タイトル | 冒険王ビィト |
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原作・漫画 | 三条陸 稲田浩司 |
出版社 | JUMP COMICS |
ダイの大冒険の原作・作者コンビが復活。
前回のダイの大冒険は
大人気RPGゲームである
「ドラゴンクエスト」を原作としているが、
今作は世界観やモンスター、呪文などを
ゼロから作り始めた
完全オリジナル作品となっている。
冒険王ビィトのあらすじ紹介
闇の世界にひしめいていた「ヴァンデル」
と呼ばれる魔人たちが、
人間たちの住む地上に突如現れ、
平和な日常を奪っていった。
長い時をヴァンデルたちに支配さえ、
人々は決して終わることのない
この日々を皮肉ってこう呼んでいた
「暗黒の世紀」と。
そんな地獄のような日々に終止符を
討つために、ヴァンデル退治を生業とした
「ヴァンデルバスター」が誕生した。
バスターの中でも随一の戦力を誇る
ゼノン戦士団。
彼らのもとに惨劇の王者と呼ばれ、
人々から恐れられている五つ星魔人。
ベルト―ぜが現れる。
冒険王ビィトのネタバレと今後の展開は?
ビィトは、ゼノン戦士団に憧れている。
彼らのようになりたくて、
常に彼らの跡をついていく。
そんな中、ビィトが暮らしている里に
ベルト―ぜが現れて、
ゼノン戦士団は瀕死の状態に陥る。
そんな中、ビイトは戦いに巻き込まれ、
重傷を負ってしまう。
そしてゼノン戦士団はビイトを助ける
ために、戦士団は命と才牙と呼ばれる
バスター最強の武器をビィトに託す。
それから3年の月日が流れ、
暗黒の世紀を終わらせるために、
ビィトは立ち上がる。
ビィトは本来バスターは一つしか使えない
才牙を五つ使うことができる。
ゼノン戦士団の5人から命と引きかえに
才牙を受け取ったため。
また、ゼノン戦士団のリーダー、ゼノンは
ビィトのお兄さん。
そしてビィトは旅をして、
心強い仲間たちと出会っていく。
ポアラはビィトの女房役。
キッスは天撃使いの天才で
世界一の天撃使いを目指している。
スレッドは無愛想だけど、
実力はかなりのもの。
ビィトに何かと突っかかる。
ミルファはお色気担当だが、
その実力は確かなもの。
個性的な面々で、
次々と凶悪なヴァンデルを倒していく。
冒険王ビィトの読んでみた感想・評価
ダイの大冒険のコンビが復活です。
ダイの時とは違って、
すべてがゼロから作っています。
なのに世界観が
とても作りこまれています。
それこそテレビゲームのRPGのように、
呪文や武器、レベルが上がって
キャラクターが強くなっていく。
モンスターなどの設定も細かく、
漫画の最後のページなどに
詳しく記載されています。
ちょっとしか出番がないような
モンスターたちも載っているので、
いかに作者の方が世界観を大事に
しているかがわかります。
僕がこの漫画で特に気に入っているのは
絵が見やすいことです。
格段に見やすく感じます。
バトル漫画で何がどうなっているのか
よくわからない漫画がありますが、
この漫画はとても見やすい。
スラスラとストレスなく
読み進んでしまいます。
この漫画ぐらいです。
お風呂に入りながらまるまる一巻
読み込んでしまうのは。
それぐらい夢中になってしまいます。
そして、冒険ビィトといえば
長期休載がありまして。
物語もものすごくいいとこで
終わっていました。
ビィト戦士団絶体絶命のピンチ。
それからなんと10年の月日が流れて
連載が再開されました。
本当に良かったです。
冒険王ビィトはこんな方におすすめな作品!必見
テレビゲームのRPGが好きな人には
自信をもって勧められる作品です。
まるでゲームの世界に入ってしまうような、
細かく設定がされています。
世界観などや呪文や必殺技、個性的な
モンスターたちや凶悪なヴァンデルたちに
胸がわくわくすることでしょう。
バトル漫画なので
熱い戦いも目白押しです。
ドラゴンボールなど、どんどん敵が
強くなる中、主人公がパワーアップして
勝ち目のないような相手を倒していく、
そんな漫画が好きな人におすすめです。
スカッとしますよ。
この漫画では三条陸さんと
稲田浩治さんのコンビが復活です。
ダイの大冒険が好きだった人は、
かならず見てほしい作品と
なっています。
絵のタッチも全く同じですし、
キャラクターやセリフなども、
当時を思い出すことができるでしょう。
ダイの大冒険のポップと
冒険王ビィトのキッスは、
どちらも魔法使いで弱虫だったのが
どんどん成長していきます。
そんなところもダイの大冒険の
遺伝子をついでいます。