タイトル | 監獄学園 |
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原作・漫画 | 平本アキラ |
出版社 | 講談社 |
ー私立八光学園ー
そこは首都圏の中でも
有数の進学校として名高い学校です。
完全女子校だったのが、
今年から男子も
受け入れるようになりました。
その為、男子と女子が1対20という
いびつな人数比に
なってしまったのです。
監獄学園のあらすじ紹介
入学する前に女子が多いことを
知っていた男子達・・・
入学式で女子生徒に囲まれると、
知ってはいても嬉しくて
興奮してしまいました。
男子生徒五人は
八光学園の唯一の男子生徒です。
沢山女子と関わろう!
仲良くなろう!と息巻いていました。
しかし彼らは・・・
女子と話したことさえもありません。
話しかけても相手にされなかった事を
それぞれが呟きます。
どうしよう、
この学園で楽しむのには
どう行動したら良いのか・・・
五人の間に連帯感のようなものが
自然と生まれ始めていました。
監獄学園のネタバレと今後の展開は?
藤野清志は授業中に消しゴムを
落としてしまいました。
ー雷電為右衛門ー
その表紙に描かれていた
イラストを見てそう呟いた前の席の
女子生徒が居ました。
クラスで一番美人だと言われている
千代ちゃんでした。
共通の趣味を持つ事で
話が進んだ2人は意気投合しました!
その日の夜
清志の友人達がノゾキを
しようと話していました。
裏切り者には死を!を合言葉に
皆んなで女子のお風呂に向かいました。
仲間のリサーチによって、
1年1組の入浴を覗く事になりました。
しかし!
1組には千代ちゃんが居ます。
なんとかノゾキを回避したい清志は
色々な理由を付けてノゾキを
止めようと画策していました。
ふと見上げ廊下の視線の先には何と、
千代ちゃんが!
と言うことは?
千代ちゃんは今はお風呂に入っていない
ではノゾキをしよう!
みたいな思考回路になりました。
携帯でお風呂を撮影しようとすると、
手を滑らして落としてしまいました。
止むを得ず携帯を取りに、
脱衣所へ降りる清志の前には
何と!?
千代ちゃんが居ました。
絶体絶命の大ピンチ!
・・・と、思いきや
千代ちゃんは、ど近眼でした。
監獄学園の読んでみた感想・評価
相撲好きに悪い人は居ない!
と信じる千代ちゃんの心根が
スッと心に馴染む作品でした。
清志が千代ちゃんに対して
真実を言えない所がもどかしかったです
お風呂場の・・・
しかも隣にいた事を知ったら
きっと傷付くだろうなと思いました。
せっかく趣味が同じ人を見つけた2人、
もっと時間をかけて仲良くなったら
良かったのにと
勝手に残念に思いながらも
プリズンと言う設定に
すごく面白さを感じてしまいました。
裏生徒会があって権力を握っている。
これは日本版のプリズンブレイク!と、
興奮してしまいました。
副生徒会長のサディスティックさに
少し笑えてきてしまいました。
それに対して本当に仲間を守る気持ちで
体当たりしていたのは清志のみで
他の男子はある意味で楽しんでいた
その状況に対して、
それぞれが救いを楽しみを!
見つけていたのが思考の愉快さです。
副会長を思わず嬢王様と
呼んでしまっていた諸葛岳人には
プププと笑ってしまいました。
岳人は口癖も独特のものがあって、
味方のときは良いけれど敵に回したら
厄介そうな雰囲気がありました。
監獄学園はこんな方におすすめな作品!必見
楽しい漫画が読みたい人には
満足出来る作品だと思います。
登場人物の性格とか傾向もあって
読み進めていくとますます楽しくなって
くる漫画だと思いましたよ!
私は岳人のキャラクターが
なんとなく好きになってしまって
注目して読んでいました。
裏生徒会っていう設定や
プリズンという設定にも
とても興味を持ってしまいました。
プリズンと言っても、
給食も普通の食事と一緒だし
授業も受けられるし!
なんだか色々優遇された部分も
あるんだなと思いました。
副会長や花さんの仕打ちは
ちょっとあなどれない点は
あると思いますが・・・
でも男子生徒たちは、少しの楽しみを
そこに見出していた様子ですよね。
花さんが彼らに求めた、
四つ葉のクローバー探しは
可愛い要求だなぁと思いました。
しかし
四つ葉のクローバー探しは、
印象よりも過酷だと思います。
私も昔探したことが有りますが、
一つ見つけるのにえらい時間が
掛かったと記憶しています。
押し花にして購買で売り、
寄付をするという精神は
素晴らしいけれど・・・
すごく厳しい試練なように
感じました。
楽しく読めるこの漫画は
良いですよね!