タイトル | 夕暮れライト |
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原作・漫画 | 宇佐美真紀 |
出版社 | 小学館 |
チビと言われがちな
中学三年生の主人公
安藤ちなみ。
ある日同居する父から
引っ越しを提案された彼女は
快くOKする…が!
これにはとんでもない
ウラがあったーー。
ひょんなことから
同じマンションに住む
自分と同じ歳の”娘”と家族!?
さらにそこには
兄弟の”幼なじみ”もいて…。
甘酸っぱい青春と恋を
詰めこんだドキドキの
ラブ・ストーリー!
夕暮れライトのあらすじ紹介
離婚で母と別れて以降
父と暮らす日々を送る
主人公・ちなみは
ある日父から
引っ越しを提案される。
ちょっとした事情のあった
彼女は快く返事するが
これには
あるウラがあった…。
実は父には
“再婚したい相手”がいて
同じマンションに住むため
引っ越しを提案したという。
さらに相手にも
ちなみと”同じ歳の娘”が
いるそうで…。
引っ越し後
それを聞かされたちなみは
機嫌を悪くして
相手には会わない!
と言い張るのだった。
そんな中
インターホンが鳴り…。
夕暮れライトのネタバレと今後の展開は?
インターホンを鳴らしたのは
再婚相手とその娘でした。
いなり寿司を持って
挨拶しに来たようです。
ところがちなみは
彼女たちと会おうとせず
部屋に閉じこもります。
父は事情を話し
また日を改めるということで
帰ってもらいました。
その後
悲しい表情を浮かべた父は
閉じこもったままのちなみに
今まで再婚について
黙っていたことを謝ります。
そして
もし再婚する相手や娘と
やっていけそうにないなら
その時また考えるから
と伝えます。
父の言葉を聞いたちなみは
部屋から出てくるなり
こう言いました。
「あたしが決めていいの?」
父は少し驚きながらも
もちろんと答えます。
「どうなってもパパ
泣かないでね?」
こうしてちなみは
彼女たちを「家族」として
大事にしたいと思えるのか
見極めるため
同じマンションで
暮らすことを決心しました。
翌日ーー
いなり寿司のお礼と
昨日の失礼のお詫びをしに
彼女たちの家へ
一人やって来たちなみ。
インターホンを押すと
自分より年上の男子が
出てきました。
(あれ?母と娘の二人暮らし…
じゃなかったっけ?)
家を間違えたと思っていると
男子はにこっと笑いながら
「間違ってないよ」と言い
娘の名を呼びました。
するとメガネをかけた
和音(かずね)がやってきて…。
夕暮れライトの読んでみた感想・評価
中学三年生という
微妙な年頃の時に
父が同じ歳の娘を持つ相手と
再婚するかもしれないことになり
同じマンションで
暮らし始めたちなみ…。
これだけでも
もう興味津々ですが
さらにマンションには
幼なじみがいるという…
しかも兄弟ですよ!
現実ではありえないだけに
羨ましいですね~。
ストーリーは
面白かったですが
キャラクターもよかったです。
中でも好きなキャラクターは
やはりちなみでしょうか。
言いたいことを
はっきり言うタイプって
かっこいいと思います!
キツイかもしれませんが
内気な自分からしたら
まさに”あこがれ”です。
たとえば
グループに別れて
調理をするシーンで…
和音に何もかも任せて
サボるクラスメイトに
「手伝いもしないで
ケチつけるとか
厚かましいんだよ」
と一喝するところは
見ていてスカッとしました!
それでいて
ツンデレなところも◎です。
作中はほとんど
ツンツンしているので
たまに見せてくれる
デレがたまりません…。
これからちなみが
どんなラブ・ストーリーを
繰り広げるのか楽しみです!
夕暮れライトはこんな方におすすめな作品!必見
甘酸っぱい恋と青春を描く
作品に出会いたい…。
そんな方には
「夕暮れライト」を
強くおすすめします!
本作を手がけるのは
『ココロ・ボタン』で
有名な宇佐美真紀さん。
女子中高生を主人公に描く
ラブ・ストーリーを多く
手がけており
「夕暮れライト」も
その一つとなっています。
飽きないストーリーと
柔らかく愛らしい絵は
ハマると思いますよ!
見どころは
魅力あるキャラクターたち。
特に和音の”幼なじみ”は
必見です!
奏多(かなた/兄)と
雄大(ゆうだい/弟)と
いうのですが
どちらも見た目はもちろん
中身もイケメンの兄弟です。
いつもにこやかだけど
どこかクールな奏多。
無愛想なところもあるけど
本当は優しい雄大。
この二人を見ていると
もうイケメンすぎて
キュンキュンします。
イケメン好きには
きっとたまりません。
女子ならどちらがタイプかで
盛り上がるはず!
彼らがこれから
ちなみ・和音とどんな
関係を築いていくのか
予想できない展開と
なっているので注目です。
爽やかで甘酸っぱい
青春と恋を描く本作は
読んで損しないので
おすすめですよ。