タイトル | 放課後カルテ |
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原作・漫画 | 日生マユ |
出版社 | 講談社 |
子供にはとても不思議な
病気が起きることがある。
でもそれを気付かない親や
友達がいることによってさらに
病気は加速して行く・・・。
友達は気づいていてもそれが
怖くて言い出せない。
それをわかって上げるのが
学校医の仕事でもある。
様々な症状の小学生を見つけ
奮闘する学校医の物語。
放課後カルテのあらすじ紹介
ある小学校の学校医をする
ことになった主人公の牧野。
以前は大学病院で小児科の
研修医をやっていた。
あるとき医師会の決定により学校に
専門医を配置することが決定し
白羽の矢が立ったのが牧野だった。
だが牧野はとても口が悪く
それに加えて態度もいい方
ではない・・・。
初めて学校に行き挨拶をした
時もその態度は現れ既に周りから
警戒される存在になってしまった。
赴任して初日。
保健室に行くとベッドで
女の子が寝ていたため強制的に
起こして保健室から出した。
理由も聞かずに・・・。
牧野は今後もこのような態度で
生徒に接するのか?
放課後カルテのネタバレと今後の展開は?
保健室で寝ている少女を見て
何も言わずに追い出した牧野。
その追い出された子の名は野咲。
いきなり現れて見たこともない
先生に突然追い出された驚きで
始めは何も言えなかった。
そしてその光景を見ていた担任が
野咲の前に来て「何でいきなり
いなくなるの?」と怒り気味に言う。
野咲は何も言わずに担任と
一緒に教室へ行くと他の生徒から
からかわれるように言われる。
「どこでサボっていたんだよ」
などなど。
でもそんなことを言われても
野咲は目をしょぼしょぼさせ
眠りに入って行く・・・。
それは授業が始まっても続き
担任が起こしても全く目を
覚ます気配がない。
その眠りは放課後まで続き
起きたら誰もいない状況。
そんなことを続けているので当然
職員たちの間でも不信感が生まれ
家庭で問題があると噂される。
そのことを家に連絡され親に
叱られ野咲は謝ることしかしない。
そんなことがあった翌日。
野咲が登校中に突然倒れ込み
起き上がれなくなって意識を
失ってしまった。
今後の展開に注目!!
放課後カルテの読んでみた感想・評価
子を持つ私にとって非常に
勉強になり感心させられた
マンガでした。
このマンガに出てくるように
子供には本当に不思議なことが
色々と起こります。
でもそれがまさか病気だとは
思えないようなことも時には
出てきます。
そこでこのマンガに出てくる
親と同じように子供に対して
プレッシャーを与えてしまう。
本当にこのマンガを読んで
目を覚まさせられました。
私の娘の事ですがいきなり
瞬きの数が多くなり最初は
乾燥しているのかな?
と簡単に思っていましたが
それは全く違いました。
あまりにも酷かったので病院に
連れて行くと医師の方から
「チックですね」と言われました。
よく聞くとそれはストレスが
原因でなる病気でもあると
言われて私たち夫婦は驚きました。
大雑把な子かと思ったら
とても繊細な子だったのです。
そこからまありプレッシャーを
与えずに生活していたらすぐに
それは無くなりました。
情けなさと同時に子供には
本当に辛い思いをさせたと思い
反省の毎日です。
今後もこのマンガを読んで
さらなる知識を身に付けたいと
思いました。
放課後カルテはこんな方におすすめな作品!必見
おそらくお子様がいる親御さんは
理解できると思えるような物語です。
物語の内容は子供に突然変調が
起きてそれを保健師の方が
見つけるというような内容。
この本を読んでいけばもしかしたら
物語に出てくるような症状と同じ
ことが出てくるかもしれません。
でも不思議なことに最初の子は何か
あればすぐに病院に行っていましたが
2人目は行かなくないですか?
1人目は何もわからないため
すぐ病院に行き診てもらいそこで
先生に怒られたりして成長しました。
なので2人目はまあ大丈夫だろうと
思っていますのであまり病院には
連れて行かない。
これが大きなミスですよね。
何か不調なサインを送っているのに
親は大丈夫と言い続けたら
大変なことになる可能性もある。
このマンガを読んで本当にこの
気持ちが強くなり考えを改め
なくてはいけないと思いました。
やはり子供から訴えてくると
いうことは最終サインだと
思った方がいいですね。
本当に色々なことを考えさせて
くれるマンガです。