タイトル | 祕十村 |
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原作・漫画 | 宗方馨 白輝蓮 |
出版社 | 講談社 |
結婚パーティーを開催して
する予定だったが誰一人集まらず
不思議に思っていた・・・
そしてその友人から電話が
入り途切れ途切れだがある言葉
が聞こえる
「助け・・て・・・ひじゅ・・うむら」
電話を受けた彼は場所を
調べ”祕十村”へと向かう
ことになる・・・。
祕十村のあらすじ紹介
昔から目に見えないものが
見えてしまう拓哉。
拓哉は未希の両親に結婚の
許しをもらうため実家を訪れていた。
未希の父はとても厳しく結婚を
認めてくれず帰ろうとした時
庭にとても強い呪いの呪詛を
感じ知り合いの巫女を呼び
除霊をした。
そのことがあり結婚も認められ
数日後の結婚パーティーの日。
会場には誰も現れず友人に
電話を掛けるが誰も応答なし・・・。
すると友人の1人から
着信が入り出ると
「祕十村に閉じ込められている!」
と連絡が入る。
その足で警察に行き捜索願を
出すが警察は全く信じてくれない・・
そこで拓哉は1人で祕十村に
向かう決断をする!
祕十村のネタバレと今後の展開は?
祕十村に向かうため家を出るよ
未希が玄関の外で待っていた。
未希をなだめ待っているように
説得するが未希は言うことを
聞いてくれない。
友人たちが心配なので仕方なく
未希も一緒に祕十村に向かう
ことになった・・・。
そして秘十村がある山に入ると
拓哉はあることに気づく。
普通山は動物達の呪詛の塊で
ないなんてことはありえないが
この山にはないことに・・・
そんなことを話していると山の
中腹に入りある程度
開けた場所に出た二人。
そこには大きな木の柱が立っており
拓哉が触ろうとするととてつもない
怨念の思念が拓哉に入ってきた!
驚いている拓哉の横では未希が
どんどん進んでいってしまう。
拓哉はそれ以上行ってはダメだ!
と言うが未希は進んでしまう。
慌てて追いかけ一旦引き返そうと
するが何かの結界に覆われその
場所から出ることが出来なくなった、
懸命に脱出を試みるが全く
結界は破れそうにない・・。
この柱は結界を作る柱
だったのだ・・・。
拓哉と未希の運命は!?
祕十村の読んでみた感想・評価
非常に良く出来ている
ホラーマンガだと思います。
私は基本的にホラーマンガは
苦手なのですが友人から勧められ
読んで驚きました。
現代においても言い伝えられている
言葉や数々の心霊現象などを
この漫画は取り入れております。
読んでいると知っている呪いなどが
出てきてそのどれもがとても恐く
恐怖感を増大させてくれます。
中でも私が一番怖かったのが
かごめの歌(?)ですね。
かーごーめかーごめ・・・から始まる
唄がありますよね。
これ打ち込んでいるだけで
私はとても怖いです。
昔何かの企画でこの歌の検証を
していました。
その内容を言うと私自身も
怖くなるのでいいませんが
納得がいく歌の内容です。
ただこの歌には様々な迷信が
あり怖いものもあれば楽しい解釈
もあります。
でもこの歌は前者の方が多いですね。
最後の“後ろの正面だーれ”と
言う言葉だけで何となく
怖いですよね。
その他にも様々な迷信などが
盛り込まれているマンガです。
怖いのですがとてもおもしろい
マンガでした。
祕十村はこんな方におすすめな作品!必見
ホラーマンガ好きと昔からの
言い伝えなどの歌が好きな方には
最高のマンガでしょう。
物語はじめはエロ描写もあり
「いいじゃないか」と思いながら
読んでいました。
でもまぁそんなことは続きません(笑)
呪いに関しての話が始まった
ことから様々なことが起こり
話が進んでいきます。
題名にもなっていますがある村を
舞台にしておりますが読んでいく
内に少し思うことがあります。
「これ私の近所の山の中にある
村の話では・・・」と。
これは本当に禁句なんです。
ここだから言えますが近所の人間や
隣の街に住む人間達は絶対にこの村の
話をすることはありません。
時々どこから聞きつけたのか
メディアの人間がやってきて
聴き漁ります。
でも絶対に口を開くことはありません。
私も書いているだけですし
詳しくは書いていないので
大丈夫だと思いますが怖いです。
とにかく村には数人の子供と
少しの大人しかいません。
これ以上はやめます(笑)
物語的には様々な展開が起き
とても楽しく読めるマンガです!!