タイトル | 湯神くんには友達がいない |
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原作・漫画 | 佐倉準 |
出版社 | 小学館 |
あのー窓閉めていただけませんか?
転校初日の彼女の名は
綿貫ちひろ。
その窓際に座っている
男の名は湯神裕二。
湯神の横に座ってしまったのが
運の尽き。
「え?嫌だ」
何なんだこの人は?
そんな湯神とちひろが
これから広げていく
日常コメディスタート!
湯神くんには友達がいないのあらすじ紹介
主人公湯神裕二は頭脳明晰な上に
野球部のエースをしている人間。
しかしそんな彼は余りにも偏屈で
扱いづらいためクラスメイトや
部活の面々からも嫌われていた。
そんな中転校して来た綿貫ちひろ。
彼女はそんな湯神の隣の席に
座ることになってしまった。
とにかく周りの人間はあいつには
関わるなと言われる。
だが数日関わっていくと
確かに変わった人間だか
思ったほど悪い人間では無い。
そう結論付けたちひろだったが。
やっぱり変な人だった。
湯神くんには友達がいないのネタバレと結末(最終回)は?
友達ができず未だに
昼ごはんを一人で食べている。
その横で美味しそうにパンを
食べている湯神に話しかけるちひろ。
「あんたまだ一人で食ってんのか?」
話しかけるんじゃなかったと
後悔することになる。
そんな放課後一人で校庭を
一人ウロウロしていると野球部の
練習試合が目に飛び込んできた。
その時湯神のお使いを頼まれた
一年生と接触し野球部のベンチに
連れて行かれまた湯神に嫌味を言われる始末。
そこでちひろが目聡く湯神に
色々尋ねるがまた嫌味を言われたので
ちひろは帰っていった。
だが翌日湯神がちひろの
ためにパンを買ってきた。
「あんたもこのパンのように
リニューアルして友達作れ。」
余計なお世話と思ったところで
湯神の腹が鳴った。
「湯神くん・・自分のお昼は?」
「パン買いすぎてお金がない」
返そうとするちひろだったが
あんたのリニューアルする象徴の
パンだと言って聞かない。
そこで持ってきたお弁当を
湯神にあげたちひろの横顔は
微笑んでいた。
湯神くんには友達がいないの読んでみた感想・評価
最初はただひねくれた人間が
相手に対して蔑んでいく漫画だなぁ
と読み進めていたがそうではなかった。
湯神の言葉は確かにトゲがあるが
それはよく聞き考えると言われた
本人の為を思っている発言が多い。
何話目かにとてもいい話というか
湯神がちひろに対して気になり始めて
いる場面では笑ってしまった。
朝教室に入ってきたちひろが
他の女子生徒に話しかけようと
するが話しかけられず自分の席にくる。
そこでの湯神の表情の変化は
かなり笑えた。
しかしその後湯神らしからぬ
言動でちひろに説教しはじめる
シーンがある。
私が思ったのはここから
2人の距離が完全に
縮まった場面だと思う。
なんかこの2人の距離が縮まってから
このマンガがかなり笑える展開に進んで
行っている感じがする。
最初は気のせいなのかと思い
最初から読み返したがやはりそう
だと思います。
私の勘違いかもしれないですが
最初はいまいちかも・・・って
思われている方は最初から読んで下さい。
おや?と思いますから。
ただ最初から面白いと思った方
本当にすみません。
でも面白いと思い購入していますので
勘弁してください。
こんな方におすすめな作品!必見
シュールなギャグ漫画好きな方
におすすめです。
ギャグ!ってわけでもないですが
かなり笑えますので是非に。
あとは恋愛話しが好きな方にも
少しオススメかもです。
それは内容を見てご確認下さい。
もしかしたらネタバレになってしまう
かもしれませんので・・・・。
でもいるんですよねーこの漫画の
主人公見たく少しひねくれてる
人間って・・・。
でも私が思うにこういう人間って
本当に悪い人間ではなくて
中身は本当に純粋。
純粋が故に言葉足らずや
誤解を招く発言をしてしまう。
それをわかっている理解者がいなければ
周りから人が離れてしまうんですよね。
でもこの漫画ではその理解者が
女の子という素晴らしい設定。
最初は冴えない顔した女子生徒
くらいにしか思っていないのが
段々と可愛く見えてくる不思議。
作者のその子への愛がわかります。
その子をよく見ると様々な仕草や
表情が描かれています。
これには少々驚きました。
お世辞にも初期の絵は・・・。
という感じです。
現在も・・・かもですが
本当に表情豊かにそして
人間の動きがリアルに感じます。
そうするとキャラ一人一人に
愛着を持つようになり
最終的にこの漫画が好きになる。
もしかしたら私だけの感情かも
しれませんがこれから購読する
方は私が何を言っているのかわかるはずです。
読んで私の言っていることが
不明でも私を批判しないで下さい(笑)