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毎日君に恋してるのネタバレと実際に読んでみた感想!すごく結末が気になる!

毎日君に恋してる

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 毎日君に恋してる
原作・漫画 山田こもも
出版社 小学館

志望校に受かり、親元を離れ
高校生活を満喫と思いきや、
同居予定の兄がデキ婚し、

同棲相手の彼女のもとに行くことに。

しかもその兄の代わりに来たのが、
兄の彼女の息子、暁で……。

ドタバタとも言える展開の激しさを、
暁の包容力でうまく包み込んだ、
深刻ではない雰囲気が魅力の、

新感覚同棲系ラブコメです。

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毎日君に恋してるのあらすじ紹介

厳格な家庭の縛りが嫌で、
優しい兄のもとで、自由で楽しい
高校生活を送ろうとしていた芽依。

格上の志望校にも合格し、
晴れて高校生活のスタートだと
思っていたところに、

兄、茂雄が彼女と同棲中で、
しかもその女性はもう
妊娠していることを聞かされます。

厳格な父が相手ということで、
すぐにはデキ婚のことを
伝えることはできず、

かと言って彼女が心配は茂雄は、
別の部屋へと拠点を変えます。

そして代わりに芽依と
同居することになったのが、
茂雄の彼女の息子、暁でしたが、

彼は実年齢以上にずっと大人で
優しく包容力があったため、
芽依は次第に恋に落ちていきます。

毎日君に恋してるのネタバレと今後の展開は?

高校生になったら色々と
欲しいものが沢山、
中でも素敵な彼氏が欲しい、

そう意気込む芽依は
受験に全力を傾けていました。

と言うのも芽依の家は
予定がなければ門限午後六時、
テレビは午後九時までという、

超厳格な家風であり、
家から出て自由を得るべく
志望校に合格する必要があったのです。

そんな情熱と努力の甲斐あって、
見事芽依は合格を勝ち取りますが、
拠点となる兄の家に行ってみると、

実は兄の彼女は妊娠しており、
できちゃった結婚をする予定という
ヘビーな現実が待ち受けていました。

しかし、厳格な父にいきなり
その事実を告白するわけにもいかず、
かと言って彼女は気になるために、

兄茂雄は極秘裡に部屋を変え、
空いた空間には兄の彼女の息子、
暁君が同居する形になります。

つまり芽依にとっては、
見知らぬ相手との同居開始という
衝撃のスタートだったのですが、

一人暮らしが寂しいところに、
暁君はイケメンで包容力があり、
予定通りに話は進みます。

幸い暁君は素敵な笑顔と
優しい性格の持ち主で、
芽依よりもずっと大人であり、

芽依もそんな彼に、
徐々に惹かれていきますが、
暁君には親しい女性がいたのでした。

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毎日君に恋してるの読んでみた感想・評価

うっかりと恋に落ちるヒロインと、
彼女の周りで怒涛のように動いている
家族状況の対比が非常に面白く、

しかも何故か安心して恋に集中できる
包容力が豊かな作品でした。

本作のポイントは「王子様」である
暁君と、芽依たちを取り巻く状況です。

カッコ良いイケメンとワケあって、
同居生活のスタートという、
ドキドキラブコメの王道ですが、

本作の「ワケ」は強烈過ぎて
思わず目を丸くしてしまいました。

何しろ門限は午後六時、
テレビは午後九時までという、
厳格を絵に描いたような家で、

育ってきたはずの茂雄さんが、
いきなり自分の母親ぐらいにも
思える女性とデキ婚予定。

しかもその秘密を守る
アリバイ工作のために
部屋をスリ変えるという、

大胆過ぎるシステムの
片棒を担げというのですから、
芽依ならずともビックリです。

しかし、普通ならもはや、
恋がどうとか言えるような
状況ではないにも関わらず、

芽依よりも一つ年上なだけの暁君は、
抜群の包容力を見せ、保護者代わりすら
つとめてくれています。

本編ではそのために芽依と、
スレ違いになったりもしますが、
それも逆に言ってしまえば、家族以上の

安心感と信頼を、わずかな間で
得てしまったことになるわけで、
恋人同士になるより凄いと思いました。

実際、暁君目線で考えると、
いきなり母親が妊娠し、やたらと
若い男性が「父親」になり、

しかもそのアリバイのために、
良く知らない女の子と
生活を共にするという現実。

しかし彼はキれるどころか、
実に良い意味で年上の役目を
果たしてくれていますので、

読んでいる側としても
非常にほっと安心できました。

毎日君に恋してるはこんな方におすすめな作品!必見

突然の出会いは様々ありますが、
実際の場合はそうそう「他人」は、
一定以上の近さにはなりにくいもの。

つまり唐突に距離が近付いた相手は、
恋が実るかどうか以前の段階でも
重要な「関係」にあるわけですが、

そうした必然的な展開は
作品上ではなかなか
フォローされることは少ないですね。

しかし本作では、暁君は、
義理のお姉さん(予定)の息子で、
がっちりと身内なわけで、

恋が云々以前の問題で、芽依を
「妹」として大事に扱う
使命感のようなものを感じます。

決してオラオラ系ではないものの、
常に目配りが良く、頭も良い
「お兄さん」の良さを満喫したいなら、

本作は非常にオススメできますし、
芽依視線だと、より頼りがいが
はっきり見えるのもいいですね。

暁君の側から考えると、
自分の母親が自分と同じぐらいの
若い相手と、

デキ婚で再婚を目指しており、
しかもその妹と同居を始めるという
凄い状況なのに落ち着きが素晴らしいです。

芽依からすると自分だけが色々と
翻弄されているような雰囲気なのですが、
そう思わせてくれるところも含めて、

暁君の懐の広さが色々と規格外で
斬新な感じすらしました。

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