一流企業に勤めていると、
萬田にとってはカモがネギをしょってきた
美味しい上客でしかないのです。

給料を前がりして、ミナミで
遊びほうけていたサラリーマン。

ツケ馬にして勤め先に給料を
回収にするにしても、
前借で飲んでいる相手では効率が悪い。

カタをはめる為にいわすしかありません。

そんな追い詰められたサラリーマンに、
20万円をぽんと差し出す萬田。

これで支払いをしろ。

ある時払いの催促無しと、
現金を渡してくれる彼に、仏様と感謝しますが、
利息はトイチと言います。

一転して仏さまから鬼へと変わった瞬間。

20万を借りる前に、
利子の2万を引き抜かれ、
18万を手渡されるサラリーマン。

高額なツケ払いとなる借金に断ろうとするも、
身体の勘定が待って居るわけです。

後先がないサラリーマンは、
仕方なくに金を借りる事になってしまいます。

借用書に名前を書き、ニコニコ現金払い。

おおきにとミナミの街に消える彼に、
弟子入りをしようとする男──
坂上竜一(さかがみ・りゅういち)。

ヤクザから金貸しへとなる為に、
萬田の弟子になろうと頭を下げます。

萬田の返答は如何に?

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ミナミの帝王読んでみた感想・評価

ミナミの帝王は、原作は天王寺大先生、
絵は郷力也先生でお送りする作品。

日本の金融漫画を
代表する作品とも言えます。

実写映画にⅤシネマにドラマと、
幅広い活躍を見せる今作品。

俳優の竹内力氏のヒット作でもあり、
代表作である程に有名な作品です。

後の金融漫画の借金取りや
金貸しの基礎ともなる、
萬田銀次郎。

彼が返済不能な借金まみれな
債務者から金を貸す。

また回収するまでの様々の物語が、
この作品の見どころになっています。

金貸し漫画の代表作とも言える
「ミナミの帝王」は、あの「ナニワ金融道」と
対を成す作品とも言われています。

当時において、金融関係を
題材にした作品はありませんでした。

金貸しなどの法律関係が関わる作品は
難しいとされてきました。

でもそのジャンルをあえて挑戦した二作品。
「ナニワ金融道」は真面目な
ヒューマンドラマと言われています。

それに対する「ミナミの帝王」は、
娯楽のⅤシネマとして位置づけられ、
金融漫画として有名になりました。

借金を重ね、金に潰されようとする
人間を救済する。

生かさずに殺さずに、
金を生み続けるように飼う。

一見すれば鬼畜外道な金貸しの様に思えても、
義理と人情で相手を救う。

好漢としての顔を持ち、
それでも金貸しとしての
矜持を忘れない萬田銀次郎。

金を巡る、社会生活においては
切っても切り離せない、金に絡む物語。

破滅から救われる者もいれば、
金によって破滅してしまう人間。

そんな様々なドラマを
堪能したい人におススメな一作です。

さらにお金の怖さを強調した
『闇金ウシジマくん』などもあります。

映画かドラマ化されている人気作品です。

この作品ではミナミの帝王と違い
全てがハッピーエンドではありませんので
そういうのが嫌いな方は閲覧注意です!

義理と人情、様々な人間ドラマを描かれている金融漫画

金融漫画が好きな人や、金が絡む物語で、
人が救われるか、救われないかの
物語を楽しみたい人。

そんな人に読んでほしいのが、
この「ミナミの帝王」です。

この作品をⅤシネマで
見たことがある人は多いと思います。

それ故に、この作品が
漫画原作だと知らない人も多い筈。

テレビドラマやⅤシネマから、
この作品を知った人も多い筈。

それだけに多くの人に知られている今作品は、
日本の金融漫画を代表する
作品の一つとも言われています。

あの闇金とさほど変わらないがと
思われてしまうも、この作品には、
義理と人情と、爽快なドラマがあります。

また現実にあった事件や時事問題などを題材にし、
それら当時においては歯がゆい思いをした人。

また現実に金融で
トラブルがあった事がある人。

この作品を読んで、そんな気分を吹き飛ばせる
痛快な思いを堪能できる間違いない作品です。

借金を踏み倒す小悪党な
債務者を徹底的に叩きのめす、
萬田銀次郎の独特なセリフ回し。

小賢しく立ち回る相手に、
法律で圧倒する様など、
大人漫画の娯楽を堪能できる作品。

悪党に泣かされ、金を奪われ
破滅へと追い込まれる人間を救う。

これは金を回収する為にやったと、
自分の為でも、人の為になる。

ヤクザ相手に暴力で立ち回るのではなく、
金を使い、金で相手を叩きのめす。

誰しもがうっかりと望んでしまう、
そんな夢のような活躍劇。

そんな痛快な主人公に
なれる一時が味わえます。

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