タイトル | 極悪がんぼ |
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原作・漫画 | 田島隆 東風孝広 |
出版社 | 講談社 |
この物語の主人公神崎守。
彼は人生の分岐点に立っている。
会社の同僚と悪さをして
海洋土木の現場に売り飛ばされていた。
だが現場の環境は劣悪で
とてもじゃないが数年で
ここから出られない。
そこで神崎は脱走を
することを決意する!
神崎は一体どのように
脱走するのか!?
極悪がんぼのあらすじ紹介
主人公の神崎守は中学の頃
親に捨てられ高校に行けなかった。
世の中は中卒の人間にはとても
冷たく給料も上がらない。
そんなとき会社の同僚から
カード詐欺の手伝いを提案され
受け入れた神崎。
しかしそれが神崎の人生を
変える出来事だった・・・。
初めは上手くいっていた詐欺だったが
ついにバレてしまったのだ!
そのカードの所有者は神崎に
300万の返還を要求するが神崎には
そんな金はなかった。
すると神崎を土木の現場に売る
ということを言われるが神崎は
断ることができなかった。
売られて数日が経過し夜中の
海を見ていた神崎は密漁船が
海に出ているのを確認する。
それを見た神崎は脱走を
考え実行に移そうとする・・・。
神崎の運命は!?
極悪がんぼのネタバレと今後の展開は?
脱走を考えた神崎は自分が売られた
時に仲介していた人間を思い出し
その人間に依頼という形で助けを求めた。
その提案を一度断られたが神崎の
必死の願いで一度だけなら
助けてやると言われた。
そこで神崎はその一度きりの
脱走に賭け密漁船に向かい
死にものぐるいで泳ぐ。
そしてやっとついた密漁船。
しかし密漁船にいた人間は
現場の人間が来たら帰すように
言われていると神崎に言う。
神崎も必死に船員に助けを求める。
その必死さに折れた船員は
神崎を岸まで運んだ。
だがそこには既に現場から
雇われた暴力団員が待機していた!
だがこの1回しかチャンスがない
神崎はそれに構わず依頼した人間が
乗る車に走り込む!
そして神崎は脱走することが出来た。
しかしその依頼した人間から
言われた報酬は2000万!
神崎は考えを巡らせある提案をした。
「俺を事務所で雇ってくれ!」
「俺はビッグになる男じゃ!」
神崎の真剣な眼差しに仕方なく
了解する面々・・。
神崎の裏業界人生が始まる瞬間だった!
極悪がんぼの読んでみた感想・評価
イブニングで連載が始まったときから
読んでいる作品です。
今も名前が変わり連載していますが
とても好きなマンガの一つです。
リアルでなさそうだけどこれは
本当にある話だと思います。
この作中に出て来る現場に売られる
というのは日常に溢れかえっています。
私は以前に金融会社で働いて
いましたがこのような話は
色々聞いてきました。
私たちの会社はそのようなことは
しない会社でしたが大手金融会社でも
斡旋したりしているのを聞ききました。
でも私は借りたお金を返さないなら
仕方のないことだと思います。
働ける力があるのに敢えて働かず
借金だけ重ね最後は逃げていく。
そのような甘い考えの人間は
こういう現場に連れて行かれて
当然だと思います。
冷たいと思った方。
自分のお金だと思って下さい。
そうすれば自ずと考えは
一緒になるはずです。
それでも文句を言っている方は
聖人君子でしょうね。
それか一度でも大金を友人なり
知り合いに貸してみて下さい。
日々それしか考えられなく
なると思います。
お金は本当に怖いです。
まぁ神崎は完全にとばっちり
ですがね(笑)
極悪がんぼはこんな方におすすめな作品!必見
ビジネス裏業界の話が
好きな方におすすめです。
そこまで詳しい描写はないですが
よく考えられ物語の進行を
していくので楽しめます。
ただこの物語中に出てくる
抜け道は現実の世界では
使わないほうが良いですよ。
まぁ使わないとは思いますが・・・。
数点は使えますがほぼ使えないと
思ってください。
使えば間違いなく警察の
お世話になりますよ。
この物語に出て来る印鑑証明や
住民票のとり方ですが本当に昔は
出来たやり方なんです。
昔は監視カメラなどの防犯設備も
そこまでない時代でしたし
全ての監視が甘かった・・・。
でもそういう詐欺行為って公に
ならなかったと思いませんか?
これは間違いなく官庁が報道規制
をかけたと私は思いますね。
これを放映することにより
法律がザルということを露呈し
無能だとバレるからでしょう。
無能なんて言ってしまっては
本気で怒られるかもしれませんが
当時は本当にそう思っていました。
今はある程度対策されていますけどね・・・。
とにかくこのマンガを読んで
同じことをやらないように
してください!