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悪女の鑑のあらすじ&ネタバレ!最終回(結末)はどうなる?

悪女の鑑

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 悪女の鑑
原作・漫画 倉科遼 和気一作
出版社 グループ・ゼロ

あるいは夜の店で
艶然と微笑み、

またあるいは昼のお店で
甲斐甲斐しく働く
女性たち。

一見普通の彼女たちだが、
男性を惹きつけ夢中にさせる
要素を内包してもいた……。

ステレオタイプな
「悪女」像とはまったく違う、

セクシーかつ魅力的な
女性たちの心理や葛藤を
活き活きと描いた一作です。

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悪女の鑑のあらすじ紹介

プロ入り以来
順調に成績を上げ続け、

ついには二億円プレイヤーにまで
至ったプロ野球選手、清田。

彼の隣には
妻の信代がいました。

信代は一見スポーティな女性で、
ベッドの上でも
極めて激しかったものの、

その本領はむしろ
「日常」にありました。

詰めかける取材陣に対しては
派手にかみつき、

年棒交渉に行く夫には
激しいハッパをかけるその姿は、

「猛妻」として
周囲に知られていました。

周囲からの反発の声は
意に介さず、

とにかく全力で
締め上げていく信代ですが、

ある日清田の不倫報道を
目にすることになります。

それでも至って
騎乗にマスコミに対処し、
清田に電話をかけるなど、

普段通りの態度を
取り続ける信代ですが、

直後、

とてつもない大きな出来事と
直面することになります
(「スーパースターの猛妻」)。

悪女の鑑のネタバレと今後の展開は?

とある事情から
クラブで働いている
若い女性、由美。

彼女は店に来ている
高久社長と
愛人関係にあり、

三年前から肉体での交際を
続けてもいました。

何度となく繰り返される
行為の中で、

めっきり敏感に成熟した
由美でしたが、
彼女には心配事がありました。

それは毎月の
お手当を払ってくれる
高久さんの会社の経営が

いよいよ危ないという
噂が流れていることでした。

バブル崩壊などの事情もあり、
もはや簡単には
いかない状況なのは明らかで、

由美は気になって
高久さんとの情事にも
身が入らないほどでした。

たまらず問いかけてみると、
彼は会社が危ないことを
素直に認め、

しかし由美は生きがいだし、
お手当を払うためにも
会社は潰さないと宣言しますが、

一方で由美は
若い客鳥海から
告白を受けてもいました。

鳥海には本当の意味での
旅ができるという

旅行代理店を
設立するという夢があり、

そのためには大金が
不可欠でしたが、

由美の助力は
期待していないようでした。

そうこうしているうちに、
高久さんの会社は
いよいよ状況が危うくなり、

今月の支払いができなければ
アウトという事態にまで
達していましたが、

それを聞いた由美は、
ある行動に打って出ます。

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悪女の鑑の読んでみた感想・評価

どんな悪い女性が
登場するのかと
見がまえて読み始めましたが、

良い意味で予想とは
異なりましたね。

ほとんどの作品に
登場する女性たちは、

夜の世界に生きていたり、
難しい過去を背負ったり
してはいるものの、

皆純情な心根を持ち、
人を利用してのし上がろうとは
しない誠実な女性たちです。

だからこそ、
彼女たちの葛藤には

好感が持てるところは
多かったですし、

彼女たちに惹かれる男性の
気持ちもよく理解することが
できましたね。

ルックスや
スタイルだけではない、

内面が響きあうからこそ、
人は離れがたくなるという部分を
極めてきっちりと描いているので、

恋愛漫画としても
相当な読み応えがありました。

一方で、
短編集であるという関係上、

ヒロインの女性たちは
お話ごとに異なり、

色々な美人な方たちを
愛でられるといった

楽しみがあったのも
良かったですね。

皆さん、
ナイスバディな
感じでもありましたので、

ムチムチ系が好みという方は
特にグッとくるのでは
ないでしょうか。

悪女の鑑はこんな方におすすめな作品!必見

男性の心を巧みに操り、
夢中にさせ、
自らは冷静に立ち回る、

そうした女性は
しばしば「悪女」と呼ばれ、

マスメディアを
賑わすことになります。

また、小説や漫画などの
フィクション作品の中には、

さらにしばしば登場しては、
主人公サイドの人間関係を
メチャメチャにしたりします。

危うくも魅力ある
女性といった感じですね。

しかし、実際そんな見るからに
危ないタイプの女性に
心を惹かれる人が多いのか、

すぐさま浮気してしまいそうな
彼女にハマってしまうのは
どうなのか、

という疑問が
ついて回りましたが、

本作はあくまで
現実的かつ克明に、

周りから「悪女」と呼ばれている
女性たちの実像を描いています。

倉科、和気両先生という
黄金コンビによる描写ですから

ぶつかり合う心理描写の深さや
リアリティの部分には
一点の隙もなく、

どういった動機から
人が「悪女」と呼ばれるように
なるのかが分かるので、

しっかりした
人間ドラマが読みたい方には
特にオススメです。

また、短編集なので
テンポも非常に良く、

ベッドシーンも実に濃厚と、
様々な観点から

オススメポイントが
多くあるのも
ポイントと言えるでしょう。

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