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切子~キリコ~のネタバレと感想や試し読みあり!結末が気になる!

切子~キリコ~

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 切子~キリコ~
原作・漫画 本田真吾
出版社 日本文芸社

容姿端麗かつ成績優秀で
アイドルと呼ばれていた
中学生ーー奥村切子。

十七年前のあの日
切子は自ら命を絶った。

原因は”不明”。

しかし遺書も残さず
自殺するなどありえない。

なぜなら彼女は
誰からも愛されており
輝いていたのだから…。

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切子~キリコ~のあらすじ紹介

主人公・良介はある日
Kと名乗る人物から
”手紙”を受け取る。

内容は同窓会の案内で
故・奥村切子(せつこ)を
偲ぶ…というものだった。

奥村切子は十七年前
十五才の若さで自殺した。

容姿端麗で性格も明るく
まさにアイドルだった切子が
自殺した理由は未だ分からない。

切子は誰よりも輝いていたのに
自殺なんてするはずないーー

良介は真相を探る為
同窓会に行くことを決意。

そして同窓会当日。

廃校となった山中の母校に
同じクラスだったみずほや
和哉・理緒・英孝が集合した。

皆当時を振り返りながら
楽しかった思い出を語るが…。

切子~キリコ~のネタバレと今後の展開は?

良介たちはこの時
招待状を書いたKは

今この場にいない正雄
(苗字が加藤=K)だと
思い込んでいました。

「今日は切子の十七回忌だ
彼女を偲んで乾杯しようぜ」

良介のこの一言から
同窓会はスタート。

無口な英孝を除いて
四人は切子の思い出だけで
今何をしているかも話します。

宴は盛り上がる中
お酒で酔った理緒が
こんなことを言いました。

もし切子も生きていたら
どうなってたんだろうね?と。

それを聞いた良介は
切子の輝きを思い出します。

誰よりも眩しい笑顔で
可憐に輝いていた切子ーー

(……そんな彼女が
自殺なんてするはずない)

するとここで和哉が
トイレに行ってくる
と言いだしました。

ふらついた足取りで
教室を出て行きます。

和哉は薄暗い廊下を歩く中
”切子の幻”を見かけました。

一瞬目を疑いますが
酔いのせいだと思い
そのままトイレへ…。

一方良介たちは
雨が強く降る外を見て
帰りを心配していました。

「これじゃ帰りがキツイな」

良介が呟いたその時
何者かが教室の窓を
バン!と叩きます。

その正体は…!?

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切子~キリコ~の読んでみた感想・評価

切子はアイドルで
いじられていた
……のではなく

”ブサイク”だから
いじられていたとは!

良介の思う切子と
現実の切子の違いに
強い衝撃を受けました。

なぜ良介の思う切子が
可愛かったかというと

とても複雑な理由が
あったんですね…。

彼の同級生達も
良い人かと思いきや
そうでもなくて驚き!

和哉・理緒・正雄は
切子をいじっていた
(=いじめていた)ので

切子から恨まれており
殺されてしまいました。

殺され方は首を切られたり
食べられたりするなど
なかなか凄惨でしたが

切子へのいじりも
相当ひどかったですから
殺されても仕方ない…。

自称歌手・正雄は見た目が
ナオト・○ンティライミで
完璧なギャグ要員でした。

どう見ても危ない状況で
歌を歌ってしまうところは
思わず笑っちゃいます…!

意外に常識人では?
と思っていた英孝も
実は……な展開で。

物語の中盤~終盤は
驚くところが多くて
惹きこまれます!

にしてもあの”最後”は
バッドエンドと捉えても
よかったのでしょうか?

後味の悪さが残る結末が
とても印象的でした。

切子~キリコ~はこんな方におすすめな作品!必見

展開と結末が予想できない
作品を読んでみたい…。

そんな方には
「切子~キリコ~」を
迷わず推します!

本作を手がけるのは
『ハカイジュウ』などで
知られる漫画家・本田真吾さん。

廃校となった山中の母校に
同窓会で集まった男女六人が
惨劇に巻き込まれる物語です。

本作はホラーということで
作中に暴力・流血表現が
多く見られます…。

中でも切子(バケモノ)は
とてもグロテスクなので
苦手な方は閲覧注意!

見どころは”K”の正体と
切子の死の真相です。

ちなみに”K”とは
物語の事の発端である
手紙を書いた人物…。

主人公・良介たちは
遅れて登場した正雄
(苗字が加藤=K)

…と思い込みますが
本当は違いました。

そして切子の死の真相は
驚くこと間違いないので
最後まで注目ですよ!

当時はアイドル扱いされて
愛されていたはずの切子。

しかし楽しかった思い出は
思わぬ出来事によって
改ざんされており…

愛されていたという事実は
大きく異なっていたのです。

展開と結末が予想できない
物語がとても面白いので
楽しめると思います!

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