別式のあらすじとネタバレ！終わり方（結末）が見たい！

時は江戸時代。

「女の武芸指南役」
別式(べつしき)を務める
佐々木家の娘・類(るい)は

家督を継いでもらうため
婿探しの真っ最中！

理想は「自分より強い男
(ただし男前に限る)」。

類は”理想の婿”と
巡り会えるのか！？

別式のあらすじ紹介

古河藩江戸上(かみ)屋敷。

女剣士の主人公・佐々木類は
土井勝利に呼ばれていた。

勝利は徳川幕府を支えてきた
老中…つまり偉い人である。

類が呼ばれた理由は
”婿探し”のことだ。

類の家ーー佐々木家は
嫡男に恵まれないまま
父・撫太夫の死で断絶。

撫太夫は亡くなるまで
古河藩武芸指南役として
大変よく尽くしてくれた。

勝利は佐々木家再興のため
類に婿候補を差し向けるが

類の”理想の婿”は
「自分より強い(ただし
男前に限る)」で…！？

別式のネタバレと今後の展開は？

勝利はこれまで
自分を含めた十三人の
婿候補を差し向けました。

ところが類は全員
剣術で打ち負かしたのです。

それも赤子の手を捻るように…。

類は”自分より弱い男に
家督を継がせるわけには
いかない”と勝利に言います。

勝利は溜め息を吐いた後
ひとつ提案をしました。

類が男でなくても
家名さえあれば務められる
別式女(べつしきめ)の筆頭。

その役目をやらないかと。

提案を聞いた類は断りました。

「滅相もございません
奥方の警護など…
荷が勝ちすぎます」

しかしそう言う顔には
女しかいない奥の間の警護など
誰がするかと書いてあります。

類はたまに本音が顔に
出てしまうのがキズです…。

勝利との話を終えた類は
九十九(つくも)に遭遇。

九十九は類の苦手な男です。

一方女好きの九十九は
類のことを狙っており
遊びに誘おうとします。

「たまには女の子らしく
きゃぴきゃぴ遊ぼうよ」

「はあ？お断りだ
軟派な男に興味はない。
わたしより弱い男にな」

類はその場を去りますが…。

別式の読んでみた感想・評価

歴史は好きな方ですが
「別式」という言葉は
初めて聞きました！

もしタイムマシンがあったら
実物を見てみたかったな～っ。

きっと佐々木類のように
強い女剣士がいたはず…。

本作は最初から最後まで
楽しめる”良作”でした！

まずテーマが斬新だし
絵・物語も完璧で面白い。

一気に惹きこまれました。

類のキャラクターが
とにかく可愛いすぎます。

口調や振る舞いは
大人びているけれど

思ったことがすぐ
顔に出ちゃうって…
子供らしいですよね。

気づいていないのも
また可愛いです！

にしても……
一体何歳なんだろう？

15歳以上なのは
確かだと思いますが
年齢がわかりません。

「自分より強い男
(ただし男前に限る)」を
”理想の婿”に掲げる類に

運命的な出会いは
あるのでしょうか？

早く婿候補を見つけないと
佐々木家を再興できないので

亡き父・撫太夫のためにも
頑張ってほしいですね！

九十九とは何かあるのかな？

う～ん…展開が気になる。

類が最終的にどうなるのか
注目したいと思います！

別式はこんな方におすすめな作品！必見

可愛い女剣士が登場する
作品に出会いたい…。

そんな方には
「別式」を推します！

本作は『変ゼミ』の
漫画家・TAGROが描く
女剣士が主役の時代劇！

TAGROさんといえば
可愛らしい絵柄が
魅力的ですよね。

本作を一言で言うと
”女剣士の婚活物語”！

男の理想が高すぎる
女剣士の主人公・類が

合コンや同人即売会など
あらゆる場面で婿を探す
物語はとても面白いです。

当時の婚活の大変さも
きっとよくわかるはず…。

ちゃんとした時代劇ですが
ほとんどコメディーなので
最後まで楽しめます！

キャラクターも個性豊かで
全く飽きません(むしろ
惹きこまれる！)。

本作の一番の見どころは
何と言っても類ですね！

彼女には笑わされます！

特に同人即売会の話は
爆笑必至なので必見です。

ちなみに「別式」とは
江戸時代に活躍した
女の武芸指南役。

刀を差していたことから
「刀腰婦」「帯剣女」とも
呼ばれていたそうですよっ。

時代劇コメディーを読むなら
本作が一番だと思います！

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