タイトル | 熱血中古車屋魂!! アーサーGARAGE |
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原作・漫画 | たーし |
出版社 | 講談社 |
北九州のとある港町に
まごころを売りにする
中古車店があった。
ただその中古車店には
まだまだ展示者を飾れるほど
売り上げも集客力がない・・・。
だが店主である主人公原田朝男
通称アーサーは客の心を掴むため
日々まごころで接客する!
熱血中古車屋魂!! アーサーGARAGEのあらすじ紹介
主人公であるアーサーこと
原田朝男(29)と梅木千春の
二人で営んでいる中古車店。
「アーサーガレージ」
今までは注文販売のみ車を
売っていたがアーサーが
30歳になったことで一念発起した。
それは・・・
店舗を構えることだった!
千春はアーサーの意気に答え
店を何処にするか聞く。
するとアーサーは
「場所は変わらずに今まで
やってきたココでやる」
千春はがっかりしアーサーに
文句を言っていた時だった。
そこにやってきたのはムラさんと
呼ばれるヤクザの組長!
そんなムラさんからアーサーは
車の注文を受けることになる。
熱血中古車屋魂!! アーサーGARAGEのネタバレと今後の展開は?
初めはムラさんが来たことで
煙たがっているアーサーと千春。
だが車を二台も注文すると
言うことでいきなり持ち上げる二人。
ムラさんが注文の内容を言ってくる。
一台目はボディーガードである
ヨシオが独立するために
プレゼント用の車とのこと。
二人はベンツなど高い車を
勧めるがヨシオはそんな高い
車は貰えないとツッパる。
そこでムラさんがセルシオに
してくれとアーサーに言う。
だがアーサーは他の親分衆が
乗っている車と一緒でいいのか
尋ねるとムラさんは考える。
すると千春が横から口を出し
本当は好きな車があるはずだと
ヨシオに言い寄り言った。
「あんた昔から四駆
ばっかりやったやん!」
そこでムラさんはヨシオに
本当に欲しい車じゃないと
プレゼントの意味がないと言う。
そう言われてやっと本音を
言うヨシオ。
「ランクルがほしいです!」
この注文を受けアーサーガレージの
スタートは切って落とされた!
だがこの注文でとんでもない
事件が待ち受けていることなど
思ってもいない二人だった・・・
熱血中古車屋魂!! アーサーGARAGEの読んでみた感想・評価
連載当時は食い入る様に
読んだマンガです。
このマンガを読んで私は
中古車業界に一年ですが
働いておりました。
簡単に流される男ですが
それほどまでに物語が面白く
特に主人公が大好きでした。
元々はヤクザだった男が足を洗い
中古車店を開き様々な注文を受けて
真心込めて客に売る。
その姿を見て私も業界に入って
やっていきたいと思っておりました。
でも現実は甘いものではないです。
会社なので利益を上げなければ
やっていけないのはわかりますが
とにかく酷い会社でした。
その会社は事故車ばかりを
オークションで安く買い集め
無事故車として販売する。
こんなことばかりをしておりました。
やめたほうがいいと店長に
言っても社長の方針だからと
言って聞かない・・・。
一年は頑張りましたが
限界でしたね。
さすがに良心が痛みます。
その会社は結局バレて
廃業になりましたが・・・。
でもこのマンガの主人公アーサーは
本当にカッコいい男です。
とても楽しめるマンガです。
熱血中古車屋魂!! アーサーGARAGEはこんな方におすすめな作品!必見
アウトロー系や車好きな方は
とても面白いマンガだと思います。
題名から分かる通りこのマンガは
車を扱いながら様々な人間ドラマも
あるとても楽しいマンガです。
少し前のマンガですので紹介する
車は古いですがその他の知識も
強くなります。
基本的に主人公はアウトローな
人間だったのでそっち系に
強くもなりますがね・・・。
それ以外では客へ車を渡す際に
結構な頻度で車を改造しますので
エアロとかの名前を覚えます。
しかも全部実名で現存するパーツ
なので今読んでもそれは
勉強になるかもしれません。
その中でこのマンガは結構
無理難題をふっかけられます。
ただそれを色々客から聞きながらや
仲間同士で考えてその車を
見つけてくる作業は最高です。
その難題を読者も共同で考えると
さらにこのマンガを楽しく読み
進められます。
そういえば最近はこの様な車を
題材にしたマンガが少なくなって
来ている様な気がします。
もしかしたら若者の車離れが
影響しているのかもしれませんね。
私たちの時代は車を持って
いるのがステータスみたいな
感じでしたからね。
今は違いますからね・・・。
そろそろこの様なマンガが
始まってもいい頃だと思い
ますね私は。