[PR]Yahooプレミアム会員が最大6ヶ月無料+毎週(金曜)20%ポイント還元中!【ebookjapan】

砂時計のあらすじやネタバレを書いています(感想もあり)

砂時計

この記事は約 4 分で読めます。
タイトル 砂時計
原作・漫画 芦原妃名子
出版社 小学館

10歳で母親に自殺され、1人になった杏。

抱える闇は深く、その闇から救おうと
頑張る大悟。

それを見守る藤。

杏と大悟を壊したい椎香。

若い4人が一生懸命生きていくが、
思いは交わらない。

自分を救えるのは
自分だけなのかもしれない。

でもそばにいることはできる。

切ない青春ラブストーリー。

サイト内で【砂時計】を検索!

砂時計のあらすじ紹介

植草杏は10歳の時に両親が離婚し、
母親とともに母親の実家である
島根に来た。

しかし母親は精神を患っており、
杏を置いて自殺。

残された杏は祖父母と暮らし、
同級生の北村大悟と仲良く
学校生活を送っていた。

しかし高校進学を控えたある日、
父親が東京からやってきて
一緒に暮らそうと言われる。

大悟と離れたくない杏だが、
父親と暮らすことを選び大悟と
遠距離恋愛をすることに。

大人になるにつれて別々の道を
歩み始める2人だが、杏の中には

常に母親の自殺という闇が残り、
彼女も自殺を図る。

砂時計のネタバレと今後の展開は?

杏の中には常に母親の自殺が
強く残っており、大悟を

その闇に引きずってしまうのではないかと
不安になり、杏の方から別れを切り出す。

大悟と別れた後に自分をずっと
好きでいてくれた藤とも付き合うが、
上手くいかない。

大悟と藤は杏の中には常に母親がいて、
死んでしまった母親には叶うことが

できないんだと、どうしようもできない
事実を目の当たりにする。

しかし杏の中では大悟はいつでも
特別な人で、26歳になった時に

思い立って大悟の働く小学校へ
内緒で尋ねる。

そこで出会った大悟の生徒から
大悟はもうすぐ結婚すると聞き、

杏は思い残すことがなくなり
自殺を図るが、遠のいていく意識の中で

家族や友人が自分の周りには
たくさんいることを思い、
生きたいと思う。

遠のいていく意識の中で
大悟が助けに来る。

もう杏は大丈夫だと、母親のことを
自分の中でケリをつけることが

できた時に大悟からやり直そうと言われ、
2人は結ばれる。

2人の間には男の子が生まれ、
海の近くに仲良く3人で暮らしている。

サイト内で【砂時計】を検索!

砂時計の読んでみた感想・評価

10歳の杏から始まり、彼女の
青春時代から26歳の大人になるまでの

長いスパンを描いていくという
なかなかない作品だと思う。

16年間の杏やその周りの
人物の変化を見れる。

1番勝解なのは杏の母親の自殺。

10歳の杏にとっても衝撃だが、
杏の祖父母や大悟の母親とのつながりも

描かれており島根という土地での生活や
人間関係も描かれているので

杏の母親の自殺の動機が
きちんと根付けられている。

個人的に好きな場面は、杏と大悟が
高校生になり東京と島根で

遠距離になって、大悟が最初に東京に
遊びに来た時の事。

杏の誕生日にプレゼントではなく
自分が会いに来るというサプライズで、

杏が久々に大悟に会えるということで
ワクワクしているところがとっても純粋で

可愛いし、お花見をするというところも
高校生らしくてとても好きです。

大悟には帰るバスの時間があり
ゆっくりする時間もなく
帰っていくところも切ない。

お金のない学生にとって
遠恋は辛いなと悲しくなりました。

砂時計はこんな方におすすめな作品!必見

私がこの作品を読んだのは
高校生の時で、時が16年も経つし

杏の最後の年齢は26歳なので
16歳くらいの私には少し
難しい部分もありました。

20歳くらいにもう1度読んだときのほうが
深く理解ができ、切なさや純粋さ

もどかしさなど色々な感情が生まれて
泣きながら読みました。

なので大学生から20代の社会人
女性の方にオススメしたいです。

似たような漫画は同じ小学館から
出版されている、小畑友紀作の
「僕等がいた」が少し似ていると思います。

この作品は主人公の女の子、七美が
闇を抱えているのではなく、七美が

恋をしたクラスメイトの矢野の母親が
自殺をして闇を抱えるという
パターンです。

この作品も15歳から26歳くらいまでの
2人とその周りの登場人物の変化が

見られるし、矢野も両親の離婚を機に
東京へ引っ越し、そこで母親が自殺。

そこで七美を闇へ引きずるのは
嫌だと思い離れるが、最終的には
2人は結ばれるという内容なので、

「砂時計」とパターンは
似ていると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA