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大正ロマンチカのネタバレ(結末、最終回)と感想!あらすじや無料試し読み!

大正ロマンチカ

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 大正ロマンチカ
原作・漫画 小田原みづえ
出版社 宙出版

父の形見のブローチを返してほしい!

ランスウォル公爵の家に行き、
頼み込んだ、滝川明(たきがわめい)・・・

明はブローチと引き換えに
公爵のパートナーになることに――

公爵と共に行動するうちに

物の本当の価値とは―
人の気持ちとは―

色々なことに気が付いていく、明・・・

大正ロマンを色濃く反映した世界で織りなす
ロマンチックな恋愛ストーリー!

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大正ロマンチカのあらすじ紹介

日本国、大正83年ランスウォル公爵邸―

滝川連の娘、明(めい)は
父の形見のブローチを取り戻そうと、
窓から忍び込もうとした。

失敗して木から落ちてしまった明を
抱きとめた公爵は
金髪碧眼の美しい青年だった。

公爵は明の話を聞いて
ブローチの返却の条件として
晩さん会でのパートナーになって欲しいと言う。

明はパートナーの意味を勘違いするが
ブローチを取り戻すため
その条件を飲むことにする。

そんなある日、晩さん会が催され
公爵は明をパートナーとして連れて行く。

ある女性が掘り出し物だとして
アンティークの椅子を持ってくるが
明は見ただけで偽物だと見抜いてしまう―。

女性は恥をかかされたと逆上し
明に殴り掛かってくる。
とっさに公爵がかばってくれて・・・?

大正ロマンチカのネタバレと今後の展開は?

明がブローチを返してほしかったのは
それが亡き父の形見であり
とても大切な人のものだったからだった。

公爵のいう「パートナー」という意味は
花嫁役だと勘違いした明だったが
ブローチのために条件を飲むことにする。

晩さん会で公爵にかばわれた明は
公爵の優しさに触れ
温かな気持ちになり、不安にもなる・・・

ある日、ブローチが消える事件が起きる。
使用人が、明が盗んだのを見たと言い出した。
明は濡れ着だと言うが、公爵は取り合わない。

傷ついた明は屋敷を飛び出してしまう。
そこで、使用人と晩さん会の令嬢が
ブローチを持ち出したことを知る。

思わず飛び出し、返してほしいと迫る明。
使用人ともみあいになり、
はずみで川に落ちてしまう。

そこに公爵がやってきて
明を助けてくれるのだった。

公爵は使用人たちに
明は犯人ではないとはっきりと告げる。

話を取り合わなかったのは
最初から明が犯人でないと分かっていたから
信じていたから―

助けてくれた嬉しさ
信じてくれていた嬉しさ
色々な感情が混じり合う明・・・

謝る明に公爵は
謝る必要なんてない
とやさしく抱きしめた。

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大正ロマンチカの読んでみた感想・評価

もし大正という時代が続いていたら?
という斬新な設定の漫画です。

貴族の屋敷や晩さん会
きらびやかな世界の中で
金髪碧眼の伯爵の嫁になる・・・!

ロマンチックで
夢のような世界が描かれています。

しかしただ
ロマンチックなだけではありません。

物の本当の価値は何で決まるのか?

という問いを
私たちに投げかけてくれる作品でもあります。

物の価値を決めるときの基準は
人それぞれだと思いますが
とても考えさせられる作品です。

物語の最初で
明は椅子がニセモノだと見抜き
堂々と指摘します。

しかし早紀のカメオの話では
カメオがニセモノであるというのを
本人に伝えられません。

それは明がニセモノと分かりつつ
大切にしている人もいるんだな・・・
と感じだからだと思います。

この気持ちの変化を
そっと傍で見守っているのが
伯爵です。

伯爵はいつも明の傍にいて、
危険から守ってくれたり
精神的な支えにもなってくれています。

この二人の関係はとてもあたたかいもので、
会ってまだ間もないころから
既に絆というものがあるように見えます。

「物」はお金で買うものですが
それを介して、人の心が伝わってくる・・・

色々なことにに気が付かされる作品でした。

大正ロマンチカはこんな方におすすめな作品!必見

大正ロマンが好きという方に
お勧めの作品だと思います。

この作品は、大正時代を色濃く反映しており
伯爵、晩さん会、インテリア、服装
全て大正ロマンと呼ばれる雰囲気で描かれています。

服装などは特に素敵で
和と洋の混じった感じが
とても魅力的です。

日本国、大正83年という設定なので
多少脚色もあると思いますが
十分にタイムトリップできると思います。

その上伯爵が金髪碧眼という
おまけつきなので
こんな伯爵がもしいたら・・・!

という妄想もできて、
より楽しいかと思います。

また、王子様系男子の漫画を読みたい!
という方にも
お勧めしたい作品です。

この作品に出てくる伯爵はイケメンで
危険な時には必ず助けてくれて
しかも「伯爵」という本物の王子様なのです。

その上、壁ドン、お姫様抱っこ
たまにツン、
と思ったら優しい台詞たっぷり!とたまりません。

精神的にも大人で、頼れる男性であり
見守ってくれる王子様なのです。

このような王子様系男子が好き!
という方には
是非読んでいただきたい作品です。

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