タイトル | 東京大学物語 |
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原作・漫画 | 江川達也 |
出版社 | 小学館 |
村上が、東京大学へ進学するための経緯を
楽しめるヒューマンドラマです。
心理的な描写も数多く用意されているのが
特徴な作品です。
村上が東京大学へ入学した後は、
学校生活における場面と
恋人達の語らいなどが出てきます。
東京大学物語のあらすじ紹介
北海道の高校で完璧な人生を歩んでいた
村上は、悪友・佐野に誘われて
テニスの試合を見に行きました。
そこで村上は選手として活躍する
美少女・水野の姿に惚れてしまい
…告白をします。
水野はその申し出を受け入れましたが、
進学先が東京大学なため、
2人で猛勉強をすることになりました。
2人で受験に挑みましたが、
水野は合格し、村上は…
落ちてしまうという結果に終わりました。
村上は滑り止めとして受けていた
早稲田大学に入学を果たします。
東京大学物語のネタバレと今後の展開は?
村上は早稲田で講義を受けながら、
東京大学に入るため受験勉強をしていました。
悪友に押しつけられた真紀との出会い、
様々な誘惑などもありながら…。
村上は受験のため勉強を進めたおかげで、
入試を成功に収め東京大学へ進学します。
その話を知った水野は大いに喜びますが、
村上の側には真紀がいたため
嬉しい気持ちが半減しました。
水野は大学で、
面白くする会
という名のサークルを設立しました。
河野や由貴、秋山や伊藤などが
そのサークルに加入しました。
実業家でもある吉野は、
息子の家庭教師役としてやってきた
水野に目をつけます。
知恵をしぼり色々なことを画策しますが、
成功に至らないまま終わりました。
また、水野はフリーターをしている山崎に惚れ
付き合うことになります。
2人で一緒にいる所を目撃した村上は、
冷静な判断力を失っていきます。
大学で勉強を進める村上でしたが、
休学をした水野のことが気になり、
彼女が何をしているのかを知ろうとします。
東京大学物語の読んでみた感想・評価
村上が水野を見た直後の姿が…
すごく面白かったです。
何でもできる天才型人間とは
思えない顔つきだったので、
一目惚れしたとはっきりと分かりました。
私も同じようにテニス部の子を
好きになった経歴があります。
なので、彼の言動のおかしさなどは
十分理解することができました。
あと、頭が良すぎるせいだとは思いますが
考えている場面が多いような気がしました。
しかも、思考していることが、
漫画で上手く再現されていたので
すごかったです。
ヒロイン役の水野は、
母性愛にあふれている女性に見えました。
妄想が激しい村上とは違い、
惚れた男性に一筋な状態の水野の姿は
聖母という言葉が似合いそうでした。
なので、付き合い出した場面では
幸せになってほしいと願いながら読みました。
漫画は徐々に…
雲行きがあやしい雰囲気になっていきました。
苦労をした分だけ、後に幸せが待っている、
そんな気持ちになりながら
漫画を読み進めました。
あと、水野が苦労人になっていたので、
努力を誉めてあげたくなりました。
東京大学物語はこんな方におすすめな作品!必見
心理的な描写がとても巧みに出ていて、
難しい単語も数多く登場するため、
大人向けな作品だと思います。
知的な話題が満載!
大学に通っていた人なら
共感を得られる話も豊富に出てくるので、
学生経験者なら更に楽しく読めそうです。
特に村上が勉強をしている最中の部分は、
受験を経験した人なら必見な場面です。
読むことで受験勉強を攻略できるヒントが
見つかるかもしれないです。
村上は天才という設定。
ですが、彼の頭の中を描き出している部分は
コミカルなので、
見ると爆笑間違いなしだと思われます。
しかも、シリアスな展開の中に、
笑える要素も含んでいるため、
読むとストレスを解消できるかもしれません。
なので、笑いを求めている人に
読んで欲しい作品と言えます。
大人の恋愛の部分も多く登場するので、
愛に関する物語を読みたい人にも
うってつけな作品です。
中盤から後半にかけては、
愛という言葉が似合いそうな場面が多いため
読めば満足できるはずです。