タイトル | 少女ファイト |
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原作・漫画 | 日本橋ヨヲコ 木内亨 |
出版社 | 講談社 |
姉がバレーボールを
やっていたから始めた。
最初は好きではなかったが
段々と面白くなりハマっていく。
でもそんな時大好きな姉が
交通事故で死んだ。
大好きな姉を思い出さないため
彼女はバレーボールに打ち込んだ。
でもそれが「狂犬」と
呼ばれることになっていった。
そして私は一人になった。
そんな彼女のバレーボール物語。
少女ファイトのあらすじ紹介
主人公の大石練は小学生時代から
バレーボールの世界では有名だった。
彼女はバレーボールに対して
とても熱心だった。
しかしその熱心さをチームメイトにも
求めていくことで信頼を失っていく。
でも彼女は全く気づかずに
大会を勝ち進み全国大会決勝。
そこで練はなんと次の試合がないから
つまらないと思い手を抜いて試合をし
準優勝に終わる。
だがそんな彼女たちに様々な
中学からスカウトが来た。
練は皆で同じ中学に行くことを
望んだが彼女たちは一緒の中学へ
行くことはなかった・・・。
そこではじめて練は気づく。
そして中学では自分を抑えて
バレーボールをやろうと・・・。
練のバレーボール人生はどうなるのか!?
少女ファイトのネタバレと今後の展開は?
様々なトラウマにより
練はバレーボール部に籍を
置くが実力は出さなかった。
当然彼女は万年補欠になり
練は中学3年になっていた。
そんな時同じ部活の小雪に
夜間練習を付き合ってくれと
頼まれる練。
小雪はジュニア選抜にも
選ばれキャプテンとしている子。
でもそんな小雪に練は熱くなり
アドバイスをしてしまう。
練は謝り逃げ帰る。
だが小雪は練と
友達になりたいと思っている。
そんなことがあった翌日
事件が起こってしまう。
練がストレッチをしていると
同じ部員の千代が邪魔だと
話し掛けてきた。
珍しく反論した練に千代は
練のネックレスを取るように
指示するが練は聞かない。
そこで千代が強引に取ろうと
すると練がキレて彼女の
指を曲げてしまった。
千代は監督に練が悪いと
訴え続ける。
監督が下した決断は
次の練習試合に千代の
代わりに出ること。
周りの選手はプレッシャー
が掛かると心配する。
しかし練は別の不安があった。
自分を抑えて試合に
望むことが出来るのかと・・・。
当日どうなるのか!?
少女ファイトの読んでみた感想・評価
やはり団体競技は難しいでと
思わせてくれた作品ですね。
本当に団体競技は難しい。
特にこの漫画でも言っていますが
人間関係ですよね。
この人間関係が崩れれば
今後の競技人生に関わる問題です。
チームの中にはこの主人公の
ように自己中心的な存在ですが
プレーは最高。
という選手は必ずいます。
それを諌める人がいないと
チームとしては絶対にダメに
なりますよね。
例え話ですが元プロ野球選手の
江川卓という素晴らしい投手が
いました。
彼は怪物として甲子園を沸かせ
一躍ヒーローに。
そんな彼は普段は明るくチームに
溶け込んでいました。
そんな彼も時の人となりマスコミが
江川の取材ばかりしていく。
そんな中それをよく思わない
チームメイトが数名。
そこから江川とチームメイトの
距離は広まっていきました。
甲子園に出ても常に一人きり。
そんな彼はわざと暴投をし
チームを負けに導いたのです。
その後はプロ野球選手になりましたが
この選手は色々大変でしたね。
こう考えるとやはり人間と人間の
繋がりはとても重要です。
いまチームで頑張っている人。
決して自分が上手くても天狗に
ならずに頑張ってくださいね。
それをわからせてくれる作品
だと思います。
少女ファイトはこんな方におすすめな作品!必見
バレーボール好きな方にオススメです。
それと人間の怖さやチームプレーを
わからせてくれる作品です。
どのスポーツにおいても自分が
上手いからといって自分のことだけ
考えていませんか?
個人だけで頑張っている人は
それでいいかもしれません。
でも団体競技は全員のことを
考え時には自分を消すことも
大事です。
自分ならここでこうしたのなぁと
思ってもそれは他人には出来ない
かもしれません。
それが出来ない人は上手い人の
顔色を伺い謝罪したりしてきます。
でもそこで嫌な顔をせずにしていれば
人間関係もうまくいきさらにチームも
いい方向へ進んでいく。
それが出来るのが本当の強いチーム
だと思います。
まぁ個々の力で勝つ続けるチームも
あるでしょうがそれでは何かつまらない
ですよね。
このマンガでは主人公が自分を
抑えてバレーボールを続けていきます。
こうなるとせっかくの選手が
もったいないですが自業自得
だと気づいたのがいいですね。
スポーツをやっている人は
ぜひこの漫画を読んでほしいです。
忘れていた気持ちを
思い出させてくれますよ。