タイトル | 獣の奏者 |
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原作・漫画 | 上橋菜穂子 武本糸会 |
出版社 | 講談社 |
ある時代に闘蛇と呼ばれる
巨大な生物と人間が
共存している場所があった。
闘蛇を使い様々な国同士が
戦い領地を広げていく戦いを
日々続けていく。
だがその中で闘蛇を使い
母の遺志を守り闘蛇を守り
続ける子供がいた。
その少女の戦いの日々の物語。
獣の奏者のあらすじ紹介
その闘蛇をあやつれる
「霧の民(アーリヨ)」と
呼ばれる部族がいた。
霧の民は緑色の瞳をして
女性でも背が高い。
その霧の民であったソヨンは
部族から離れ別の部族の人間と
交わり子供を授かった。
その子供が主人公であるエリン。
母は住んでいる村で闘蛇の
世話係をして日々を過ごしていた。
だがそんなある日誰かの陰謀か
わからないが闘蛇が全て死んでしまった!
その全責任を罪に問われる母ソヨン。
ソヨンとエリンはどうなってしまうのか!?
獣の奏者のネタバレと今後の展開は?
闘蛇が全て死んでしまっている
現場に来た母ソヨンは元がわからないと
村の長老である義父に言う。
だが義父は闘蛇を全て死なせるのは
とんでもない罪だといってソヨンに
詰め寄る。
しかしソヨンは一言。
「覚悟できている。」
その一言しか言わなかった。
だが義父からの罵倒は途切れる
ことはなかったがそれ以上何も
言わずに皆が去るのを待った。
その夜とても豪華な食事を作る
母ソヨンにエリンは母の生い立ちを
恐る恐る聞いた。
すると母は霧の民の話や亡くなった
父と初めてあった時の話をする。
とても優しい笑顔で・・・。
翌日母は大公の使いより闘蛇を死なせた
罪と忠誠心が足りないとのことで
刑に処されることが決まってしまった。
エリンは泣き叫び暴れるが
村の人間に取り押さえられる。
処刑当日エリンは母を救うため
野生の闘蛇がいる湖に入り
母に近づく。
母はエリンをみて霧の民の
禁術を使いエリンを助けることになる。
自分の命を犠牲にして・・・。
そしてエリンは闘蛇に乗り別の場所へと
流されていった・・・
獣の奏者の読んでみた感想・評価
久々に読んだファンタジー系
漫画でしたが結構面白かったです。
闘蛇と言われる生き物を
操る女の子の話ですが
その闘蛇で様々なことがある。
やはりこの物語で私の心を
打ったのは親子の物語ですね。
母親は闘蛇を操れる力を持っており
その力で闘蛇を普段から世話をして
生活をしていました。
でも誰かの陰謀かわかりませんが
闘蛇が全て死んでしまったため
母親は処刑されてしまう。
この時も主人公のエリンはその場に
行き母親の死を見てしまうことに
なるシーンはヤバイですよね。
もう親子愛が全面的に出る
シーンは涙モノです。
やはり母は強しとよく言うものです。
私も口では何かあれば自分を犠牲にして
子供を危機から救うと思ったり言ったり
しますが本当に出来るか不安です。
そんなビビリな私ですから日頃から
危ないことをさせないようにと過保護
すぎるくらいに接しています。
でも子供はウザいでしょうね(笑)
そんな私の言うことも聞かず
危ないことばかりする日々。
まぁでも子供はそうでなくては
いけないんでしょう。
とにかくこのマンガは感動シーンも
多々ありますがそれ以外の内容も
とてもおもしろい漫画でした。
獣の奏者はこんな方におすすめな作品!必見
ファンタジー系好きな方に
オススメします。
何となく古代中国っぽいようね
時代風景だと思います。
闘蛇と呼ばれる生き物も
何となく龍を彷彿させる
生き物ですので。
でも昔って本当にこのような
生き物がいたのでしょうかね。
空想上の生き物である龍など
様々な生物が伝承されていますし。
龍などはやはり恐竜の生き残りを
見た古代人が何かに書き残し
今の形になったと思いますよね。
今の時代でもそうですが私が
思うのは絶対恐竜などの
古代生物の生き残りっていると思います。
やはりあの巨大な生物がいとも簡単に
絶滅するなんて考えられませんしね。
特に中国はとにかく広大な大陸なので
絶対にまだ不思議な生物やなどの
生き残りがいるのではないかと思います。
もしかしたらこのマンガのように
古代生物と共存しているかも
しれませんしね。
こんなこと言ってしまうと
また現実の世界に戻ってこいと
妻から言われてしまいますが(笑)
本当に最後まで楽しく読めた
作品です。
こちらの漫画はアニメにもなっております。
気になる方はご覧になってみて下さい。