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【漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさんのネタバレ】とあらすじ!感想や無料試し読みあり!

漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさん

この記事は約 4 分で読めます。
タイトル 漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさん
原作・漫画 末弘
出版社 講談社

『三国志』で
腹黒い野心家として描かれることの多い
諸葛孔明のライバル・司馬仲達。

そんな彼の真の姿は
無気力な引きこもりだった!?

綿密な資料の精査に基づく
『三国志』の新解釈!
ギャグで学ぶ正史の世界?

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漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさんのあらすじ紹介

劉備が孔明を軍師とするのに
『三顧の礼』で遇した逸話は有名だが

対して曹操は
仮病で逃げる仲達を迎えるため
三度脅迫したと言われている・・・

司馬仲達。
略して『しばちゅう』。

三国志中、実はもっとも
仮病で休んだ回数が多い男。

働きたくないと仮病で休み、
政権を奪われて仮病で休み、
敵をあざむくために仮病で休む。

そんな引きこもりのしばちゅうさん。
極悪妻・張春華にどつかれて
今日も嫌々ながら出仕する――

漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさんのネタバレと結末(最終回)は?

史実では曹丕の政権下で
もっとも活躍した司馬仲達。

なので、しばちゅうさんも
早くから曹丕に絡まれて
いろんなトラブルに巻き込まれます。

創作ではパッとしなかったり
逆に超クールキャラな曹丕ですが

実は詔勅にわざわざ
ミカンや梨の話題を出す
異常なまでのフルーツ好き。

さらに機嫌が悪いと
ささいなことで処刑する
かなり横暴な性格。

よく曹丕に殴られては
首が180度以上回転し
気色悪がられるしばちゅうさん。

史実にも明記される『狼顧の相』。
首を真後ろに向ける彼の特技(?)は
しっかりとネタにされております。

暴力妻・張春華には
ヒマつぶし感覚で殴られ、

そんな妻に怯えているのに、
実は精神的に依存していて
実家に帰られると廃人になる・・・

ダメンズまっしぐらな
しばちゅうさん、ですが!

決める時はバッチリ決めます。

正始の政変、
司馬一族によるクーデターでの
しばちゅうさんの勇姿を見よ!

取っ散らかった印象のギャグが
最終話、綺麗にまとまって
最高のエンディングを迎えます!

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漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさんの読んでみた感想・評価

資料のきちんと精査した上で
武将たちをギャグキャラに
再構築しているので

「言われてみれば確かに!」

と、爆笑しつつも
思わず感心してしまいました。

横光三国志や無双など
いろんな作品を網羅したギャグも
ファンにはうれしいところ。

『チ禁』などと呼ばれて
どの作品でも変な扱いを受けている
あの于禁も元気でした。

相変わらず変な扱いでしたが
アホなギャグを連発する于禁が
幸せそうだったので満足です。

一方で要所要所をきっちり
感動できる話で締めているのは
さすがの構成力。

孔明も史実にのっとって
ニートになってしまっていて
ヒドい扱いなのですが

漢王朝の再興などという
他の誰もが言葉にさえできなかった、
やる前からあきらめていたことを

孔明だけは本気で宣言し
本気でやろうとした・・・

そこに孔明の価値があることを
強調し、再確認させたクライマックスは
不意に涙しそうになった場面です。

こんな方におすすめな作品!必見

『三国志』ファンなら
初心者からコアなマニアまで
幅広く楽しめる作品です。

様々な誤解や
イメージの独り歩きも多いのが
『三国志』の世界。

そんな中で物語の大筋のみならず
細かな逸話1つ1つを拾った作品は
このマンガ以外にはなかなかないもの。

慣れ親しんだ武将たちの
新たな一面を発見するのに
本作は最適です。

中でも『正史』に触れ始めて
いわゆる演義アレルギーに
なってしまっている方は必見!

演義において
もっとも不遇な扱いを受けていると
同情される武将と言えば曹真ですが

『しばちゅうさん』では
曹真が準レギュラーとして
活躍しているのです!

・・・まあ、演義の影響もあってか
ピザの注文を断られたショックで
自害してしまうとか

メンタルが弱い武将として
いじられてしまっていますが、しかし!

だからこそ曹真が面白い、
むしろ演義あってこそ
曹真は輝いている、

単なる名将扱いより
ずっとおいしいポジションだと、
そう認識できた時

曹真は救われた、と
感じることができるはずですから・・・

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