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僕に花のメランコリーのあらすじ&ネタバレ!最終回(結末)はどうなる?

僕に花のメランコリー

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 僕に花のメランコリー
原作・漫画 小森みっこ
出版社 集英社

幼い頃に母親を亡くした、
幼馴染の花と弓弦。

ずっと弓弦の側にいると約束したのに、
離れ離れになってしまった二人。

17歳の春に遂に再会したものの、
離れている間にすっかり心を
閉ざしてしまった弓弦。

幼い時の約束を果たすために、
花が少しずつ弓弦の心を
開いていきます。

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僕に花のメランコリーのあらすじ紹介

幼馴染の雨宮花と高槻弓弦。

花は亡くなった母親の田舎で、
いつも弓弦を追いかけて遊んで、
いつも一緒にいた2人。

弓弦の母親が亡くなった時も
2人は一緒でした。

花は「ずっと一緒にいる」と
約束しますが、親の仕事の都合で
2人は離れ離れになってしまいます。

10年後、高校生になった花は
学校の帰り道喧嘩の場面に遭遇します。

その中の1人と対峙した時に、
花の心臓は跳ね上がります。

それは10年の間にすっかり
変わってしまった弓弦でした…

僕に花のメランコリーのネタバレと今後の展開は?

「あの時会ったのは
本当に弓弦だったのか?」
と花は悩みます。

余りにも自分が知っている弓弦とは
違う目をしていたからです。

しかし学校へ行くと、
あの時会った少年、
弓弦が編入生として登校していました。

10年の間に、氷のように冷たく、
心を閉ざしてしまった弓弦。

花は再会できた喜びと、
別人のような弓弦に戸惑いつつも、

空白の10年を埋めよう、
弓弦の心を開こうと懸命に
学校行事に連れ出します。

しかし、二人の前には花の知らない時の
弓弦を知る少女、ルカが現れます。

自分の知らない弓弦を知っていて、
お互い同じ匂いを感じ合っている
ルカの存在に、花の心は揺れます。

花が昔と変わらず優しく接してくれて、
弓弦の凍った心は
少しずつ溶けていきます。

弓弦の誕生日に夜行バスで、
二人が過ごした田舎へ行く約束を
していた花と弓弦。

しかし誕生日の前日、弓弦はルカからの
緊急の電話を取ってしまい、
花ではなくルカの元へ走ります。

一人ぼっちにされた花。

さすがの弓弦も悪いことをしたと認め、
花に謝ろうとしますが、

今回ばかりは花も受け入れることが
できず弓弦を拒絶し続けます。

弓弦は花に、心から謝り、
そして花のことが好きと
遂に思いを告げます。

10年の時を経て
思いを確かめ合った二人。

しかし二人の前に、
弓弦の過去を知るもう一人の
人物が現れます…

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僕に花のメランコリーの読んでみた感想・評価

とにかく絵が可愛らしいです。

弓弦に拒絶されてもめげずに
歩み寄ろうとする花が、
とっても健気で応援したくなります。

弓弦は弓弦で、なかなか花へ
特別な思いを抱いているものの、

自分の気持ちを認められず
素直になれず…

彼に対しても「おいおい、頑張れよ!」とか
「そうじゃなくて!!笑」とか
色々突っ込みたくなります。

でもそんな弓弦に可愛いなぁと思いつつも、
時々見せる男らしさに
ついついキュンとなってしまいます。

そして、可愛い二人の恋路を応援しつつも、
「家族の絆」について
考えさせられました。

花、弓弦、ルカとそれぞれ形は違えど、
家族に悩みを抱えていました。

だからこそ奇跡的にまっすぐに育った
花を尚更応援したくなります。

ようやく思いが通じ合った二人に
安堵しつつも、まだまだ
弓弦の過去には触れておられず、

既刊コミックスではようやく
鍵となる人物達が出てきます。

彼らに花と弓弦が
どう向き合っていくのか
とても楽しみです。

二人が本当に幸せになれるように、
これからも心から応援しています。

僕に花のメランコリーはこんな方におすすめな作品!必見

運命の出会いを信じる人、
なかなか自分に素直になれない人、
恋人への接し方に悩んでいる人、

そして幸せになりたいと思っている人に
オススメします。

思いが通じ合った二人を見ていると、
とても微笑ましくて、
こっちまで幸せになります。

そして不思議と自分も幸せに
なりたいと思えます。

幸せって、大きな家やたくさんの
お金ではなくて、家族がみんな元気で、
大事な人に寄り添って話をしたり、

一緒にご飯を食べたりする、
みんなが「当たり前」に思う事こそが
幸せなんだ、ということに

改めて気がつかせてくれました。

花は高校生ですが、家族や弓弦への
接し方が優しくて、

自分もこんな風に人に接する事が
できたらとお手本になるような子です。

自分が大事に思う人に
なかなか素直になる事が出来ない人、
家族や恋人と離れて暮らす人、

花の姿を見てきっと読んで
すぐにこんな子になりたいと
思うのではないでしょうか。

だからこそたくさんの人に、
この作品をお勧めしたいと思います。

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