タイトル | 太郎(TARO) |
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原作・漫画 | 細野不二彦 |
出版社 | 小学館 |
銀行員として働きながら
プロボクサーとしても
戦い続ける男がいた。
そんな彼は働く銀行には
内緒でボクシングをしている
ことで様々な障害が生まれる。
だが好きで始めたボクシングを
決して諦めることなく続ける!
そんな彼のチャンピオンへの
道はまだ始まったばかりだ!
太郎(TARO)のあらすじ紹介
高校を卒業して地元の
信用金庫で働き始めた
主人公の吉野太郎。
そんな彼は今日も遅刻してしまい
上司から責められていた・・・。
そこで彼は遅刻して来たにも
係わらず上司に早退させて欲しいと
お願いをする。
当然怒鳴られる太郎だったが
今日の早退は絶対にしなくては
いけない早退。
研修中の新人が早退をする
なんて前代未聞なので当然
行内に知れ渡る。
なぜ彼は早退をしなければ
いけないのか!?
それは・・・・
プロボクサーデビュー戦が
あるからだった!!
だが彼はボクシングをやっている
ことは誰にも言っていない。
どうする太郎!!
太郎(TARO)のネタバレと今後の展開は?
行内で異例のことだと噂が
広まってしまい肩身が狭く
なった太郎。
同僚からも色々言われるが
太郎はポケットの中に手を入れ
何か言いたそうだが結局言えない。
そこで太郎は廊下に出ると行内で
人気がある女性の赤崎に声を
かけられて動揺する。
すると太郎のポケットから
数枚の紙が舞ってしまう。
太郎はシャドウで紙を取り
赤崎と離れる。
しかし一枚取り損ねていたのを
赤崎が拾うとそれはボクシングの
チケットだった。
そんなこともありデビュー戦の地
後楽園ホールで試合を迎える太郎。
相手の選手は落ち着きのない
外国人選手でまるで地に足が
付いていなかった。
そんな相手選手に太郎は
余裕の戦いを見せる。
だがトレーナーはその光景を
見て心配をし始める・・・。
太郎は調子にのるとガードが
低くなりパンチをもらいやすい
からだった!
そしてその予感は的中する。
太郎はパンチをもらってしまい
ダウンを喫してしまった・・。
すると観客席に赤崎の姿が見える!
赤崎にバレてしまったのか!?
太郎はデビュー戦を飾れるのか!?
太郎(TARO)の読んでみた感想・評価
少々前のマンガですがとても
楽しく読めたマンガでした。
このマンガを読んで思ったことは
仕事をして帰りに練習をして
大変な思いをする。
これは本当に好きじゃないと
絶対に続きませんし簡単に
出来るものではないですよね!
会社の人間と会社が終わって
ジムに数ヶ月通いましたが
それはもう辛いものでした(笑)
それをプロのボクシングを
続けていくのですからこの主人公は
本当に大したものです。
マンガの世界ですがこれには
本当に感心させられました。
ただこれはマンガの世界だけ
ではなく現実の世界でもそうです。
私の友人もプロのリングに上がって
いましたが日本や東洋のチャンピオン
でも働きながらやっていますからね。
そうしないと当然食べては
いけませんし生活も出来ません。
そんなると本当に好きな人と
お金がある人でないとボクシングと
いう世界は難しいと思いました。
それでも勝った時の嬉しさは
普通じゃ味わえないと聞きます。
このマンガは終わってしまいましたが
とても共感し応援したくなるマンガで
最後まで楽しめました。
太郎(TARO)はこんな方におすすめな作品!必見
これがらプロボクサーを目指す
人にとってはとても勉強になる
マンガではないでしょうか。
やはりマンガですので少し
現実離れしたところもありますが
基本は現実世界と変わりません。
ただ現実世界は会社のサポートが
多少あって初めてプロのリングに
上がれるのでしょうね。
私の会社はかなりスポーツに
力を入れている会社なので
多少の融通はききます。
まあその人たちが頑張って
オリンピックなどで活躍すれば
会社の宣伝にもなりますし。
それでもその人間たちは仕事に
対しては決して妥協せず両立
しています。
これには本当に感心しますし
心の底からその人達を応援したく
なってきますね。
そういう人はもし引退しても
会社に残り会社に貢献するのは
間違いないでしょう。
現実に会社に残り営業マン
として活躍していますからね。
とにかく仕事とスポーツを
両立するのは並大抵のこと
ではありませんから。
おそらくこのマンガの主人公と
同じ境遇の人間が会社にいれば
楽しく読み込めると思います。