タイトル | 無間地獄 |
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原作・漫画 | 新堂冬樹 早川ナオヤ |
出版社 | 双葉社 |
金を貸して逃げられる金融屋が
多くある中でこの物語の主人公
桐生保は必ず取り立てる。
だが桐生の取り立ては生半可な
ことは一切しない。
たとえ債務者が死んでも
関係者から取り立てるまで
しつこく続く・・・。
そんな桐生の厳しい取り立てを
描いた金融漫画が始まる!
無間地獄のあらすじ紹介
桐生保はこの日も取り立てに
向かおうとしていた。
この桐生は新宿では知らない
人間はいないほど有名な男。
この桐生という男は暴力団で
ありながら闇金融も営んでいた。
そして桐生は一度貸したら
回収できなかったことはないため
別名を持っていた。
「鬼の桐生」
この男から借りた人間は返さずに
逃げたとしても必ず捕まり
鬼の制裁が待っている。
その制裁を受ける人間は
生か死かどちらか・・
そして今日もこの制裁が
行われようとしていた!!
無間地獄のネタバレと今後の展開は?
桐生の追っ手から逃げていた男が
別の闇金融会社に連絡が入ったと
聞きその金融会社の社長とむかう。
今回逃げた男は証券会社で
働いていたが借金で首が回らなくなり
桐生の会社で金を借りた男だ。
その男は別の闇金融からも金を借り
逃げ回っているということ。
当然桐生の怒りは収まらない。
そしてその男が潜伏していると
思われるマンションの一室に立つ。
宅配業者を装いインターホンを
鳴らすと中から若い女性が出てきた。
だが女性は宅配業者に扮した
桐生の舎弟を疑うが数分後
ついにドアを開ける。
ドアを開けると同時に桐生ほか
舎弟たちは部屋になだれ込むが
男の姿は見えない。
そんな中で女は桐生の舎弟に
殴りかかったり抵抗を始める。
それに業を煮やした桐生は
女性の鼻に指を突っ込み言う。
「お前に働いてもらって
金を返してもらってもいいんだぞ?」
そう言われると女は観念し
トイレに視線を送る。
そしてトイレを開けると糞尿を
垂れ流し恐怖に怯える男が
便器に震えながら座っていた。
その男の運命はどうなるのか!?
無間地獄の読んでみた感想・評価
結構厳しい取り立てを描いている
漫画ですが債権者はこのようなことを
されても仕方ありません。
はっきり言って金融会社で
働いていた私から言わせると
自業自得だと思います。
金融会社に働いていない人でも
同じ気持ちになるは人は
かなりいるはずです。
いくら裏の業者とは言え始めから
理解した上で融資を受けています。
それを返さなければ取り立てを
始めるのは当たり前のことでは
ないでしょうか?
借りたものは返す。
こんなの小さい子供でも
わかっていることです。
それを闇金融だからと言って
返さない道理が通用するわけが
ありません。
最近は(というか以前から)闇金融で
借りたら返さなくていいなんて
メデイアで流していますよね。
でも借りに来る人は大勢いるはず。
大人気バンド「ウルフルズ」の
歌でもありますが・・・
「借りた金は返せよ!」
私はこのことを声を大にして
言いたい言葉ですね。
借りる時だけ頭下げるな。
ひどい世の中です。
なんてことを思ってしまえる
マンガですね。
無間地獄はこんな方におすすめな作品!必見
お金を借りるということは
このくらい大変なことだと
わかる漫画です。
物語の内容としては簡単に言うと
闇金融業者の話です。
感想でも書きましたが金を返さない
債務者はこのくらいやられて
当然なんですよ?
そのくらいお金というのは
大事です。
お金は借りたら絶対に返さないと
いけないものなんです。
よくテレビなどでやっている
金貸しの話は全て金貸しが悪い
みたいに放映されています。
この風潮がダメだと思うんです。
お金を返さないんですよ!?
もし自分が友人やらに貸して
帰ってこなかったらどうします?
当然死に物狂いで返して
もらおうという気持ちになりますよね?
それが闇金融であろうが
関係ありません。
もし皆さんもお金を借りるときは
命をかける思いで借りたほうが
いいと思いますよ。
そう思っていれば必ず
返済はしますからね。
まさにこの漫画はそういうことの
教訓を描いております。
様々な金貸し漫画はありますが
読んでおいて損はない作品だと
私は思います。