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予告犯―THE COPYCAT―のネタバレと感想です!結末ってどうなる?

予告犯―THE COPYCAT―

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 予告犯―THE COPYCAT―
原作・漫画 筒井哲也 小幡文生
出版社 集英社

明日の予告を教えてやる・・・

サイバー犯罪が横行している現代に
突如現れた「シンブンシ」。

ネット動画で予告した犯行内容通りに
独自の制裁を与えて日本中が注目した
衝撃のサスペンス!

「予告犯」のスピンオフ作品です。

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予告犯―THE COPYCAT―のあらすじ紹介

お前たちから自尊心を
奪い取ろうとする「何か」を
最も憎んでいる。

人を踏みにじる者に
シンブンシは制裁を与え

熱狂的に支持されていたため
模倣犯も少なくなかった・・・

高校3年生の遠藤草太は
酒ばかり飲んでろくに仕事もしない

父親がいて、コンビニで
アルバイトをしている。

同級生の西岡恭子と花岡猛流とは
同じ店で働いていて
同じ団地に住んでいた。

もうすぐ卒業という時期に猛流は
バイトにも学校にも来なくなった。

恭子や草太は卒業後に
どうするか悩んでいる。

予告犯―THE COPYCAT―のネタバレと今後の展開は?

良い学校ではないうえに
高卒で就職できる職場なんて
限られている。

「早くここから抜け出したい」と
恭子は言っていた。

錆びれた団地や人が少なくなって
静まり返った街。

ここから抜け出すには金が必要だった。

草太は父親が自分の財布から
金を取ったと知り、
いい加減にしてくれと怒鳴った。

誰のおかげでここまで育ったと
思っているのかと逆ギレされる。

草太も腐ったごみ溜めから早く
抜け出したいと考えていた。

恭子は猛流から紹介されたバイトで
援助交際をしていた。

同級生の田崎守によって証拠の写真を
撮られて学校でさらし者にされた
あげく、暴行されてしまう。

ボコボコになり病院に運ばれた恭子を
見た草太は何で巻き込んだのかと
猛流に問い詰める。

草太はこのままでいいのか?
自分の父親みたいになりたいのか?と
聞かれ、なりたくないと答えた。

「シンブンシを知っているか?」

猛流のこの一言で彼らは
模倣犯として動き出した。

最初の制裁を与えられる人物は
田崎守。

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予告犯―THE COPYCAT―の読んでみた感想・評価

予告犯が面白かったのですが
スピンオフにはあまり
期待していませんでした。

しかし、本作も納得の出来で
面白かったです。

独自のやり方で制裁を与える
「シンブンシ」の模倣犯。

しかも、犯人は高校生。

まだ若いのに人生を悲観している
草太たちを見ていると
悲しくなりました。

錆びれた団地に住んでいるという
理由だけで向けられる冷たい視線。

ここから早く抜け出したいと願い、
金のために苦しい思いをする
3人の気持ちは痛々しいものでした。

自尊心を奪い取ろうとする何かを
最も憎んでいる。

理不尽に侮辱した人間がいたら
俺に言え・・・

もともとネットに詳しくなかった
猛流が初めてシンブンシの
予告動画を見て刺さった言葉。

そして自分たちが模倣犯になり状況を
変えようとする展開にワクワクと
同時にハラハラさせられました。

模倣犯として本物の
シンブンシとは違ったやり方で

制裁していく様子は予告犯でも
そうだったように残酷でした。

仲間が増えていく過程も
面白かったです。

予告犯―THE COPYCAT―はこんな方におすすめな作品!必見

筒井哲也による予告犯は
大人気作品で、スピンオフ小説や
ドラマ化もされています。

本作はスピンオフ漫画で
小幡文生が描いています。

予告犯と舞台や「シンブンシ」という
グループなどの設定は同じですが

登場人物は全く異なり、
直接の繋がりはありません。

主人公の猛流が「シンブンシ」を
知り、模倣犯になっていくところから
描かれています。

そのため、予告犯を読んでいない
人でも分かりやすくなっています。

予告犯を読んでいなくても
問題ありませんが

もちろん読んでいるとさらに
楽しめる内容になっています。

人を理不尽に侮辱する人間に
制裁を与えるシーンも描いているので

グロ系が苦手な人は
向いていないかもしれません。

絵も上手いのでリアリティがあり、
描き込みの多い画面にあっという間に
引き込まれます。

ストーリーが進んでいくうちに
驚きの展開になるので目が
離せなくなること間違いなしです。

警察との対決もあり、
サスペンスや犯罪ものが好きな人に
ぴったりな作品です。

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